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連休中、静かな一日が過ぎます。今夜焙煎なし

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昨夜の雨が上がったものの、朝から空は薄曇り。静かな午後が過ぎ、外はすっかり暗くなりました(右写真は午後撮影)。

午後7時すぎ、たばこを買いに自転車で出かけると、小雨がぱらぱらと落ちてきます。そして目に砂のようなものが時折入ってきます。
「灰だな」
そうです、桜島の灰でしょう。日の落ちた空を見ても桜島から灰が流れてきているかは確認できませんが、この目のチクチク感は灰です。
灰混じりの小雨―これがいちばんタチが悪いのです。洗濯物に染み付くわ、自動車の車体にこびり付くわ。いっそ、豪雨となって灰を流してくれたら、と思います。

店に戻り、NHKのローカルニュースをインターネットで見るとありました。
鹿児島地方気象台の観測によりますと、4日午後4時45分に桜島の昭和火口で噴火があり、噴煙が火口から2500mの高さに達しました。この噴火は1時間近く続き、上空の風は弱かったものの、やや多い量の火山灰が桜島や鹿児島市の市街地方向に飛来しました。また、午後5時58分にも昭和火口で噴火が観測され、気象台は降灰に注意するよう呼びかけています

連休中、店はずっーと静かです。妻にそう言うと、「今年もそうだったよ」。
夕方、海外からの留学生が来店してくださいました。とても積極的に話しかけてくださいます。達者な日本語はその成果でしょう。漢字・ひらがな・カタカナの成り立ち、「三国志」の英雄・関羽が神様として尊敬されていることなどなど、教えてもらいました。楽しい友人がまたひとり増えました。

昼すぎ、私が休憩中に妻がコーヒーの生豆2種類をハンドピックしておいてくれました。今夜は愛刀家Tさんが来られるとのことで、焙煎は予定していません。明晩焼きます。

昼間休憩中に、時代劇「暴れん坊将軍」の再放送を寝っ転がって観ました。
例によって、悪人を「成敗」しますが、上様直々に殺陣を演じるシーンでウソが出てきます。皆様ご注意ください。ウソというよりも演出なのですが、過剰演出はウソになります。
「棟打ち(峰打ち)」をしますが、刀は「反り」が付いていて、刃の方に力が加わっても強いように造られています。刃と逆の棟の方で打つと刃に亀裂(刃切)が入るか、折れてしまうといわれます。
上様はバッタバッタと悪人を棟打ちで倒してしまいますが、あくまでもフィクション。
もうひとつ。刀を抜いて棟打ちに構えるときにガチャッと音がしますね。あれはいけません。鍔が緩んでしまっている証拠です。仮にも将軍様の刀の鍔が緩むなどありえないこと。効果音とはいえ、ウソはいけません。
ほかの時代劇にもよく出てきます。こういうものだ、と誤った認識を持たれてはいけません。
時代考証は細部からしっかりしてほしいものです。
by gayacoffee | 2009-05-04 20:19 | 焙煎人日記 | Comments(0)

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