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あがるかと思ったらお昼に豪雨。焙煎は明日へ

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昨夜からの雨が続いています。
開店準備中には雲間から日が差してきた(右写真=当店前の道路が太陽に照らされている)ので、「ああ、天気は回復するなあ」と思っていたのですが、昼前からまた本降りとなり、正午を過ぎたころには豪雨に。一時は衛星で音をキャッチしている「有線放送」の音が途切れてしまいました。
20分ほど叩きつけるような激しい雨が降り、3月4日に当店で開催するハンドメードイベント「1day in Gayacoffee」の打ち合わせとコーヒー豆ご購入でちょうど来店しておられたHさんとFさんが雨宿り。雨の中、ありがとうございます。

これから天気は回復に向かう予報ですが、不安定さは残っており黒い雲がまだあります。
空は南西の風です。気温は高く午後1時現在、店内は20℃です。
JR指宿枕崎線は通常運行しているようで、列車が通り過ぎました。

日曜のこと。生豆の在庫をチェックしたところ、もう1袋あるつもり「ブラジルNo.2」が倉庫に見当たりません。焙煎機横の棚にはあと2回焙煎するぐらいしかケースに残っておらず、あわててその夜、生豆問屋さんへ注文のファクスを送りました。
「いつも急ぎで申し訳ありませんが、今回は特に大至急で…」などと苦しいお願い文も添付。
さきほど生豆問屋さんから電話があり、なんとか欠品を出さずに済みそうです。
コーヒー豆のないコーヒー店などしゃれになりません。
「ブラジル」は当店のいろいろなブレンドに混入している最重要豆だけに、あぶないところでした。
円すい型のドリッパーやフィルターもぽつぽつとお買い求めいただき、在庫がなくなってきました。こちらもそろそろ注文の連絡を入れなければ、お客様にご迷惑をおかけすることになりそうです。

今夜の焙煎は3種類を予定しています。

追記】=午後2時48分
ご案内を1件。
明後日の祝日「建国記念日」に、南さつま市大浦・笠沙で伝統行事「お伊勢講」が開かれます。
以前当ブログで、「お伊勢講」のことに触れたことがありますが、江戸末期に全国的に流行った「お伊勢参り」のための「講」が薩摩にも伝わって、現在でも行われているわけです。
江戸時代は、武家階層による抑圧的な社会で民衆には自由な楽しみがなかったと思いがちながら、村の神社へ豊作を祈願したり、秋に願成就の感謝と祝いをしたり、とそれなりの喜びのひと時があったのでしょう。薩摩では藩独特の“二重鎖国”という強圧的支配を取る中、実際に薩摩の民衆が伊勢神宮へ参拝したかは不明ですが、「講」自体が民衆の楽しみのひとつだったのかもしれません。

追記】=午後7時38分。
午後7時少し前に、小・中学の同級生Nくんが散歩の途中で寄ってくれました。
Nくん「この前の同窓会で(私が)店をやっていると聞いたよ。散歩していて、確かこの辺りだよなあと思って」
「久しぶりだねえ。同窓会は(欠席して)申し訳なかった」
Nくん「へえ~、豆も売ってんだ」
「豆屋だよね」
Nくん「今後ゆっくり来るから」
と、そんな話をしていると、同じく小・中学の同級生Mさん(旧姓)がドアを開けます。
Mさん「あら、Nくんも。へえ~、ちゃんとした店をやっているんだね」
ご来店のお客様もあり、立ち話をする時間もなく、2人の同級生と、散歩途中のNくんの奥さんにあいさつして失礼しました。
「職場」「子育て」に追われてきた私の年代の目が、50歳の節目を迎え少しずつ「地元」「ふるさと」に向いてきているようにも感じます。

追記】=午後7時50分
訃報です。
作家の立松和平さんが昨日午後、亡くなったそうです。
共同通信によると、多臓器不全のため東京都内の病院で死去。62歳。宇都宮市出身。葬儀は近親者のみで済ませ、後日、しのぶ会を開くとのこと。
立松さんといえば、往年の人気ニュース番組「ニュースステーション」で日本各地から方言なまりの朴訥とした語り口で人気がありました。代表作「遠雷」は20代のころ読み、都市化の波が押し寄せる農村の若者のいら立ち、エネルギーに共感を覚えた記憶があります。
環境保護活動にも力を注いでおられたようで、早い死が惜しまれます。

追記】=午後8時21分
夕方、昼食兼休憩時間に横になったら爆睡してしまい、今夜焼くつもりだったコーヒー豆のハンドピックをしないまま、この時刻になってしまいました。明日が定休日、という心の隙が出たというか、明日できることは明日に回せ、という私のぐうたらさゆえか。
ハンドピックは今夜済ましておくことにします。
人気の「ライト・マンデリン」の焙煎済み豆も少なくなりました。
追加して明日は4種類を焙煎します。

追記】=午後11時42分
閉店後に明日焙煎に備えてハンドピックする予定でしたが、つい、つい「Gaya通信」2月後半号の制作を始めてしまい、はっと気付くとこんな時刻に。いけませんね~。優先順位はハンドピックです。でも、次号「Gaya通信」が9割方できました。
これから急いでハンドピックに移ります。1時間以上はかかりそうです。

天気が回復するか、と思いきや、また本降りへ。遠くから雷の音が聞こえます。「遠雷」を書いた立松和平さんを追悼するかのように。
by gayacoffee | 2010-02-09 13:07 | 焙煎人日記 | Comments(0)

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