10月1日大幅値上げへの私の対応策「エコー」
2010年 09月 30日
10月1日は「たばこ大幅値上げ」の日です。明日に迫りました。
290円の「キャスター・マイルド」(タール5mg)が410円にまで上がります。
デフレの時代、こんな商品はほかにないでしょうね。
嫌煙派・アメリカ的健康偏執派の方々はさぞお喜びのことでしょう。
何度も当ブログに書きますが、がんはたばこだけが原因ではありません。むしろ社会が与える強いストレスと自動車の排気ガスが主因でしょう。それをごまかさんがために欧米大財閥を背景にした一派が「嫌煙権」という「正義」を盾に運動を展開、ついに10月1日の大幅値上げを迎えることとなった、と私はみています。もちろん、たばこが嫌いな方の前で吸ってもいいなどと主張するつもりはありません。たばこを吸う自由をください、と望むだけです。家族など周囲に喫煙者が誰もいないのに、不幸にもがんで亡くなる方もおられます。一体真実はどこに?
ともあれ、たばこはスケープゴートとしてやり玉に挙げられているわけです。
値上げで止めるほど私はヤワではありません。といって、お小遣いの懐具合もさびしい-。両方を解決する方法はひとつ。安いたばこを吸うことです。
すでに私はもっぱら「エコー」を吸っています。
タール量は15mg、とこれまで主に吸ってきた「キャスター・マイルド」の3倍! ひと口吸った途端にガツンとこたえるヘビーなオヤジたばこです。甘さもなく香りもなく、ただし価格は1箱180円で、値上げ後も240円です。
聞くところによると、段ボールで何万円分も買いだめする人がいるとか。
坂之上の某たばこ屋さんが、駆け込み買いを予想していつもより多めにたばこを仕入れた割に反応が鈍く、抱えた在庫に困っている、と当店に来られる方から聞きました。来店された方はそのたばこ屋さんが不憫になり、お付き合いもあって、1カートン(10個入り)買われたそうです。
「お小遣いがたくさんあるわけでもないので何カートンも買えないけど、とりあえずの10個ぐらいは買っていいかな、と思ってね。買い込むとつい吸い過ぎるし…」
私もその方に頼んで、在庫に悩むたばこ屋さんから「エコー」を1カートン買いました。
それが右上の写真です。
値上げすればたばこの量が減るとお考えかもしれませんが、安いたばこに走ってタール量を逆に増やしてしまう私のような者もいるのです。えっ? バカ者?
健康のためにいっそ止めれば、などと言われても、好きなものは仕方ありません。
好きなものを我慢してなにが人生の楽しみでしょうや。
「人生五十年~」
信長ではありませんが、私はその50歳を超えました。江戸時代なら立派に隠居していい年齢です。下の子を学校に出し終え、親より先に死ななければそれでいい、そう思う日々です。
やめたら税収がおちてさらに赤字が進むだろうと言われて納得なさいました。寝ているときも夢の中で吸っているとか、目が覚めるのもたばこを吸いたくなるからだそうです。ここまで言われると、感心してしまいました。昨日の他愛のない会話から・・・・・・
私も十数年前に一度たばこを止めたことがあります。ぜんそくが出て吸えなくなり、5年ほど止めていました。ある晩、たばこを吸う夢を見ました。「あっ、しまった」と目が覚めるのです。「ああ、夢か」とほっとしてまた寝るのです。それが3夜続き、禁煙ストレスがたまっていると気付いて、喫煙を復活しました。