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さすがに静かな13日。朝3種類を焙煎しました

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8月13日土曜。さすがにお盆が始まるというわけで、当店はとても静かな午後です。
妻は「来年から(お盆を)夏休みにすれば」と言いますが、かたくなで頑迷固陋、融通のきかない私は「水曜定休」にこだわっています(この場合の「こだわり」は正しい使い方)。
さきほど食材や雑貨類を買いに近所のスーパーへ原付スクーターでひと走り回ってきましたが、個人商店の多くは「臨時休業」の看板や貼り紙をしておられるようです。株式会社にしている中堅スーパー以上の“商店”は年中無休です。両極に分かれますね。
当店の場合は、「水曜定休」ですらお客様が迷われ定休日に来店されることもまだまだ続いています。
とにかく「水曜定休」に徹すること、やむなく臨時休業する場合は1カ月前にブログと店内貼り紙、そしてコーヒーかわら版「Gaya通信」で告知しよう、と私は決めています。頑として。突然の休みをとるのは縁起でもないことながら身内に不幸があるときだけ、と思っていますし、お盆や正月に休むときもあらかじめ早めに告知をしておかなければ気がすみません。
なぜか。
当店が店内飲食のみの店であれば、ここまで定休日に固執しないでしょう。飲む食べるという店は坂之上にもたくさんあります。特に当店は食べるのが目的の店でもないので、お食事目的の方は専門店に行かれるのをお勧めします。
当店は“コーヒーが店内で飲める”自家焙煎コーヒー豆店です。
私自身コーヒーを愛する者として、朝あるいは夜になってコーヒー豆(粉)がなくなっていることに気付いたときのショックを容易に想像できます。「あっ、コーヒーがきれている…」と。
「仕方がない。どこかにインスタントがあったはず」と戸棚を探すか、それともコーヒー豆を買いに出るか…。
当店にお越しいただくお客様のほとんどは、わざわざ豆を買いにきてくださるお客様です。そしてほとんどが常連のお客様です。来てみると「臨時休業」の貼り紙…ではいかがなものか。これまた、容易に想像できるのが大いなる落胆でしょう。大げさではありません。コーヒーファンとはそういうもの。
「いつものコーヒーを飲めないじゃないか…」と。
コーヒー愛好家のひとりとして、私はそんなことはしたくありません。
ゆえに、「臨時休業」もせめて1カ月前に予告しますし、「定休日」にもこだわるのです。
ただ、年をとっていって体力がなくなったときに週1回の定休日だけで店を続けられるかの自信はありません。そのときがくれば、それこそ1年ほど前からお客様に告知してご了解を得ようと、いまのうちから考えています。

大粒の雨がさきほど、午後1時45分ごろ降りました。店先のタイルに雨跡(右上写真)。
スーパーで買い物をし戻ってくるときに、空に真っ黒な雲が浮かんでいるのが見えました(上写真=当店前から北方向を撮影。午後1時20分ごろ)。黒い雲の正体は大きな入道雲です。上空へぐんと昇っています。その雲が去ると再び青空が現れ、いままたカ~ッと日が照りつけています。
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店の入り口には、自然に生えてきたサルスベリが白い花をつけ始めました(左写真)。

朝、予定より1時間遅れで起床したもののどうしても焼くべきコーヒー豆があったため大急ぎで焙煎しました。
●メキシコAL(深煎り)
●ペルー・モンテアルトJASオーガニック=インカの香り(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(中深煎り)

なんと、今朝も「マンデリン・トバコ」を焼き忘れました。今夜焙煎します。

追記】=午後6時26分
青空に大きな雲がぽつんぽつんと浮かんでいます。雲の白さが少し黄色みを帯びてきました。間もなく夕暮れですね。アブラゼミの鳴き声が遠くから聞こえてきます。

午後3時ごろから、店を妻に任せて私は“大休憩”をとりました。3時間の爆睡です。
鹿児島国際大学内のカフェは、「森のガヤカフェ」(7号館前)が8日から夏の休みに入り、「図書館ガヤカフェ」がきょうから15日まで休業。そのため妻が自宅にいます。
昼に休みがとれると、夜へのエネルギーを蓄電できます。どこか出掛けようという気にはなかなかなれません。日中はとにかく眠いのがうつ人の常。
昼間に寝ると夜の倍以上、休んだ気になります。頭がすっきりとしています。
日ごろも、夕方に1時間ほど横になっているのですが、夜眠れないため慢性的な睡眠不足です。それを補うための夕方の睡眠になっています。
3時間も昼寝すると、夢もたくさんみました。そのほとんどは目が覚めて間もなく、雪が解けていくように頭から消えますが、印象に残るほどの夢は記憶にあります。
私の夢はみみっちいのが特徴です。
きょうも実に、現実を反映してみみっちい夢でした。
覚えている2本をご紹介。
①店の支払いをするため銀行の通帳をみると思っていたよりも多めに入っていました。「ああ、良かった」とほっとしました
②テレビで新しい韓流ドラマが始まるとの予告で、テレビの前にいると前の時間帯に「冬ソナ」の再放送。あれっと思っていると、部屋のドアからチェ・ジウさんが現れました。しかも2人。で、なぜかクイズとなり、「どちらが本物でしょう」と…

このうち①は、昨日「15日支払」の準備を済ませたことが反映されたもの。夢の中で記帳されていた額と現実の額の差を、いま調べてみると「50万円」でした。あ~、私のストレスは50万円なのですね。我ながらちまちまとした器量だなと実感しました。
②のチェ・ジウさん登場には驚きました。しかも2人、というファンとしてはうれしい夢。スタッフTさんから借りっぱなしのDVD「冬のソナタ」が自室のテーブルの上にあって、寝る前にパッケージを観たから夢に現れたのでしょうか。
ほかにも店が出てきたり、弱猫「コトラ」が出てきたり、薄っすらと頭に残っているものの、せめて夢の中ぐらい世界一周なり大冒険なりしたいもの。

追記】=午後6時35分
静かなまま空が日に染まっていきます。
店は、お客様がいらっしゃるから開けるのではなく、開いているから来店されるもの。ばたばたの日もあれば、きょうのようにお盆の入りで静かな日もあります。それでもコーヒー豆のご購入でご来店くださった方がぽつりぽつりとおられ、そのお客様にとって当店の存在は「開いているか、閉まっているか」、あるいは「コーヒー豆を買えたか、買えなかったか」の2つにひとつ。古いCMながら「開いてて良かった!」というわけで、当店から言うと「開けておいて良かった!」です。
店は開けること自体に意味があるという気がします。

追記】=午後9時3分
閉店しました。コーヒー焙煎は明朝行うことにし、閉店後の掃除に入ります。

今朝の南日本新聞に、「ビッグツー宇宿店」が来月30日で閉店する、との記事がありました。ディスカウントスーパーの先駆けとし約30年にわたり鹿児島市で営業してきたものの、近年の大型商業施設などの出店や同店の老朽化で閉店を決めたとのこと。跡地には別の商業施設が進出する予定とのこと。
娘がまだ幼いころには家族でよく訪れていましたが、最近はとんとご無沙汰していました。時代の変化ながら、同店にはお世話になりました。

追記】=午後9時56分
閉店後の掃除、食器洗いを済ませました。
これから近所のコンビニへひと走りし、コーヒーかわら版「Gaya通信」8月号を追加コピーしてきます。月初めにコピーした分がすべてはけたからです。ありがたいことです。

昼間爆睡し頭がすっきりしたつもりでいましたが、仕事を終えてみるとまだ体が重いですね。なにせこの暑さです。
by gayacoffee | 2011-08-13 14:28 | 焙煎人日記 | Comments(0)

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