人気ブログランキング | 話題のタグを見る

朝から雨の坂之上。2種類を焙煎し開店へ

朝から雨の坂之上。2種類を焙煎し開店へ_e0130185_10184362.jpg

ついさきほど、JR指宿枕崎線・観光特急「指宿のたまて箱」(愛称・いぶたま)が店の前を指宿方向へ通り過ぎていきました(上写真=午前10時7分ごろ、店内から撮影)。鹿児島市は雨です。

予定よりも1時間遅く目覚め、「あた~」とつい口からこぼれつつも、うだうだしている間もなく、まずはシャワー5分、居間のテーブルに置いてあったそぼろ丼をかきこんで3分、急いで店へ出ました。コーヒー豆の焙煎のためです。時計を見ると午前9時。いつもなら、焙煎をそろそろ終える時刻です。
2種類を焼きました。釜を温めたたりしている間にイス・テーブルを拭いて効率よく開店準備も進めます。
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●インドネシア・ロブスタ(深煎り)

午前10時前に焙煎が終わり、ほっとひと息ついたちょうどそのとき、「いぶたま」が通過していきました。
「きょうも元気だな、いぶたま」
いつものように語りかけます。雨でも乗客の姿があります。

さ、開店準備の続きです。

追記】=午後2時3分
朝から雨の坂之上。2種類を焙煎し開店へ_e0130185_13385333.jpg
午後1時半すぎ、「いぶたま」上り列車が当店の前を通っていきました(左写真)。どんよりとした空です。時折強い風が吹きます。開店のころまで降っていた雨はいま止んでいますが、インターネットで雲の動きの予想をみると、これから再び雨となるようです。
静かな午後です。

インターネットのオークションで、刀の時代物の柄が昨夜出ていました。安ければ欲しいな、と思っていましたが、夕方の時点で私の手持ちの小遣い額を超えたのであきらめていたところ、落札額は小遣い額を250円超しただけでした。「あらま、残念」と思いつつ、「お気に入り」に入れていたオークションのデータをもう一度見ると、縁の長さが28mmほどで、やや細めだったことに気付きました。29mm以上は欲しいところだけに、入札しなくて正解だったようです。縁頭も銅製の素朴なデザインで、しかも目貫付きなので、もし本歌であればかなりお買い得ではありました。
ま、オークションの品は実物を手にとって確認できない分、注意しないといけません。

また強い風が吹き始めました。

昨夜は不思議なことがありました。
焙煎の後、仕事を2つしているうちに日付が変わり、午前2時ごろに日課のストレッチと素振りなどをしたわけですが、肩がいつもより柔らかいことに気付きました。肩だけでなく、股関節も腰も若干ながらいつもより曲がるのです。もともと体が硬い私なので、柔らかくなったといっても大したことはありません。それでも「おっ、きょうはよく曲がるなあ」とひとり夜中に悦に入ってしまいました。
理由が分かりません。なぜだろう、と運動しながらそのわけをあれこれ頭に浮かべて思い至ったのが、積み残していた仕事をほぼ終えたため体の緊張が少し溶けたのではないか、ということです。
カテゴリ「居合道・日本刀」で書いたように、歯をくいしばる、息を止めるだけでも体は緊張します。仕事のちょっとしたストレスが影響しないわけがありません。
勝手な自分なりの想像ですが、ほっとする時間の大切さを感じました。
ここで、コーヒーの話ですね。
心のリラックスにはぜひコーヒーを1杯。

きょうは「15日支払」の手続きも終え、さらにほっとしています。

あっ、雨が降ってきました。土砂降りです。

追記】=午後3時17分
朝から雨の坂之上。2種類を焙煎し開店へ_e0130185_154714.jpg
強い南風で雨粒が窓をたたきます。ひどい雨となりました。空は黒い雲におおわれ、店内は夕方のようです(右写真)。窓から、店の前の市道を見ると、行き交う車が道路にたまった水を跳ね飛ばしていきます(右下写真)。さきほどまで静かに流れていた有線放送(実際は衛星アンテナで受信)が、厚い雲に電波がさえぎられ、途切れ途切れに。
その衛星を使った“有線放送”ですが、不便かというとそうでもありません。土砂降りをあらかじめ教えてくれるという使い道があるからです。小雨でも、有線放送が途切れたら大雨になる兆し、というわけです。
ま、よほどの大雨でない限り受信できますが…。
ほら、音楽が店内に戻ってきました。
朝から雨の坂之上。2種類を焙煎し開店へ_e0130185_15153789.jpg
外では今度は雷です。地響きのような音が聞こえてきます。
ゴトッ、ゴト、ゴト。店の壁になにか当たる物音が。外に出ると高さ1・2mほどの鉢植えの木が風にあおられ倒れていました。

そんな中、常連のお客様がコーヒー豆を買いにきてくださいました。ありがとうございます。

JR指宿枕崎線は通常通り運行しています。

追記】=午後7時19分
朝から雨の坂之上。2種類を焙煎し開店へ_e0130185_19155997.jpg
当店恒例のジャズピアノ生演奏が始まりました。
軽やかにスタンダードジャズナンバーの「いつか王子様が」をいま、ピアニスト新屋満規さん(左写真)が弾いています。
この荒天でお客様がいらっしゃるか、と思っていたところ、早めの時間から音楽を専攻している学生さんグループが来店してくれています。ありがとうございます。

追記】=午後10時36分
新屋さんのジャズピアノ生演奏は第2部に入り、客席のリクエストに応えて童謡やポップスなどのジャズアレンジを聴かせてくださっています。学生さんの2人連れも見えられました。ありがとうございます。

休憩時間に、先日の「ゴスペル・フェスティバル」の話になりました。
新屋さんが「ガヤガヤクワイヤ」の指導兼伴奏をしてくださっているのです。練習会場の当店とフェスティバルの大舞台では自分の声が聞こえないくらい違っていた、と妻が語ると、当日聴きにきてくださっていたお客様が「いや、いや。なかなか良かったですよ」とおっしゃってくださいました。
朝から雨の坂之上。2種類を焙煎し開店へ_e0130185_20345369.jpg
いま、ちょっと外に出てみると雨は止んで、ちょうど月の当たりの雲が薄くなって、ぼんやりと顔を出しています(右写真)。
今夜は突風のおそれがある、との臨時気象情報が出ています。
by gayacoffee | 2011-10-14 10:28 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee