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もわーっとした晴天でやや冷たい木曜です

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もやーっとした晴天です。気温はやや低め。日の差すところはほかほかですが、日陰はひんやりとしています。西寄りの風が少し出ています。

朝の焙煎を終えてから、食材の買い出しでスーパーへ、そして「15日支払」のため銀行へ原付スクーターで回ってきました。途中、坂之上4丁目の道路脇に、冬というのに下がったままのヘチマを見付けました(上写真)。11月までの暖かい秋のせいでしょうか。
12月に入って1週間ごとに寒波がやってきます。ようやく冬めいてきました。駅前にないのにその名の付いた「坂之上駅前公園」のモミジがようやく赤くなりつつあります。慈眼寺公園は紅葉が盛りでしょうか、すでに過ぎてしまったでしょうか。きのうの定休日に写真を撮りたかったのですが、外出しませんでした。
鹿児島市はあすから再び冷え込んでくるとの予報で、土曜は最高気温11℃、最低気温1℃、日曜は最高気温13℃、最低気温2℃と真冬の寒さとなる見込み。この寒波は厳しそうです。

今朝のコーヒー焙煎は2種類。急ぎの分だけを焼きました。
●コロンビア・スプレモ(中深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)

午前中、店内飲食、コーヒー豆ご購入のお客様が続いて来店され、少しばたばた。その後は静かな木曜です。

昨夜は頭痛のため早めに布団に入りました。多忙な日々の中、突然にゆっくりし過ぎると頭痛が起きる、とは五木寛之さんの「知の休日」という本にもあり、「あの大作家にしてそうか」と変に安堵したことがあります。
大体、休日にあれこれとやるべきことを組むのがいけませんね。それにとらわれ、できないとまたそれにとらわれる。悪循環です。物事にとらわれることが心身を停止させます。

常連Kさんとよく話すことがあります。
「Tくんのような性格がうらやましい」と。
Tくんとは元同僚の彼です。約束をしても1時間遅れは当たり前、すっぽかしもあります。携帯電話に連絡を入れてもほとんどつながらず返事は2日ほどしてから。なにかトラブルがあって頭を抱えていても一晩寝ると「仕方がないですよ」と開き直る。根っからの「なんとかなるさ」タイプです。
Kさんも私も、もともとが仕事人間で完璧主義です。自分が満足できる仕事を求めるタイプです。予定をたて、変更があれば関係者に連絡を怠らず、偏執なほどきっちりとした仕事をしたがりそれ自体で満足します。
仕事をしていく上で、必要な連絡などを怠る人間を「許せない」と憎悪すらします。
ゆえにTくんタイプとは一緒に仕事をしたくありません。
にもかかわらず、Tくんの性格がうらやましく思うのです。矛盾していますが、これが正直な感情です。
なぜか。彼と話をしていると「なんとかなるか」という気分になってリラックスできるのです。平気で遅刻してもTくんは許せる。もちろん一緒に仕事をしていないからでしょうが。
「おおっ、1時間以内に来たね~」などと冗談を言える余裕すらこちらにも生まれるのです。
Kさんも同じだと言います。
おそらくKさんも「物事にとらわれる」タイプなのでしょう。一方、Tくんはこだわりがない。電話の打ち返しがないことを責めても「いや~、マナーモードにしてバッグの中に入れているもんですから気付かなくって。夜見たら着信があったなあと思ったんですけど、夜中でしたし」「翌朝はいろいろ忙しくって…へへへへ。忘れてしまいました」。責める気にもならなくなり、Tくんの性格をそのまま認めることにしました。
私はTくんに「釣りバカ日誌」のハマちゃんだなあと言うと、「そうか。じゃあみち子さんみたいなすてきな奥さんがそのうち見付かるかもしれませんね」と切り返します。ん~、どうも、この波長がいいのでしょう。
雑学に長け、結構広い分野の会話ができる上、前に勤めていた会社のことなど「あんなクソ会社、反吐が出ますよ」と自分のことはさておいてぼろくそ。そのくせ多分に自虐の気があって、このノーテンキさが実に小気味いいのです。
一種の「徳」ではないか、と考えます。

追記】=午後9時23分
閉店しました。
風がさらに冷えてきました。午後9時15分現在、鹿児島市坂之上では9℃です。
静かな夜でした。

夕方、取引先で郵便局からの振り込み分の支払いを済ませてきました。原付スクーターでひと走り、郵便局に着いてバッグを開けると肝心のお金がありません。銀行からその分のお金を引き出さず、そのまま郵便局へ来てしまいました。銀行へ走って、再び郵便局へ。
きょうは年金の支払日だったようで、午前中の銀行はご高齢の方がいっぱいでした。思えばぶっそうですね。
悪漢が、年金を引き出したご高齢の方を狙おうと思えばこの日に集中できるわけです。
そんなことは考えたくないものの、「オレオレ詐欺」も年金狙いが多いと聞きますし、どんな街にも不届き者は住んでいます。せめて銀行、郵便局は「威嚇」の意味でも、この日だけは建物の出入り口に行員・職員を配置するぐらい、してほしいかな、と思いました。
現金を運ぶ警備会社の車が銀行に着くと行員が木刀を持って待機する姿を目にします。実戦ではどうか、不明ながらも、あれだけでも「威嚇」にはなるでしょう。実際は、悪漢が行員を狙った場合、生命優先でお金を渡すようなマニュアルになっていると聞いたことがあります。確かにその方が賢明です。
当店も、真夜中まで店にひとりで仕事をすることが多く、もし悪漢が侵入してきたときのことを想定しています。そもそも大金を店、自宅に置かないことが第一です。面倒でもこまめに銀行に預けるようにしています。原付スクーターが活躍します。
次に「防衛力」の配備です。専守防衛を原則とし、狭い室内戦を想定した木刀など配備、動線を考慮します。目つぶしなども導入を検討したいところながら、効果が不明です。長くキャッチボールもしていないのでコントロールに問題が残るからです。
逃げることも防御の有効な方法です。身を伏せそらして悪漢の持つ武器から身を守りつつ、安全な間合いを確保するための避難訓練も欠かせません。
その前に、「戦わずして勝つ」の戦略から、閉店後の居合稽古を店で行うことです。真剣で稽古することで、下見をする不届き者をけん制します。

被害妄想?
いえいえ、大阪では汚物を他人の顔に塗って逃走するバカ者もいますし、刃物で女性に切りつける卑劣者が東北にも現れました。
不届き者は決まって、女性やお年寄り、子供という自分でも勝てそうな相手を選ぶのです。

話が飛躍します。以前もブログに書きました。
文部科学省に言いたい。義務教育の中で、護身術を生徒に教科として教えるべき、と。特に女性に、です。
中学・高校で6年間もやってほとんど会話できないレベルの形骸化した英語教育など税金をどぶに捨てるも同然です。等しく教育の機会を、とある義務教育はおのずと型にはまりやすいものの、小学から中学までの9年をどう生きるか、は人の生き方を変えます。使える・生かせる教育と教養としての教育を明確化しないと、一部の学業優良生を除き、学校はただの子供預かり所になりかねません。学級崩壊などとんでもないこと。崩壊したら一度解体するぐらい教育現場に勇気と活気がないことには、ゲーム機で脳細胞が受け身化されつつある日本の若者の将来はかなり厳しいといえます。
生きることは痛みであることも、親、そして教師は子供たちに伝えないといけません。
by gayacoffee | 2011-12-15 15:29 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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