人気ブログランキング | 話題のタグを見る

快晴の日曜は静か。午後からことし初の道場稽古

快晴の日曜は静か。午後からことし初の道場稽古_e0130185_1848936.jpg
快晴の日曜でした(左写真)。
日がさんさんと降り注ぎ穏やかな一日。こんな行楽日和だと当店は静かです。
静かな店内だったのにブログのアップが遅くなりました。お昼から日置市東市来にある居合道場に行ってきたからです。ことしになって初めての道場稽古でした。昨年12月の稽古からだと1カ月以上の間が空く、という久しぶりの稽古でした。
※右下写真は道場へ行く途中、伊集院の町中にあった半鐘(?)。オブジェのようでもあるが、鐘突きもちゃんとある。半鐘の屋根にも街路灯にも島津家の家紋「丸に十の字」があるのは戦国期に貴久の居城が伊集院に置かれたこと、さらに関ヶ原の戦いで家康本陣の目前を突破して満身創痍で戻った島津勢の心意気をいまに伝える「妙円寺詣り」の地、と島津本家(伊作家)ゆかりのため。ちなみに宣教師フランシスコ・ザビエルは伊集院の城で貴久に会っている
快晴の日曜は静か。午後からことし初の道場稽古_e0130185_18551548.jpg
稽古で先生にご指導いただいたポイントは次の通り。
・1本目「前」で抜き付けの際、右脚をさらに進めようとし流れてしまう → 腰で前に出るようにする
・斬り下ろしの途中で力を入れてしまう → 振りかぶりから素直に斬る
・抜き付けで横一文字に斬った右腕が右へと伸び切り流れる → 横一文字に抜き付ける際、柄を親指と人差し指の間に力を入れているためにそうなるわけで、正しくは小指と薬指を絞って斬る。腕が右へ流れてから伸び切ると対峙している敵を斬れないし、次の動作にも移りづらくなる
・6本目「受流」で斬り下ろす際、振りかぶりの柄の位置が高い → もう少し後頭部寄りへ
・7本目「介錯」で目付けが悪い → 斬る相手のいる場所をしっかりと見る
・9本目「月影」で相手を追い込んでいく際にどたばたと音がする → 足で前に出ようとしているから足音がする。腰で前に出る
快晴の日曜は静か。午後からことし初の道場稽古_e0130185_18542677.jpg
稽古終了前に「立膝の部」の2本目「虎一足」と3本目「稲妻」を教わりました。道場稽古をおろそかにしてきたため、新しい形の稽古は約2年ぶり。猛省し自主トレします。
午後3時~5時の2時間、みっちりと汗を流しました。慣用句のように新聞などで「汗を流した」と表現しますが、きょうの稽古は本当に汗が流れ、タオルで何度も額や手などを拭きました。
また、鹿児島県支部の教士8段N先生編集による「研修資料 無双直伝英信流居合道」という本をいただきました。作法・心得に始まり奥居合の業までを詳細に解説しておられる労作です。
※左上写真は居合道場のある東市来駅付近。国道3号沿い

いま店に戻ってきて、コーヒーかわら版「Gaya通信」2月号の制作や発送すべきコーヒー豆の準備などなどやるべき仕事が山積しつつもきょう道場へ行って良かった、と思っています。汗とともに何やらわだかまりのある気持ちも流せました。
先輩Kさんが「頭では分かっているつもりでやるとできないなあ」とおっしゃっておられましたが、私も頭で考えてやると力んだり躊躇したりしていけません。むしろなにも考えず体が先に動いたときに剣も延び体も動くような気がします。つまりは稽古、稽古、反省、そして稽古、と体が覚えるまで稽古するしかないのでしょう。

今朝も早めに起きて焙煎をしました。
●ブラジルNo.2(中深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
by gayacoffee | 2012-01-29 19:40 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee