ネット広告に差をつけられる新聞広告~電通発表
2012年 02月 25日
記事の中で注目されるのが、インターネット広告が前年比4・1%増と伸びている点で、ネット広告の総額8062億円は、テレビの1兆7237億円(前年比0・5%減)にはまだまだ及ばないものの、新聞の5990億円(同6・3%減)を大きく上回り、その差が拡大しているようです。
それにしてもテレビCM、特に昼間の時間帯はどうかならないものか、と個人的に感じます。民間テレビ局も経営のため止むを得ないと思いつつも、健康食品、美容食品、健康器具に保険会社、そしてパチンコ! 似たような商品が、同じような手法でだらだらと流れます。民放BS放送にいたっては、番組かと思っていると実はコマーシャルだったり。
疑問に思うのは、健康・美容食品に“利用者”が使って良かったなどとコメントをするシーンが何度も繰り返される場面で、端に小さく、「個人の感想で、効能・効果を述べてはいません」といった字幕がアリバイ的に表示される点。これは違法すれすれですよ。
「どう考えても、効果を言っているだろうよ~!」と短気な私はテレビに毒ついて、チャンネルをすぐさま替えます。
ただ、私は番組のほとんどを録画で観るため、テレビCMは早送りして、やたらと不安をあおり自社商品の安心・安全を主張する怪しげ(私の感想)に紳士面した社長や本部長、ときに医師や大学の先生といった面々を見なくても済みます。たまたまちらっと出てきた彼らにはひと言。
「そんな手口でだまされるか~?」