期間限定で「ホンジュラス」販売! 夜はジャズピアノ
2012年 05月 21日
期間限定コーヒー豆「ホンジュラスHG」がきょう登場しました(右写真)。店頭に並べるための密封ビンの説明書きを昨夜から準備、開店に間に合うよう豆を用意することができました。
すでにご案内の通り、中米産のコーヒー豆です。ホンジュラス共和国はグアテマラの東隣に位置し、1000m級の高地が国土を占める国だそうです。「ホンジュラス」という豆は肉厚です。元々は酸味が強い豆なのでしょうが、深煎りによりたっぷりと甘味が出てくれています。コクもあります。100g当たり通常400円、ポイントカード会員360円(税込)。店内で飲まれる場合は1杯400円(同)となります。
今朝の焙煎は3種類でした。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●ホンジュラスHG(深煎り)
「金環日食」の観察、昨夜からの桜島の灰の掃除など今朝はいつもより予定が入っていましたが、その分、私にしてはかなり早起きして備えました。起床午前6時15分。5時半に一度目が覚め、窓から空を眺めて、「あちゃー、曇りだなあ」。再び横になり、あやうく寝過ごすところでしたが、目覚まし時計を布団から遠いところに置いていたため、なんとか起きることができました。
厚い雲を見ながら、まずは灰流し。店の周りや車に雨でへばりついている灰をホースで水をかけて流します。乾いてくると灰は風に舞うため、木々、花壇などにも水をかけます。小1時間ほどかかり、ホースを仕舞い、デジカメを準備。午前7時、夜明けのような薄暗さに。肌寒い朝です。
ご近所のFさんが犬の散歩で店の前を通っていかれました。
Fさん「暗くなってきたわね。きょうは(日食が)見えそうにないね」
「食」の最大時刻、午前7時20分ごろにお隣のYさんが家から出てこられました。
Yさん「見えないな~。残念だね。死ぬまでのうちにもう『金環日食』を見ることはないだろうなあ」
私「私ももう無理でしょう」
そう言って大笑い。
雲を透かして、ほんの数秒でしたがかすかに日食が見えた瞬間、私はデジカメのシャッターを6回切り、「金環」ではなかったものの、なんとか鹿児島市坂之上での「日食」を撮影することができました(カテゴリ「鹿児島のご案内」参照)。
鹿児島市は日食どころじゃない、と別カテゴリで書きましたが、桜島の多量の降灰の影響でJR指宿枕崎線に運休・遅れなどが発生しています(左写真=午前に一旦運転再開したがその後に再びストップ)。
いま下り普通列車が当店前を通っていきました。
桜島は午後からも爆発、再び坂之上に灰を降らせました。
きょうは午後7時からジャズピアノ生演奏があります。お気軽にどうぞ。
【追記】=22日午前2時1分
ジャズピアノ生演奏は大変に盛況で、ほぼ満席となりました。ありがとうございました。
ピアニスト新屋満規さん(左写真)は今夜も趣向を凝らした演奏をしてくださいました。
閉店後、若者Sくんと話し込み、日付が変わりました。
閉店後の掃除、あす朝の焙煎準備をいま終えたところです。早起きして夜更かし、灰と日食の一日でした。
でも、こうした辛い経験が鹿児島の方の原体験のようにも思います。雪国の人の雪の辛さがあって、あの粘りを生むのと同じ意味があるように思います。桜島を誇らしく思うのも、どこか生活を通じたこうした影響があるからなんでしょうねえ。
そうですか、全国ニュースになりましたか。JR線が降灰で泊まるのは珍しいです。ポイントに灰がたまって切り替えが作動しなくなったとのこと。
やっかいな桜島なれど、やはり桜島のないふるさとは考えられませんね。