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快晴ながら、桜島上空の風向きに注意! 朝焙煎

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きょうも秋晴れのよい天気です(左写真=午前11時ごろ)。湿度も低く、気温は上がりそうですが、風がさらっとして気持ちがいいですね。
ただし問題がひとつ。桜島の噴煙の向きです。開店時に当店前から、桜島の方角を見ると、灰色の帯が大隅半島沿いに南へと流れているようです。しかし、地元紙・南日本新聞の天気予報欄やNHK鹿児島のデータ情報(?)で今後の桜島上空の風向きを確認すると、北東よりとなる予想。と、いうことは鹿児島市南部へ噴煙がやってくる可能性大です。
先を見越して、店の窓を閉め、きょうも冷房を入れています。

開店前に3種類のコーヒー豆を焼きました。
●グアテマラSHB(深煎り)
●マンデリン・トバコG1(深煎り)
●マンデリンG1=ライト・マンデリン(中深煎り)
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静かな午前です。
午後3時から、当店の奥のスペースで「書道教室」があります(右写真=店の入口に置いている告知)。午後3時~6時は奥が「貸し切り」となります。店内に喫煙スペースをご用意できます。ご了承ください。
夕方には、私は通院のため鹿児島中央駅近くへ出る予定です。

追記】=午後0時2分
ああ~、いい天気です。木漏れ日で、店のテーブルをまだらになっています。仕事をするのがもったいないほど。こんな時間は、ベランダか縁側に腰掛けて、ぼーっとしながらでも読めるミステリー小説を手に、パイプをふかし、コーヒーをちびちびと飲んで過ごしたいものです。
気持ちがゆったりしているのは天気もさることながら、いつも遅れ気味でハラハラしているコーヒーかわら版「Gaya通信」をゆうべのうちに作り終えたせいです。
きょう10月号を発行しました(左下写真)。
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表の面のメーン記事は「カフェインの基礎知識」。前号に続き、コーヒーについての雑学シリーズです。コーヒーのいちばんの特徴であるカフェインの良さをご紹介。
裏の面、「谷山散歩道」は鹿児島県内のあちこちに散在する「石敢当」(せっかんとう)。魔よけです。古いものばかりでなく、現代物も作られています。沖縄から南九州にかけて分布する「石敢当」のうち県内では502基が確認されているとのこと。

追記】=午後2時39分
きょう初めての店内飲食のお客様が、いまウイナーコーヒーをお召し上がり中です。午前中からぽつりぽつりと来店くださるのはコーヒー豆のお客様で、朝夕が涼しくなると豆をお買い上げの方が増えてきます。

きのう焙煎した「ブラジルNo.2(深煎り)」を遅ればせながらさきほど試飲しました。
深煎りといっても当店は「フレンチロースト」か、豆によっては「フルシティーロースト」で、真っ黒な「イタリアンロースト」ではありません。豆の表面に油がジワッとにじんできたあたりで煎り止めます。
試し飲みした「ブラジル」のなんとも甘いこと。「おお~」と思わずうなりました。自画自賛と言われようが、自分好みの味に香りで、自己満足です。深煎りブラジルがのどに流れていくときに、ふっとコーヒーの香りが鼻に逆流する瞬間がいいですね。

「書道教室」の“生徒”さんがぽつぽつとおみえになりました。

追記】=午後8時45分
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夕方、うつ治療のための通院で鹿児島中央駅までJR指宿枕崎線を往復してきました。鹿児島も、日暮れどきともなると主要駅や列車内は混みます。人ごみの苦手な私は、治療で出掛けてどっと疲れて帰ってきました。
早速、処方してもらった精神安定剤「セデコパン」(0・5mg)を1錠服用。
億劫な通院ですが、繁華街との唯一の結びつきであり、情報を取ってくる機会でもあります。心療内科クリニックを1時間待ちで後にして、駅ビル・アミュプラザ内の紀伊国屋書店へ寄りました。30分ほど店内をぶらついて買う気になる雑誌に出合えませんでしたが、レジ近くに置いてある「ちくま」(筑摩書房)10月号と「星星峡」(幻冬舎)10月号をもらってきました(右上写真)。
「ちくま」の16ページに興味ある文章がありました。「あのとき官邸でなにが起こっていたのか」で、著者は斎藤美奈子さん。
あのとき、とはもちろん東日本大震災、そして東京電力福島第一原発事故のことです。事故調査報告書がいろいろ発表される中で、事故は「明らかに人災」と厳しく、政府、規制当局、東電を批判するものが多かったことは記憶に新しいところですが、斎藤さんは「官邸の100時間―検証 福島原発事故」(岩波書店)、「原発危機 官邸からの証言」(ちくま新書)、「証言 細野豪志―『原発危機500日』の真実に鳥越俊太郎が迫る」(講談者)の3冊を挙げて、あのとき官邸、関係省庁、東電でなにがあり、なにがやり取りされたのかを紹介しています。興味深いのが、マスコミに散々叩かれた当時の総理・菅さんの動きです。3冊とも官邸側の証言ゆえ、その分を差し引くとしても、「官邸の『過剰な介入』がなければ日本は崩壊していた」(「原発危機」帯より)と。政府と保安院、東電がそれぞれ記者会見を行いながら、裏でまったく情報の共有がなく、「最大のピンチは、一五日未明の出来事だった。前日、東電の清水正孝社長は政府中枢部の何人かに電話をし続けていた。訴えの内容は『現場から撤退したい』。撤退とはすなわち責任放棄、敵前逃亡。コントロールできなくなった原発が放置されることを意味する。現場の人的被害が出ることを恐れた官邸内の全員が『撤退もやむなしか』のムードに傾きかけていたとき、『撤退なんてあり得ないだろう』といいきったのが菅だった」などなど。
もう一度書きますが、官邸側人々への取材で書かれた本ゆえに、その分を差し引くにしても、おおむねこのあたりは3冊とも一致しているようです。
私は、このへんに疑問をずっと持っていましたし、いまでも持っています。菅さんが不必要な「介入」をしたがゆえに現場が混乱したのか、どうか、と。別に菅さん支持者でも、民主党支持者でも私はありませんが、一国の首相の言動が捻じ曲げられて“歴史”に記されるのはよくありません。そして、これからの復興活動を含めた、事故総括のためにも“事実”を知りたいのです。
参考にしたい「ちくま」の一文でした。勝手に引用しました。
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紀伊国屋書店を出て、鹿児島中央郵便局前のたばこ専門店へ。パイプたばこを求めました。今回、「マクバレン バージニアNo.1」(左写真)です。バージニア葉オンリーで、芳香もごくわずかながら甘味が魅力とのことで、以前から試してみたいと思っていました。価格も1200円(50g入り)、とお手頃。
今夜がとても楽しみです。
Commented by 常連のNです at 2012-10-02 20:51 x
 こちらにある東京のバッハで修行した人が開いたお店(本店は大阪市の福島区、支店が梅田の阪急三番街地下2階)に先日行きましたが、豆の焙煎の違いを深煎り、中深煎り、中煎り、浅煎りと4段階にしていました。このお店のブレンドを飲みましたが、中深煎りで、なかなか美味しかったです。こちらのお店も、ハンドピックを念入りにされているようです。水洗いはしていないようですが。
 店員さん、全員が「コーヒーマイスター」だそうです。大阪に来られた際は、寄ってみられるのもいいかもしれません。
Commented by gayacoffee at 2012-10-02 20:55
常連のNさん、ありがとうございます。
大阪に行くときはぜひ寄ってみたいと思います。梅田あたりは少し分かるので私にも立ち寄りしやすそうです。その際は、事前にNさんに店名や詳しい場所などうかがうことにします。
Commented by 常連のNです at 2012-10-02 23:41 x

 さきほどのお店は、ここです。

 http://bahnhof.jp/shop.html

 もし、こちらに来られる時は、ご連絡ください。
by gayacoffee | 2012-10-02 11:46 | 焙煎人日記 | Comments(3)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee