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2012年 10月 30日
新聞の報道内容には余り信頼しないほうですが、いちおう、次のような語句が並んでいました。
文化勲章の受章に際して
山中伸弥教授
精子や卵子を作ること、動物の体内で人間の臓器を作ることが夢物語でなくなってきた。これには反対意見もあり議論を深める必要がある
私の知識が古いのかもしれないけど、子孫を残すためのセックスは認め、快楽のためのセックスは認めず、堕胎を認めない宗教の総本山(の男色集団)と信者は、「精子や卵子を作ること」に対してどのような見解を示すのであろうか。
ノーベル(Nobel)財団の判断は、ノーベル(novel:新規)すぎて、我らノーブル(noble:高貴)の者には分かりませ~ん、とでも仰いますか?
オスがやたらといっぱい種をばらまきたくて、一方でメスは“優秀”なオスの種を受け入れたいというのが本能なのか、どうか。性欲とは不思議な欲望です。
さて、細胞や遺伝子を人間自身が操るようになると、本能的なものと離れてしまうわけです。生きようとする本能、健康でありたいとする欲望は始皇帝もそうですし、古代の宗教も「再生」を願ってきました。ミイラしかり。それが現実のものとなると、思想の再構築が必要ですよね。