桜島の火山灰よけ用の透明傘~元同僚Uくん寄贈
2015年 05月 04日
元同僚Uくんがきのう、鹿児島県の南さつま市川辺にあるホームセンター「A・Z」で買ってきてくれたのが、写真のこれ。おかっぱ頭状の透明傘です。火山灰よけ用に傘だそうで、傘のカーブが大きくなっています。丁寧なのか、桜島のイラスト入り(右写真)。傘を差す人の肩どころか胸まですっぽりおおってくれそうなサイズです。
雨よけにも使えそうですが、店頭では降灰用とあったそうです。開閉は手動式です。なぜか傘を束ねる紐がなく、収納用の付属袋があります。実際に使えるかは、灰が降っているときに差してみないとなんとも言えません。付属袋の役割も、実際使ってみてその意味が分かるかもしれません。
でも、この傘を差すにはちょっと度胸が要るでしょう。かなり目立ちそう。矛盾した表現ですがでかい“ちびまるこちゃん”が歩いているように見えるかも。
なんとAmazonで売っています。「長傘 桜島ファイヤー キャップ型 火山灰よけ ビニール傘」で出ます。1500円となっています。さすがAmazonと言うべきか。
ちなみに、Uくんは当店にこの傘を置いていきました。「キープというわけかな?」と尋ねると、「私は使いませんから、店でどうぞ」とのこと。寄贈品です。ま、いつドカ灰が坂之上にやってくるやも分かりません。備えあれば憂いなしです。
そうだったら、ほとんど売れないと思いますが。(笑)
本当にドカ灰が降ったら、傘をさしても、大した効果が期待できないように
感じるのですが。
1500円は定価というか、通常価格なんだと思います。Uくんの話では1000円切っていたような話でした。アイデア商品のようで、さてさてといった感じですね。この傘を差している人を見たことがありません。こんな傘があることも知りませんでした。
降灰のときは、Nさんはご存知の通り、雨のように降るのではなく、ひどいときは砂嵐、軽くてもほこりまみれの工事現場に紛れ込んだような状態ですから、傘を差してどの程度、防御策になるか疑問ですよね。それよりも花粉症対策のめがね(ゴーグル)と高性能のマスクをすべきです。灰をかぶると髪の毛がばさばさになるので、鹿児島では帽子が流行りそうながらあまりかぶる人はいませんよね。これは不思議です。
そうでしたか、500円ほどでしたか。安売りのホームセンターとはいえ、かなり安くで売っていますね。
降灰用というよりも、このカーブも大きさ、傘の深さから、梅雨時期の豪雨時に効果を発揮するのではないかと想像します。ただ、おかっぱ頭の顔の部分に当たる切れ込みというか、開いた部分がどうも不要に思えます。透明傘なのだから、こういうデザインにわざわざする必要があったのか、どうか。ま、意匠をこらした人はちゃんとした理由を持ってのことでしょうが。