高架化されたJR指宿枕崎線の慈眼寺―谷山、車窓から
2016年 04月 13日
▲JR指宿枕崎線の上り列車で坂之上駅を発車、坂之上踏切を過ぎるとすぐに台地の縁を半円を描きながら標高差約40mを下っていく。慈眼寺公園付近から高架線に入る。写真左に工事中使われてきた仮線レールが残っている
先月26日から高架化されたJR指宿枕崎線・慈眼寺―谷山駅を車窓からの写真でご案内します。きのう4月12日に乗車、撮影しました。
▼慈眼寺駅が近づく。指宿枕崎線は単線で非電化路線。駅舎は高架となり、島式のホームに変わった
▼慈眼寺駅ホームの様子。明るい構内。新幹線のホームのよう
▼慈眼寺駅のホームから、北西に見えるのが谷山本城。高架駅舎となって、眺望がきくようになった。ただの山に見えるが、中世に一帯を治めた谷山氏の居城跡で、空堀や土塁、曲輪などがよく残っている(下り列車から撮影)
▼慈眼寺駅から谷山駅へ向う高架線路。新幹線と同じ長いレールを使っているためつなぎ目がなく、しかも以前よりスピードを落として走行しているので揺れず静か
▼谷山駅が近づく。背後に桜島が見える。慈眼寺駅より重厚なデザインの駅舎
▼谷山駅ホーム。ここも高架駅舎で、島式に変わった。天井に木を格子状に張っている
▼谷山駅を発車するとすぐに左に曲がり永田川を渡る。これまでよりも少し見下ろす感じが新鮮だ。中央駅に向って右手に鹿児島情報高校が見える
▼小松原地下道付近で高架路線が平地に戻る。ここでも仮線のレールがまだ残っている。仮線のレールは順次撤去されるという