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やや蒸す感じの晴天の土曜。西郷南洲139回目の命日、城山陥落

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鹿児島市は晴天ですが、やや蒸すように感じます(右写真=午前11時過ぎ、当店前の市道から北、つまり鹿児島市中心街方向。線路はJR指宿枕崎線)。正午ごろから、薄い雲が広がってきました。種子島・屋久島地方は雨となっているようです。秋雨前線の影響でしょう。
線路上への倒木のため山川-枕崎で運転を見合わせていたJR指宿枕崎線は、きょうの始発から運転を再開しています(JR九州ホームページから)。

※左下写真=煎り立ての「コロンビア」。当店はもっぱら深煎り。大きく膨らみ表面にうっすら脂が浮きつやが出るあたりで煎り止めている。そもそもの酸味がガラッと深い甘味に変化するローストだ
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きょうは土曜。お客様の入りの予測が一層つかない曜日です。平日でも見当がつきませんが、土曜はさらに極端です。万全を期すため、4種類のコーヒー豆を開店前に煎りました。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●ブラジルNo.2(中深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)

平川動物公園がリニューアルした、とのことで観光パンフレットやフリーペーパー、フリーマガジンが特集を組んでいます。


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鹿児島空港ターミナルのフリーマガジン「Sora Maga」(ソラマガ)28号(9~12月号)でも、「リニューアルした動物園にGO!! 谷山エリアの旅」と題し、見開きの記事が掲載されて、動物公園周辺のスポットのひとつで当店も紹介されています(右・右下写真)。ありがとうございます。

平川動物公園は、広々とした敷地にコアラやジャイアントパンダなど多種の動物・鳥類・爬虫類が飼育されています。いま、キリンの赤ちゃんが生まれ、見学できるそうです。
リニューアルは数年がかりでゾーンごとに進められました。昨年度で完了。アップダウンのある地形ゆえ、乳幼児連れ、お年を召した方は途中で歩き疲れます。順路の最後あたりに急勾配の長い坂があった記憶があります。対応したサービスとして新たに、園内をバスが巡回するようになったそうです。
私は久しく行っていないため、どうなっているか詳しくお伝えできません。動物園関係者の話によると、通路が大分広くなり変わった、とのこと。
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動物などのほか、自然の昆虫もたくさんいるそうです。虫が好きな人にとっても良い観察スポットです。
ちなみに、バスなら鹿児島交通の「動物園行き」(天文館経由)が1時間に3、4本走っています。JRで行くなら指宿枕崎線の「五位野駅」で下車し徒歩20分ほど。決して「平川駅」ではありません。ご注意を。

追記】=午後8時8分
コーヒー豆を粉にするミルという器具についての質問をよくいただきます。
Q「豆のままで買った方が、粉で買うよりも長くおいしく飲めるんですよね?」
確かにそうです。粉にしてしまうと、空気と触れる表面積が広がるため酸化が進みます。豆のままだと、豆表面のかすかな脂分がカバーもしてくれます。飲む分を点てる前に挽くとコーヒーの香りも立ち上がって、よりおいしい時間を過ごせます。一般に、豆のままなら焙煎から3週間はおいしく飲めます。粉にするとまず香りが3日ほどでとんでしまいます。味は1週間はさほど劣化はしません。ただし、あくまで密封できる容器に移し、部屋の中でも暗くひんやりとした場所で保管した場合です。夏場は冷蔵庫に入れておくことをお薦めしています。
Q「ミルも手動と電動がありますが、どっちがいいでしょうか?」
性能、特に刃の様式の違いで一概には言えません。使いやすさ、価格面、使う頻度も考慮しないといけません。手動式はほとんどが臼式です。確実なところではカリタ、ハリオといったメーカー品が確実でしょう。価格面では、電動式に比べおおむね手ごろで、3000円~5000円です。当店で扱っているハリオ製の手動式ミルは刃がセラミックで出来ており、丸ごと水洗いができるのでメンテナンスが簡単です。
電動式は、価格の差が大きいです。5000円ほどのものから、それこそ業務用の数万円以上するものまであり、価格に比例した性能です。安価な価格帯の電動式は刃がプロペラ式が中心です。プロペラが回って豆を粉砕します。それゆえ、粉の粒がそろいません。味にばらつきが出るのも仕方がないことです。その上位機種は臼式です。摩擦熱がコーヒーの粉に影響する、との指摘もあります。業務用クラスはカット式となり、豆を切って粉にします。このクラスの機種ともなると、粉の粒の大きさがきれいにそろいます。味も安定します。問題はやはり価格です。

人それぞれのライフスタイルに合わせて選んでください。

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きのう買ったパイプたばこ「ラーセン・ファイン&エレガント」を吸ってみました(左写真)。封を開けるとかなり強い甘ったるい香りがして、「ちょっと香りがきついかな。苦手かも」と思いました。ボウルに詰めて火を着け、ぷかぷか。口の中に程よい甘さが広がりました。バージニアにブラックキャベンティッシュ、そしてバーレーの甘さがあります。ネットで調べると、やはりそうでした。オレンジとキャラメルの香りとありますが、どちらともはっきりしません。でも、かなり吸いやすいたばこでした。
私は、吸い続けると飽きてしまう性質です。特に着香系は1パック吸い終わらないうちにほかのたばこに目移りします。それでも、いく種かの銘柄は常にストックしています。「バージニアNo.1」とブレンドしたりして、変化を楽しんだりもします。このたばこもそんな常喫向きと感じました。火持ちの良さも評価できます。

追記】=午後8時38分
きょう9月24日は西郷南洲翁の命日、つまり「西南の役」(西南戦争)で薩摩軍こもる城山が陥落した日でした。
地元民放・南日本放送のホームページによると、南洲翁ら西南戦争を戦った2000人余りが眠る南洲墓地に隣接する鹿児島市の南洲神社では子孫や関係者らおよそ100人が参列し例大祭が行われた、とのこと。西南戦争を戦った大西郷は明治10年・1877年9月24日、鹿児島市の城山で49歳で亡くなりました。139回目の命日。
Commented by 常連のNです at 2016-09-24 16:45 x
 空港の「Sola」に載ったんですね。空港とのリムジンバスの座席ポケットに
入っていて、バスに乗ると、見たりしていましたね。たまたま、観光できた人が
ガヤさんまで訪れる人が何人いるか、予想もできませんが、それでも、掲載して
頂けるだけ、頑張っている証拠ということで、ありがたいように思います。
 地元の人は、何と言っても、TJかごしまやリビングなのでしょうけど、観光客
が鹿児島について知ろうとする媒体、情報と地元の人のそうした媒体を通じて、
蓄積した情報とやはり、差がありますね。
 だから、どうしても、観光客は地元の人に聞く、ということをしますわね。
当然と言えば当然なんでしょうが、観光客向けの情報提供をしている関係者が
あまりにも固定観念に囚われている、と感じるのは、私だけなんでしょうか。
 
Commented by gayacoffee at 2016-09-24 20:24
常連のNさん、ありがとうございます。
>観光客向けの情報提供をしている関係者が
あまりにも固定観念に囚われている、と感じるのは、私だけなんでしょうか。
Nさんのご指摘の通りだと私も思います。縦割りは行政だけでなく、業界団体、あるいは関連する会社も同様です。
観光客相手の商売だから地元の人は関係ないかというと、それは全く違いますね。つながっています。
能勢さんのブログでも、地元のバス利用者、店を訪れる人に観光客もビジネス客も地元客も差はありません。通勤・通学で利用する人とそうでない人の差ぐらいでしょう、あるのは。
だからこそ、まち案内人が必要ない表示なりソフトサービスが肝心なのですが、縦割りの狭い視野でまことに使い勝手の悪い施設になっています。
コーヒー店もいろいろな使い方をしてもらっていいと思っています。ある人はひとりでぼーっとしたい、ある人は仲間でおしゃべり、別の人は勉強する場…。でもすべての人に対応はできません。例えば、食事処には無理。やはりコーヒーを中心にした空間でありたいもの。カレーはカレー専門店にラーメンはラーメン専門店があります。ファミリーレストランはチェーン化することで成り立つ、いわば食のコンビニですよね。
店でやれることではほかに、情報発信もあると考えます。それゆえ、鹿児島の観光パンフやイベントチラシなどを中央駅などから持ってきては置いています。
Commented by Ex-Tannyaman at 2016-09-24 20:54 x
前に台湾の年配者カップルがGayaさんを訪問なさったことが書いてありましたね。確か、指宿までは「いぶたま」を利用し、鹿児島中央への戻りは各駅停車を利用しての途中下車だったのだろうと思います。特徴ある店舗の名称または形状が気になったのか、以前に在住なさっていたお隣の華人絡みだったのか。筆談のもどかしさ、ですね。
Commented by gayacoffee at 2016-09-25 19:19
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
そんなことがありましたね。
「いぶたま」で坂之上を通過し、気になってJR普通列車で坂之上までいらしたお客様を含め、こうしたお客様がこれまで3組あります(記憶の範囲で)。ありがたいと同時に期待に添えたのか、どうか。その好奇心、行動力たるや、驚くべしです。
韓国の若いカップルは、ヨットで平川に入り、ネットで検索したら当店があったと、なんと平川から歩いてきたと、私のつたない英会話でなんとか尋ね、知りました。しかも夜です。閉店まで居て、帰りの時刻に雨となったので、少々古くなった傘を差し上げました。「古い傘なので返してもらわなくてもいいです。差し上げます」と、身振り手振りで伝えたつもりでしたが、翌夜、再びカップルで来て、傘を返してくれました。
これも忘れられない話です。
by gayacoffee | 2016-09-24 12:18 | 焙煎人日記 | Comments(4)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee