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もわーっとした晴天、蒸すので冷房をON。午後、「書道教室」

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ちょっとブログの反応が鈍いようです。エキサイトブログは時々サーバーがパンクしたりしてアップできなくなったりアクセスできなくなったりします。
早いとこ当ブログも一旦アップしておきましょう。

鹿児島市はもわーっとした晴天です。四方の低い空には雲が半分かすむようにわき、上空にもあちこち大きな雲の塊があります。飛行機雲もシャープではなく散漫。かすれてきた油性の太字ペンで書いた直線のよう。ちなみにかすれてきたペンはいらだちますね。文具類はよく失くすけど大切に使いたいとは思っている私ながら、油性・水性に限らずかすれかけたペンは容赦なく捨てます。かすれた字はお客様に対しても失礼かなと思います。

話がそれました。

けさは、引き続き多めのコーヒー焙煎を予定していたので、午前7時起床を目標としました。ん~、どうしても30分遅れの起床となります。けさは体が金縛り状態でした。いわゆる“霊感”だの信じてもいないし、持ち合わせてもいないので、金縛りになっても何も私に乗ってはきません。足元になにやらぼーっと立つものもありません。せいぜいわが家の弱猫「コトラ」がニャー・ニャーと鳴きながら起こしにくる程度です。
金縛りは、脳と体の覚醒のずれによるものだとけさ確信しました。研究者でも医師でもない私が断言する科学的根拠はありません。ただ、脳は半分起きていながら、体が眠って動かない状態だなあ、と金縛りになりながら思いましたね。だから、指の1本でもぴくと動けば体の眠りが解けるわけです。体が起きるわけですね。
一旦体を起こせば、「よし!」という気になれます。水を1杯飲み、気付けのたばこを1本。朝はやむなくシガレットですが。昔の発動機並みの起動のしにくさです。
店に移動し、まずコーヒー生豆の水洗いを進め、ザルで水を切って焙煎機を起動、そして点火。釜が温まる間にさっとシャワーを浴びました。空焚きをして釜の中の温度を安定させる必要があります。
気合を入れたおかげで予定の6種類を煎り終えました。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●ベトナム・アラビカG1エバーグリーン=期間限定豆(深煎り)
●エチオピア・モカ・イリガチェフG2(深煎り)
●ブルンジ・カルシ・ブルボン=準期間限定豆(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
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煎ったばかりの「ベトナム・アラビカG1エバーグリーン」を試飲(右写真)。実は、焙煎直後の豆はガスがたっぷり含まれ、それが過ぎているので味・香りがはっきりしません。荒々しいのです。半日、できれば1日置くと、正確にコーヒーの香味を確認することができます。ま、それでも飲んでみようと点てました。案の定、ちょっと分かりにくい。
きょうは前回より1℃分、煎り上げを高くするつもりでした。が、ほかの豆種を煎っていて、煎りが早い、つまり低い(と、いっても1、2℃の差の)温度で煎り上がるため、結局、「ベトナム・アラビカ」も前回と同じ温度で釜から出しました。
焙煎はその日、その時の温度、湿度などにかなりの影響を受けます。同じコーヒーは、実は2度と煎ることができないのだと思います。
当店の焙煎機はアナログ式です。コンピューターは付いていません。釜の温度計ぐらいがデジタル表示です。煎り進む豆は、煙と音がその進行度合いを知らせてくれます。そして迎えた煎り上げのタイミング直前、釜の中から豆をスプーンですくい、具合を目視。豆の膨らみ、つや、色でチェックしていきます。ただし、チェックしてから釜を開けるまでのわずかな時差、さらに冷却槽でも若干進む煎りの差を逆算すると、「よし、ここだ!」と釜のふたを開けるのはほんの少しの時間ですが、わずかに早めに行う必要があるのです。そのあたりは、ヤマ勘というか、賭けというか。
回転する釜から煙とともに褐色の熱を帯びたコーヒー豆がざーっと冷却槽に流れ込み、冷却槽がウーンと大きな音をたてながらへらで煎り上がったばかりの豆をかき回しながら、冷却槽の底の網から熱と煙を吸い出し、豆の温度を急速に下げていきます。
1種類煎るごとにほっとひと息。この瞬間は、毎日のことながら、心地よい緊張感に私は包まれています。1日の大半のエネルギーをこの時間に使っているといってもいいでしょう。「よし、ここだ!」とつい声に出てしまうほどの気合ですから。

開店して間もなくはお客様がぽつっと続きましたが、しばし静かな時間が過ぎています。
きょうは午後3時から、奥の板間で「書道教室」があります。午後3時~6時は奥は貸し切りとなり、店内に喫煙できるスペースを用意できません。ご了承ください。

休憩時に鍼灸院へ行ってきます。かかりつけの院の「吸い玉」がとてもいいのです。

追記】=午後7時4分
アメダス観測によると、鹿児島市の最高気温は29・9℃。あやうく真夏日でした。
やや蒸したせいもあって、30℃を超えた感もありました。アイスコーヒー類のご注文が多くなりました。27℃あたりがホットとアイスの境界線です。

昼過ぎに慈眼寺にある鍼灸院「三裕堂」で施術をしてもらいました。
まず脈診をとってくださいます。脈で体の調子が分かるそうです。
院長「左の足腰、それから左肩、眼や鼻に少々、症状が出ていますね」
そうなんです。私の坐骨神経痛は左腰から太ももの裏、膝、そして左ふくらはぎまでしびれが出ることがあります。ここ数日、左腰のちょっと下、お尻との境あたりの芯が重く感じていました。肩も左側が回りにくさがありました。
主に症状の出ている左半身をまずアロママッサージ。ホットストーンでもマッサージ。続いてうつぶせになってガラス製の“タコ壺”状の器具を使った「吸い玉」を要所要所に吸い付かせ、鍼へ。前回、頭部へ打ってもらって気持ちが良かったのでリクエストをしました。首筋にある目のツボや背中、肩、腰のツボにも鍼・鍼・鍼。最後は整体です。ひとりではなかなかほぐせないポーズで、ゆっくりと関節や筋を緩めてくださいます。サウナに何度か入った気分になります。
あすが定休日なので、火曜の午後を予約したのです。

鍼灸院との往復時に写真を撮りました。下に紹介します。

鹿児島市立和田中学校の校舎。私が卒業した校舎は、まだ久津輪崎、現在の市民体育館の場所にあり、木造だった。何年かおきに荒れる生徒が出るとうわさに聞く。母校ながら情けない。いまはどうか不明
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和田トンネル近くの交差点のすぐ脇。写真左の階段横、まるで下水溝のような道こそが旧街道「山川筋」だ。坂之上から和田小学校への通学路でもある。45年前まで、つまり私が通っていたころ道路両側に民家がぽつぽつと並んでいた。いまは区画整理されて、古い集落の風情は残っていない。写真真ん中あたりに小さく走行中の車が写るのが国道225号(見えにくいが)
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和田川。右手は和田小学校、川のむこうに小さく桜島。つまり和田小の裏を通る橋から撮影
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同じ橋の上から上流、つまり慈眼寺跡方向を見ると、アオサギがいた
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Commented at 2016-10-18 14:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by gayacoffee | 2016-10-18 13:01 | 焙煎人日記 | Comments(1)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee