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湿度の高い曇り、昼から雨の予報です。夜、三好さんピアノ!

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ご近所のMさんから、自宅で実ったという柿をいただきました(上写真)。ありがとうございます。枝付きというのが風情があっていいですね。
柿は熟し切ってぐにゅぐにゅになった方が好きという人と、熟し始めたころの固い歯ごたえがいいという人に分かれるようです。私はどちらも好みますが、食べやすさからいうと後者でしょうか。熟し切ると食べる際に手がべとべとになってしまいます。近ごろは、年のせいでしょう、食べ物を口からこぼすことが多くなり、あごひげまで汚します。

鹿児島市は曇り(右上写真=午前11時半ごろ、当店前の市道からJR指宿枕崎線・坂之上駅方向)。ひつじ雲かと思って撮影しましたが、筋状になっていますね。地元民放・南日本放送(MBC)のホームページできょうの鹿児島市の天気をチェックすると、午後から雨の予報です。湿度が高く、午前11時20分現在で25・1℃(アメダス)にも関わらず蒸すので、冷房を入れました。

けさは、休み明けの店内掃除もあってコーヒー焙煎は3種類にとどまりました。
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●マンデリンG1(深煎り)

夜7時半から、坂之上在住のピアノ講師・三好恵子さんのクラシック&ポピュラー演奏があります。三好さんはピアノ講師のかたわら、「レンズ」というグループで音楽活動をしてこられ、作詞作曲も手がけておられます。ポップス系のオリジナルソングがなかなかいいのです。気軽に聴きにきてください。ライブ、コンサートではないので、入場料などなし。当店の通常メニューで聴けます。

予定では、きょう午後に1杯立て「ドリップバッグ」(カップ・オン・ドリップ)が、県外の加工工場から届きます。中の豆(粉)は当店自家焙煎の「ガヤブレンド」です。開いてカップに乗せ、お湯を差すという便利な商品で、「深煎りでしっかりとおいしい味が出る」と結構好評です(手前味噌)。
コーヒー豆をある量を煎って加工工場に送り、ドリッパーに10gずつ詰め、窒素ガスを注入して特殊フィルムの袋で密封します。日々焙煎してもその日に店で使い切ることが多くなって、「ドリップバッグ」用のコーヒー豆を「ある量」までなかなか煎り貯めることができず、夏を越してしまいました。お客様からお叱りも受けました。申し訳ありません。でも、当店、というか私の現状ではこれが精一杯です。できるだけ頑張ります、とこれからの抱負をあいまいに述べるに留めます。
もっとコーヒー豆の焙煎量を増やそうと思えば、やはり焙煎室を別に設け、私が日中に煎っている間、店内は妻とほかに1人、スタッフさんをお願いしないといけません。そのあたりの損益分岐点を見極めないと、「パパ・ママ店」では命取りとなるのです。大企業は銀行、国が潰れないよう“支援”もしますが、零細・中小企業、個人商店には厳しいものです。自分で身を守りながら、お客様の期待に応えるべく、やはり変化、成長していかないといけません。成長は、「規模」とイコールではないと思っています。
私は、「コーヒー店は『パパ・ママ店』である方がいい」と思って開業しただけに、事業拡大にはかなり慎重です。消極的と言ってもいい。なにせ四捨五入すると60歳です。この年になって、また多額の借金をして事業展開するのは、肉体的にも精神的にも負担。ぼちぼちがいいのです。ぼちぼち店をやりぼちぼち暮らしの糧を得ながら、コーヒー豆自体にもっとこだわりたい、あるいはスイーツとかも充実させていきたいと思うのです。ハード面よりソフト面です。でも、ソフトの拡充でやむなくハード面を増やさねばならないこともあります。10万円単位の投資ならまだしも、ん百万円となると、どこでそのお金を工面するかがかなり難しいですね。市場もどんどん変化するでしょう。「パパ・ママ店」なら、一定レベルの品質は絶対条件としても、個性でなんとかやっていける規模です。その点、会社組織に衣替えする規模を目指すとなると、商品やそれを生み出し提供する仕組みを変えないといけません。そしてなにより、利益が求められてきます。こうなると経営者の頭が切り替わらないとやっていけません。大変だ、こりゃあ。

ま、成り行きということもあるかもしれません。分かりません。先はまったくの五里霧中。世の中、先を読んでいるようで、実はかすかな期待なのかもしれませんけど。

追記】=午後7時4分
昼過ぎからぽつぽつと雨が降り始めました。いまの時刻も小雨です。MBCのホームページによると、鹿児島市は来週初めまで雨、曇り時々雨の予報です。この秋も天候不順です。すかーっと秋晴れを見たいもの。
昼の休憩時、ぽつりぽつりと雨粒が落ちてきた中、原付スクーターで、まず金融機関へ。税金と年金の納付です。督促が来る前に支払わないと、「未納」なんて催促されると気分が悪いものです。次に、鹿児島国際大学内の紀伊国屋書店へ行き、取り置きをしてもらっている情報誌を購入。地元情報誌「TJカゴシマ」は欠かせません。月刊「福岡Walker」がぱっと目に止まり、買いました。九州新幹線のおかげで福岡が近くなりました。新幹線や自動車で往復するよりも安くあがる高速バスで出掛ける人も多いようです。
春にはあざやかな並木となる、同大学の長い坂の桜が大分散っていました。大学関連の写真を下にアップしました。

おおむね静かな店内です。ま、自分の思うようにいかないのが商売でしょう。そこから、安定的にお客様にご来店いただける店づくりへの研究と試行錯誤が始まるものです。ささやかな店ならではの工夫が生まれるはずです。
さて、あと30分ほどすると、三好恵子さんのクラシック&ポピュラーピアノ演奏が始まります。店内はおしゃべり自由です。お気軽にお越しください。

追記】=午後8時47分
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ピアノ講師・三好恵子さん(左写真)の演奏もいよいよ終盤。こんやは三好さんのファンのほか、ご両親にごきょうだいも駆けつけてくださいました。雨の降る中、ありがとうございました。
ショパンなどクラシックをまず演奏、引き続きオリジナル曲を披露し、客席から大きな拍手が曲が終わるたびにわきました。アットホームな演奏会といった雰囲気でした。



▼鹿児島国際大学の桜並木。葉が色づいて散ってきた
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▼紀伊国屋書店(大学ブックセンター)の入る「ユーカリ会館」と、遠くに各校舎。講義中、それも夕方近くとあって学生の姿が少なかった
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▼大学の最寄の駅はJR坂之上駅。歩くとキャンパスまで20分はかかるので、学生や教職員・職員の便のためのスクールバス、大学と駅近くの特設停留所間を頻繁に往復する。駅近くと言っても停留所から300mほど歩く
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Commented by 常連のNです at 2016-10-20 22:44 x
 また懐かしい所の写真をありがとうございます。もう、そういう気分でもないんですが。(笑)
ドリップパックですが、言われる通り、現状精一杯だと思いますし、新たに人を雇うとか、焙煎室を
つくるとか、そこまでのことはする必要はないと思います。こじんまりと、お店を営まれるのも、
ある意味、強みですから。ただ、ちょっとした工夫(時間的なものなのでしょうが)をできるだけ心がけ
られて、ドリップパックをできるだけ品切れされないようにする努力は確かに必要かと思います。
そういう意味でも、前にも言いましたがが、日曜日だけは閉店時間を1時間早めて、時間的余裕を持つ、
といったことも、検討するに値するのではないだろうか、と思います。部外者の意見ですから、気にされる必要はない
のですが、参考にして頂ければ、幸いです。

Commented by gayacoffee at 2016-10-21 20:22
常連のNさん、ありがとうございます。
大学の写真も「今は昔」といったところでしょうか。
さて、アドバイスいつも感謝しております。日曜の午後8時閉店は検討中です。事前の告知を十分にすべきですし、印刷物の切り替えもあるので、タイミングを考えております。
コーヒー豆店のホームページをあれこれ見ると、午後8時閉店とか7時閉店とか、割りと早いようです。焙煎の作業があるからでしょうか。規模の大きなコーヒー豆店ともなると、従業員を雇って、まさに企業となっています。焙煎・開業セミナーを開き、教え子が開店すると一種の暖簾わけとなるのですが、器具や生豆をそこから取らねばならなくなる仕組みの店もあるそうです。だから利益が出るのでしょう。私には、そんな才もないし、その気もありません。
またご助言をお願いします。
by gayacoffee | 2016-10-20 12:10 | 焙煎人日記 | Comments(2)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee