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梅散れば菜の花の咲く鹿児島よ。2月もあす末日

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午前10時10分、当店前をJR指宿枕崎線の観光特急「指宿のたまて箱」(いぶたま)下り1号が、終着の指宿向けて通り過ぎていきます(上写真)。毎朝のことゆえ、「いぶたま」の通過を開店前の作業時の目安にしています。おおむねこの時刻にその朝の最後に焙煎するコーヒー豆がそろそろ煎り上がりであれば、開店準備がスムース。遅れておれば、その後のペースを速める必要があり、きょうのように「いぶたま」の撮影ができる朝はやや余裕があるということ。
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※右写真=午後2時半、坂之上駅ホームと菜の花、車が走る道路は国道225号。フェンス越しに撮影

鹿児島市は快晴。「いぶたま」にカメラを向けて、きょうになってJR坂之上駅周辺に菜の花が咲いていることに気付きました。咲き始めて間もない感じでしょうか。きのうの当ブログで自宅裏の梅の花が散りしおれた、とお知らせしました。それと代わるように葉の花が咲き、そして桜の季節を迎えます。あすで2月が末日。例年通りなら、桜は1カ月後でしょう。

開店前のコーヒー焙煎は3種類でした。
●ベトナム・アラビカG1エバーグリーン=期間限定豆(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)

体のかゆみと掻いている自分の動きで目が覚めました。時計を見ると午前4時。じんましん発症。アレルギー治療薬という名の対処薬を飲み、ついでにトイレへ。かゆみが収まるまでに30分ほどかかります。パイプたばこをやるほどのゆとりもなく、こんなときは買い置きの市販シガレット「アメリカン・スピリット ペリックブレンド」。2本吸っているうちにかゆみが消え、再び布団の中へ。
夜明け前 かゆみで目覚め ひとりのたばこ
季語なし、技巧なし、字余りの駄句。

追記】=午後5時43分
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きのう付けの南日本新聞の1面に、厚労省は居酒屋も全面禁煙にする方針との記事が出ていました(左写真)。「例外なく」との見出し。外国人や家族連れ客に配慮とのことで、業界の反対で「保留」とみられていた居酒屋まで全面禁煙となると、いわんや喫茶店・コーヒー店をや、ですね。愛煙家にとって厳しい時代です。駅前の喫煙コーナーも、喫煙者が大勢集って吸うから臭い、副流煙が怖いなどとのクレームが出て、首都圏では次々に閉鎖されているそうです。
分煙なら、喫煙者・嫌煙者の両者にとって良かろうと思いきや、ファシズム化しつつある嫌煙運動はついに、愛煙家の楽しみを根絶させないと気がすまないようです。先日のNHKで、長寿社会は100歳が現実になろうとしそのための社会を考えるべきとのテーマのフォーラムがありました。
楽しみなき長寿を私は求めません。名探偵ポアロ風に言えば、「ノンです」。
それにしても、記事にある「家族連れ」の文言が気になります。これは、未成年・子ども同伴を意味するのでしょうか。それならば未成年者が居酒屋に行くというのは変じゃあないでしょうか。アルコールを出す店に未成年者は行っちゃいけないでしょう。大人だけで居酒屋は利用すべき。この点、警察はどう解釈するのか。私が高校生のころまで、喫茶店すら不良の行く場所とされていました。
近年、どうも年齢層、大人・子どもの区別があいまいな社会です。この区別がないと、大人になる自覚は生まれません。個人主義は、こうした自覚こそが前提ではないか、と想像します。想像、というのは、私が個人主義を育てる教育環境になかったから、なにをもって個人主義か、不明だからです。私の育った環境は、「協調性第一」「組織を乱すな」「言われたとおりにしろ」「文句を言うな」です。か、と言って、私自身は決して列を乱すタイプとは思っていませんし、反抗的な態度を取るわけでもありません。ちょっと斜めに見てしまう癖はありますが。

たばこの話ついでに、ゆうべ無添加シガレット「アメリカン・スピリット」を吸って感じたこと。煙が目にしみる、です。ジャズの名曲にもありますが、たばこの煙が目にしみるのは目が疲れているとき、と聞いたことがあって、そうなのかとずっと思っていました。ところが、パイプたばこをやっていても、目はしみないのです。パイプをふかしていて、はたと「目がしみないなあ」と気付きました。
パイプたばことシガレットの大きな違い。そのひとつは、紙でたばこ葉を巻いているか、否かです。その紙には助燃薬(剤?)が入っており、そのためシガレットは勝手に燃えていきます。灰皿に置いていても勝手に燃えて灰になります。パイプたばこ、シガー(葉巻)は助燃薬が加えられていないため、ふかしていないとすぐに火が消えます。
無添加たばこを謳う「アメ・スピ」すら、ほかの市販シガレットほどではないものの、やはり勝手に燃えます。助燃薬がやはり入っているのでしょう。シガレットの紙に、目がしみる理由があるんじゃないか、と思うのです。

追記】=午後8時44分
ネットで、なぜたばこの煙は目にしみるのかを調べると、たばこの中に含まれるアンモニアが原因などとあります。ん~、となるとパイプたばこでもシガーでも同様のことが起こるはず。シガーの経験は人生で1回しかないため覚えていませんが、パイプたばこはほぼ毎日ふかし、目がしみることはありません。これはどういうことでしょう。疑問です。
さらに、某サイトでは、そのアンモニアがたばこ依存症の要因と断定しています。確かにシガレットは1本吸い終わると、また次を欲しくなります。しかし、パイプたばこはふかす時間が長いためか、半日吸わずともなんともない。本来、たばこという葉っぱには依存症も習慣性もなく、ほかに原因があるのではないか、と思います。
この点については、カテゴリ「愛煙家のつぶやき」で過去に記事を書いています。

きょう地元紙・南日本新聞に折り込まれていたJR九州時刻表・3月4日改定版
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by gayacoffee | 2017-02-27 11:43 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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