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コーヒーの鉢植えに花が咲き始めました。快晴の月曜

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自宅ベランダに置いているコーヒーの鉢植え2鉢のうちひとつに、花が咲き始めました(上写真)。純白のほっそりとした花びらは長さ1~1・5cm。よくよく見ないと見逃すほどの小さな花です。ほかにつぼみもあるようです。受粉すれば夏過ぎに小さな実ができ、冬に向けて実はどんどん大きくなり、翌年春に赤く熟します。
もともとコーヒーは熱帯地方の高原、山岳地帯で栽培される植物ですから、降霜、降雪のある鹿児島市では路地植えは無理。以前、暖かな冬の晴れた日のひと晩、屋内に入れ忘れ、枯らしたことがあります。たったひと晩で、です。実の育ちも熱帯地方に比べると遅いのかもしれません。
不思議と2鉢そろって咲く年はありません。一方が花をつける年、一方はまったく咲きません。交互、というわけでもなく、2鉢とも花をつけない年もあります。鉢の植え替えをしたり肥料を適度に与えたりしないと、難しいのかもしれません。

ちなみに、2鉢のいずれかの実から芽が出た苗を、5本育てています。うち2鉢が高さ20cm超え、3鉢が5cmほどに伸びました。冬の間、これらを寒さから避難させるため部屋のスペースの確保に大変でした。
ほかにもう1鉢。これは常連のお客様にいただいた苗を育てているもので、店先に鉢植えを置いています。樹高30cmほどまで成長しました。
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快晴の鹿児島市です(左写真=午前10時半ごろ)。
きょうは「沖縄本土復帰記念日」(沖縄県制定)。私が小学生のころで、沖縄が日本に戻ると小学生なりにテレビニュースに興味を持ちました。車の走行車線が右から左へ変わるらしい、とかそんな話を同級生とした記憶があります。
アメリカ軍基地の問題。防衛線として、一帯は軍事的・外交的に重要な位置にあることは確かです。基地があり、経済効果もあるでしょうし、アメリカ軍への“おもいやり予算”などのほか、国からかなりの予算がさまざまな形で沖縄に入っているとも聞きます。
では、仮に鹿児島県本土、薩摩半島が戦後ずっと沖縄と同じ状況にあったとしたら自分はどう感じるでしょう。国防、日米安保上のアメリカ軍基地の役割・あり方、経済効果、国内にあるアメリカ軍基地の7割が沖縄に集中し住宅地と隣接している問題―。沖縄でも意見が分かれているとも聞きますが、これも現地で私が直接調べた情報でもなく、「反対派はプロがたきつけてやっている」などといった情報が大量にネットに流れたり、それに対し沖縄から抗議の声が上がっているとの情報も伝わったり。マスコミが伝えることのどれほどに事実があるのかも不明です。
また、アメリカ軍の訓練施設や補給・給油施設の利用について鹿児島県内でも鹿屋、西之表(種子島)などで「反対」の声が大きく伝えられます。これらが沖縄の負担軽減につながるのかは不明ながら、結局、沖縄の基地問題は沖縄以外の国民にとって他人事なのかな、と5月15日にあたり自問自答します。
沖縄の人でないと感じ得ないこともあるでしょう。その地に立ってみないと分からない、と思います。やはり一度、沖縄を訪れなければいけません。母方の伯父が戦死した地でもありますし。

開店前のコーヒー焙煎は5種類でした。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●タンザニアAA=キリマンジャロ(深煎り)
●マンデリンG1=ライト・マンデリン(中深煎り)

静かな月曜のお昼前です。コーヒー豆発送の準備を終えました。

追記】=午後1時21分
とても静かな店内です。

先日、常連のKさんから「オダメ」という鹿児島弁を教わりました。
「オダメガチゴワイ」
「オダメヲシタカ?」
こんな風に使うそうです。何のことか、と尋ねると、音合わせ・調子合わせ、チューニングで、そこから事前の根回しのことも「オダメ」と表現するそうです。
前述の文例は前者が「音合わせが違う=調子が合っていない=事前の調整ができず意見がかみ合っていない」で、後者は「音合わせをしたか?=根回しをしたか?」の意味。Kさんは私より5歳ほど年上だけに、鹿児島弁をよりしっかり使えるわけです。
「ゴワス」「ゴワシタ」「シモシタ」などの丁寧な鹿児島弁について私はヒアリングはできますが、スピーキングができません。ひと世代前との言葉(方言)の断絶があります。学校現場における方言追放運動により、「方言は汚い言葉」として小学校内で使ってはいけないとされました。鹿児島県の教育史の大きな汚点です。沖縄でも同様のことがあったそうですから、当時、文部省のバカ官僚が推進したのでしょう。背景には高度経済成長による全国の文化統一化があったと想像されます。
そして、いま、娘たちのひと世代後は鹿児島弁をほとんど話しません。「オイ」「ワイ」も鹿児島市内で使うのはせいぜい40代までではないかと憶測します。これが、小学生、中学生ともなるとイントネーションも鹿児島弁でなくなってきつつあります。最早、“似非東京人”です。一部“似非関西人”です。テレビの影響、交通手段の発達で国内の距離感がかなり縮まったのもあるかもしれません。それも時代の流れか…。
沖縄のことを思うとき、アイデンティティーに行きあたります。「ヤマトンチュー」とかよく彼らが言いますね(テレビの映像情報ですが)。果たして鹿児島人はどうなのでしょう。
佐高信さん著「西郷隆盛伝説」(5月12日既報)を3分の1まで読んだところです。

ネットで鹿児島弁辞典のサイトを見ていて、おもしろいと思ったのが「オッ」という方言。日本語で表わすと、「居る」「合う」「会う」「遭う」「奥」「沖」、そして「帯」も鹿児島では「オッ」です。語尾を上げ下げしたり多少の差異はありますが、文字で書くとすべて「オッ」です。
by gayacoffee | 2017-05-15 11:51 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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