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快晴の金曜。情報誌「TJカゴシマ」6月号のP62に当店掲載

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店の花壇でカシワバアジサイの花が開いてきた

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午後1時20分現在、鹿児島市の最高気温は25・2℃。日差しが強いせいか、暑く感じますが、日影でゆるゆるとした風に当たると涼しい、といった不快さのない快晴の金曜です(右写真=午前11時ごろ、当店前の市道からJR指宿枕崎線・坂之上駅方向)。

Hくんが朝いちばんで来店してくれました。仕事、近況などしばしおしゃべり。おおむね静かな店内です。

開店前のコーヒー焙煎は3種類でした。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)

この3種はストレートでも人気、ブレンドでも多用する豆種です。
一旦アップします。

追記】=午後2時21分
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きのう、写真説明でちょっと紹介しましたが、月刊誌「TJカゴシマ」6月号(5月19日発売=左写真)のカフェ特集に当店も掲載されています。P62の上の方です(下写真)。それにしても、鹿児島にはかなりの数の「カフェ」がありますね。
変な話ですが、当店は「カフェ」と自分では思っていません。「店内で飲食もできる自家焙煎コーヒー豆屋」と定義しています。「カフェ」というと、どうしても「カフェ飯」といった食事ができる店のイメージを持つ人が多くなりますので、自分から「カフェ」の名乗ったことはありません。事実、きょうも「ランチはありませんか?」と尋ねられました。当店は食事系だとトーストメニューとなります。あくまでコーヒーが主役だと思っています。

そもそも、かつてポピュラーな一般名詞だった「喫茶店」という言葉からがあいまいでしたね。「喫茶」なのにご飯の日替わりランチがあったり、スパゲティ(ナポリタンが多かった)があったり。地方に行くと、「スナック喫茶」なるものもありました。そのため、あくまでコーヒーで勝負する喫茶店が、「純喫茶」とか、「コーヒー専門店」と名乗るようになりました。
いまは「カフェ」とひとくくりにされがちです。
「カフェ」と言うとおしゃれな雰囲気がします。「喫茶店」はなんとなく、サラリーマンとか学生の男の客が居座っているイメージかな? スポーツ新聞や男性週刊誌が置いてあり、たばこの煙が店内に漂っているような、昭和の時代。それに対し、「カフェ」は女性が顧客層のような印象を受けます(私の勝手な解釈ですが)。明るく清潔で、無菌・無臭…。たばこなんてとんでもない!
確かに、飲食店の中でも、チェーン系を含めコーヒー店は女性客が多くなりました。いや、女性をターゲットにしないとビジネスが成り立たないでしょう。当店もおおまかですが、7、8割が女性のお客様です。仕事をさぼってコーヒーを、なんてサラリーマンはほとんどおられません。時代は変わりました。
当店も、「飲食のできる自家焙煎コーヒー豆販売店」だけでなく、スイーツを強化する策を講じています。スイーツを作る姪っ子のインスタグラムを見て来店されるお客様が結構おられます。

追記】=午後9時2分
閉店の時刻です。おおむね静かな夜でした。ま、いつもながらですが。きょうもありがとうございました。

前述で、「飲食のできる自家焙煎コーヒー豆販売店」を自認している、と書きました。ちょっと誤解を呼ぶ表現があったかなと反省し、言い訳をいたします。
あくまで、自分がそう思って店を営んでいるというだけのことで、お客様がどうお使いになるかはお客様のまったくの自由です。
「カフェ」と思ってご利用くださっても、コーヒー専門店ということでご利用くださっても、あるいは豆売りの店ということでご利用くださってもお客様の選択であって、私がお客様に押し付けたりするものではありません。
むしろいろいろな使い方をしていただきたい、と思ったりしています。例えば、以前、当ブログでも書いたように「私設公民館」として使ってくださるとありがたいかな、と。入館料はコーヒー1杯。ほかのお客様にご迷惑にならない(事例・臭いのするモノを持ち込む、BGMを阻害する音を出す、やたら騒ぐなど)範囲なら自由です。
奥のスペースなら、おおむね8人くらいで事前にご予約をいただければ、貸し切りとすることができます(予約は早い順)。

ちなみに、私の夢は、もしちょっと長生きして元気で、資金があれば(これがいちばんの難題)、「愛煙家もしくはそれを許す人のコーヒーだけの店」という20歳以上限定利用のコーヒー専門店を造ること。もちろん自家焙煎豆を使い、その店だけのちょっと贅沢なブレンドコーヒーなどそろえたりして。トーストも、ジュースもなし。
店内には、狭いカウンター席も設け、ひとり読書できる客席も用意したいなあ。窓から中庭が見え、その中庭は店だけのもの。降灰のない、天気の良い日には中庭に屋外席をつくったり。外界から隔離されたしばしの時間を、いまどきの言葉で言うなら「大人の時間」を過ごすという仕掛けです。
商売にならないかな? でも世の逆をいきたい気分もあります。

あ~、宝くじが当たらないかな~! まだ券を買っていませんけど。
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Commented by 常連のNです at 2017-05-21 07:24 x
 TJかごしまには、定期に載りますね。私だけの印象なのかもしれませんが。
カフェ特集の際は、ほぼ毎回載っていて、カフェ特集が定期的だから、そう思うのかもしれません。
 ご主人の夢ですが、大阪・本町の平岡珈琲さんが多少それに近い雰囲気でしょうか。その平岡珈琲さんは、
ビジネス街にあるため、これまで土曜日昼まで、日曜日休みだったのを、土日開店、火水休みに変更され、
なんと、店内禁煙に変更されました。平岡珈琲のご主人も喫煙者に理解はされているのですが、
ろくにコーヒーも飲まず、タバコの灰がコーヒーの上にのっているようなマナーの悪い客が増えたそうで、
やむを得ず踏み切られたようです。平岡珈琲のご主人は、ゆっくり読書しに土日に来てもらいたいと
書かれていました。メニューはコーヒー、紅茶、ミックスジュース、ドーナツ、トースト程度ですから、
禁煙以外、ご主人の夢に多少は近いのかもしれませんね。
Commented by gayacoffee at 2017-05-21 14:51
常連のNさん、ありがとうございます。
TJカゴシマさんにはいつも取材・記事掲載してもらってありがたいと思っています。ネット社会で、個人がブログ、ツイッター、インスタグラム、ラインなどで情報を発信し、それがフォローしている人を含め周囲を直接的に行動させている力を最近感じますが、伝統的な活字媒体に掲載されるのはまた別次元です。
平岡珈琲さんにはぜひうかがいたいと思っています。店内禁煙ですか…。マナーの悪い喫煙者も確かにいるでしょうね。それに店内が臭くなる(喫煙者の私もそう思います)。
ゆっくり読書をしにきてくださる、そんな時代がまた来てほしいと思います。なにせ皆さん、忙しい。学生も喫茶店で待ち合わせする時代ではなくなり、携帯ですべて済んでしまいます。携帯とコンビニ、大型スーパーがあれば暮らせますよね。そんな中で、やすらぎの場たるコーヒー店をどう提供していけるのか、あれこれ考えます。
Commented by 前立腺隊じっちゃマン at 2017-05-22 08:29 x
私設公民館的なお店、いいですね!私は、老人が夏休みの工作をできる空間が欲しいと思っていました。たとえばブルーインパルスJr.のバイクを作るとか、塩ビ管の笛を作るとか。 ひとり遊びの限界を、みんなの知識、技術、資格などで補いあえるお店。ちょっと宝クジ買ってきます?!

80年代のバイクブームも90年代の走り屋ブームも、マイコンブームも横目で見ながら、あまり遊ばずに働きました。世間から10年遅れて楽しめば、安上がりで済むことも体得したりして。
工作設備のあるガレージと空地を持つ知己が、リタイア後ほどなく他界しました。個人所有の故に放置されています。

Commented by gayacoffee at 2017-05-22 14:55
前立腺隊じっちゃマンさん、ありがとうございます。
マニアック志向の私ゆえ、商業ベースに乗るかどうかが課題です。こもって遊んでいただける空間を、コーヒーとともに提供できたらいいなあと妄想中。国内で一人勝ちしている首都圏ならもしかするとトントンでもいけるでしょうか。
せめて、一人席をぽつぽつ置き、書棚に趣味本を並べたコーヒー店はできないかな、と思います。オヤジの行き場所がどうもない気がします(私だけでしょうか?)。茶室のようなスペースでもいいのですが…。
宝くじ頼みでは実現性はほぼゼロですね。造ろう!と動いた時点で出発です。まだ、そのエンジンが点火していません。
by gayacoffee | 2017-05-19 13:26 | 焙煎人日記 | Comments(4)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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