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きのうの小雨日和から天候回復へ。開店前に6種類焙煎

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※右写真=当店、東の窓からJR指宿枕崎線・上り普通列車。午前9時10分ごろ

早くも25日です。下旬ですね。
曇天の鹿児島市です。きのう定休日は小雨でした。けさ早くに雨は止んでおり、雲が徐々に薄くなってきているよう。明るくなってきました。冷房なしで、窓を全開にし風を通しています。

開店間もなく、久しぶりに常連のKさんがご来店。「仕事が忙しくてね」と。いいことですね、と答えると、「まあ、それはそうだけど、ばたばたするのも…ねえ」。

開店前のコーヒー焙煎は6種類でした。煎るべき豆種、量をためてしまっていました。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●マンデリンG1(深煎り)
●マンデリン・トバコG1(深煎り)
●ベトナム・アラビカG1エバーグリーン=期間限定豆(深煎り)

桜島が未明からこれまで4回爆発しているようです。地元紙・南日本新聞のホームページで、1分おきに24時間、与次郎の同新聞社屋から桜島を撮影している「桜島ライブカメラ」で確認するも、山頂付近から上が雲の中にあり噴煙が見えません。気象庁のホームページの「噴火に関する火山観測報」によると、噴煙は直上へ噴き上がったようです。

きょうは旧暦4月30日、あすが旧暦5月1日です。
九州南部の梅雨入りが平年で5月31日(新暦)ですから、「五月晴れ」とはあす以降、つまり梅雨入りしてからの晴れ間をいうのでしょうね、本来は。

追記】=午後7時44分
日が暮れました。静かな木曜です。夕方に元同僚Sくん、続いて若者Hくんが来店。ありがとうございます。

空が明るくなってきた、と前述しましたが、その後、再びどんよりとした雲が広がって夕暮れへ。はっきりしない天気。地元民放・南日本放送(MBC)のホームページで週間予報をみると、あすからほぼ1週間、鹿児島市は晴れとなっています。月末は予想最高気温が28℃、と暑くなりそう。
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きのう定休日に、食材の買出し、金融機関周りのついでに書店へ寄り、以前から気になっていた呉座勇一さん著「応仁の乱」(中公新書=左写真)を購入。
日本史の授業に出てくるので、ほとんどの人が名前だけは覚えておられるでしょう。が、著者がまえがきに記しているように、なぜこの戦乱は起こったのか、そして誰が勝ったのか、戦国時代の始まりと言われるがそうなのか、どうもよく分からない11年(1467年~1477年)です。
まず「応仁」とはいつごろか? 8代将軍義政のころだったか…。
水戸黄門、ご老公の「大日本史」による南朝正統論のせいか、北朝を立てた室町幕府・足利将軍家のイメージは悪いですね。そこへもって、義政ときたら、奥さんの日野富子が政治にでしゃばり趣味に走った暗君と教わった記憶があり、応仁の乱もバカ将軍のせいか、と思っていました。
背景には細川氏、斯波氏、畠山氏といった管領家はじめ勢力のある豪族・守護らが争うなど室町幕府が政治的に安定せず、1441年にはあろうことか6代将軍義教が赤松満祐(守護)に暗殺される「嘉吉の変」すら起こっています。「応仁」の20年前の話です。幼く将軍の座に就いた義政は成人して親政を敷こうとしたようですが、守護らの反対で挫折もしています。義政が暗愚だったと決め付けるのは早計かもしれません。
日本史自体好きな学科でしたが、私はどうも室町時代がとても苦手でした。
しかし、いまの日本の文化・芸能に直接つながるのは室町なのです。例えば能・狂言、茶・花道、小笠原流もこの期に正式に武家の作法となり、本阿弥家も将軍お墨付き。建築でも書院造などがそうですね。
苦手ながら大変に興味深い時代です。
まだ同書を10ページほど読んだばかり。楽しみです。
Commented by 六条判官 at 2017-05-26 20:56 x
 いつもお世話になります。例のベストセラーの本である「応仁の乱」僕も欲しいなぁと思っていた本です。室町時代といえば前から気になっていたのですが、ジブリの宮崎駿先生の「もののけ姫」も室町時代が舞台です。歴史に興味ない人からすれば微妙な時代ですが、古い権威を軽く見るバサラという風潮が生まれた時代です。登場人物にエボシ御前と言うキャラクターが出てきますが、宮崎先生曰く、バサラの象徴であるらしいです。(ソースはネットですが)まあ、室町時代は女の人が強かったと言われた時代ですが(笑)前も言ったように人々から忘れられた時代でもあります。しかしその後の戦国期のことを考えると色々と考えさせられます。
Commented by gayacoffee at 2017-05-26 22:41
六条判官さん、ありがとうございます。
室町時代は、いわゆる「貴種」が政権、宗教界入り乱れで混乱しながら、一方、国人衆や民衆の動きが出てきますね。土一揆など。どうもこの混沌さ、そして寺社の勢力争いもあってとても複雑なイメージがあります。同書を読んでいて、摂関家出の御曹司が幼く出家し、興福寺の別当に一乗院・大乗院の門主となり権勢をふるっている話が続き、頭がこんがります。我慢してページを遡ってはまた進むことを繰り返しています。
分かりにくい時代を学ぶ一書になればと期待しています。
by gayacoffee | 2017-05-25 12:19 | 焙煎人日記 | Comments(2)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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