もわーっと朝方に30℃超えの土曜。昼過ぎにぽつりぽつり雨
2017年 07月 22日
夏休みに入って最初の土曜。もわーっとした、もやっぽい雲が四方に浮かんでいます(右写真=自宅裏の菜園から西の空)。焙煎作業も暑さの中。
開店前のコーヒー焙煎は4種類でした。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●ブルンジ・カルシ・ブルボン=準期間限定豆(深煎り)
●ベトナム・アラビカG1エバーグリーン=期間限定豆(深煎り)
「ブルンジ」がいよいよ最後の焙煎となりました。きょう煎った分で、とりあえず終了。またいつか登場するかもしれません。次の期間限定豆は、同じアフリカ系を予定しています。「ベトナム・アラビカ」はもうしばらく販売します。
地元民放・南日本放送(MBC)のホームページをみると、昼過ぎから鹿児島市は雨の予報となっています。
【追記】=午後10時32分
閉店しました。予想された雨。当店のある坂之上では昼過ぎにぽつぽつと降った程度でした。後片付けが終わったら屋外の鉢植えに水をやらないといけません。
おおむね静かな土曜でした。
お客様が多かろうが少なかろうが、準備万端でお迎えするのが客商売。客足は結果に過ぎません。日々の積み重ねの結果であり、翌日への過程です。
閉店直後、元同僚Uくんが来店、試作中の商品を持ってきてくれました。しばし近況など話しました。
Uくん「アマガエルが鳴いていますよ」
私「もう梅雨が明けたからいないと思うけど…」
Uくんが帰って、自室に着替えを取りにいくとベランダで1匹声高々に鳴いていました。懐中電灯で、メダカの飼育槽のホテイアオイを照らし、どこにいるか探すこと数分。いました、頬を膨らまして。素手で掴んで自宅裏の菜園へ投げました。真夜中に鳴かれるとさらに眠れないからです。
アマガエルの表皮の粘液には毒素があるといいます。必ず手を洗うようにしています。
さて、閉店後の掃除に入ります。
読んでいる「応仁の乱」もあと10数ページです。新書なのにこんなに時間がかかってしまいました。結構、専門書っぽい内容です。登場人物の名前が似ていること、それから政局がどんどん複雑化・混乱していくため、頭がこんがらがります。
最初は畠山氏の相続争いだったようです。そこを足利将軍がうまい采配ができず、そのうち管領家など巻き込んでずるずると戦いの幕を落とせず、大内氏が出張ってきたり将軍跡目争いが出たりと混乱がさらにひどくなっていくという、なんだかいまの時代と似ていますね。六条さんの疑問は中公新書「応仁の乱」でかなり解明するのではと思います。
似ているといえば、守護大名や僧侶なども、江戸期の武士道よりももっと計算高い、商人的な感覚にあふれています。そもそもが鎌倉以来、所領安堵と忠義がセットですから、本来の姿なのでしょうが、駆け引きがものすごいし、摂関家出の坊さんも欲にまみれていますね。
これもいまの時代に通じるダイナミックさがあります。
江戸期よりも室町期の方がおもしろいかな、と。
知人の話では今週木曜のNHKだったかNHKBSだったかで、応仁の乱がテーマとなり同書の著者も出演さるそうです。放映日時などは念のためお確かめください。