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期間限定で「ブルンジ・ブルーナイルAA」登場! アフリカ中東部

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煎った「ウガンダ・ブルーナイルAA」。焙煎度は「フルシティーロースト」

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「ブルンジ・カルシ・ブルボン」に替わり、新たに期間限定豆として登場するのは「ウガンダ・ブルーナイルAA」です。名前がいいですね! すっきりと透明感がありつつ、軽い感じなのにしっかりした味、というのが私の感想です。
100g通常価格460円(税込み)、ポイントカード会員100g414円(同)。

左写真はその生豆。薄い緑色をしているので、ここ1年以内ぐらいに収穫されたものでしょう。当店では生豆を水洗いをするため、表面の薄皮やほこりなどが取れ、より緑色がはっきりしてきます。水洗いの様子はそのうち写真でご紹介します。

ウガンダはアフリカ中央よりやや東部に位置する赤道直下の国です。東にケニア、南にタンザニアと隣接、いずれもコーヒーの大生産国として有名。ウガンダも長い内戦を経て、いまコーヒー生産国として成長中だそうです。
同国でも東部、ケニアとの国境にあるブギス地方で栽培されているコーヒーは評価が高く、マウントエルゴン地区で栽培される「ブルーナイル」はブギスの最高ランク品とのこと。もちろんアラビカ種です。
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何度か試し焼きをしてみました。
苦味が出始めつつもわずかに酸味の気配があるかないかという、香りも楽しめる焙煎度、「フルシティーロースト」で煎ることにしました。
当店は深煎りコーヒーの店です。多くの豆種は、煎った時点で豆表面につやが出る「フレンチロースト」です。
「ブルーナイルAA」では迷いました。フレンチローストだとやや苦味が強めに出るようなのです。
一般にコーヒー豆は深く煎れば煎るほど、その豆特有の香り・味が分かりにくくなります。豆種ごとの特徴をはっきりさせるには中煎りあたりでしょう。しかし、中煎りでは酸味が強く出て、後味もカラカラとし、コクに物足りなさを感じます(私の好みの問題かも)。それゆえ、当店のコーヒー豆は、苦味の出始めのフルシティーローストから、一瞬甘味の出るフレンチローストあたり。深煎り好みの焙煎人としては、煎り止めのタイミングをどこにするか、いつも迷います。焙煎人の好みをお客様に押し付けてばかりでいいのか? と。

コーヒー豆は釜の温度1℃の差で大きく味・香りを変えます。季節、気温・湿度でも変わります。毎回が試行錯誤です。まして期間限定として登場したばかりの「ウガンダ・ブルーナイルAA」です。今後、煎り止めのタイミングが変わるかもしれませんが、とりあえず何度か試しに煎ってみて、このあたりかなと思える焙煎度を探ってみた結果です。お試しください。
by gayacoffee | 2017-07-29 20:06 | お知らせ! | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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