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活動再開の新燃岳、けさ1700mまで噴煙。桜島も未明に噴火

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▲この秋に登場した「マロンラテ」(480円)。秋から冬にかけての限定メニュー。しかも姪、娘のいる時間のみという「限定」の二乗

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▲本店、カウンターに焼きたての「アールグレー・スコーン」が並ぶ。もちろん当店自家製!

快晴の鹿児島市です。予想最高気温30℃。真夏日が続きます。
ただ、あすから天気が崩れる見込みのようです。店先、花壇の花木への水やりをほぼ毎晩欠かせません。

全国ニュースにもなったので、鹿児島県外の人もご存じでしょうが、鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳がきのう、6年ぶりに噴火、気象庁は噴火警戒レベルを3の「入山規制」に引き上げました。新燃岳で噴火が観測されたのは2011年9月以来とのことです。
今後も、爆発的噴火のおそれがあるとして、火口からおおむね2kmの範囲で、大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。風下側では、小さな噴石に注意するよう呼びかけています。
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※左写真=地元民放・南日本放送(MBC)のホームページにリアルタイムの新燃岳の様子を観ることのできるYou tube映像がアップされている。映像元は気象庁の火山監視カメラか? と思いきや「ウエザー・ニュース」の配信(13日午前10時27分追記=その後、新燃岳の監視カメラ映像をあれこれ確認すると、元は気象庁のカメラのよう)

きょうも新燃岳は噴火を継続中で、気象庁のホームページによると午前9時に火口上1700mまで噴煙を上げているとのこと。噴煙量は中量。
「11日05時34分に発生した噴火が現在も継続今後も噴火が継続する場合は定期的に通報する」としています。
一方、桜島もきょう昭和火口が午前2時17分に火口上1900mまで噴煙を上げる噴火をしています。こちらも噴煙量は中量。
※右下写真=こちらが気象庁の設置している監視カメラの映像。北海道から伊豆・小笠原諸島、九州・南西諸島まで、監視が必要と思われる(気象庁がそう判断している)火山を24時間態勢で撮影している。北海道・十勝岳はもう雪山だ
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一旦、ここでブログをアップします。
きょうは午後から、イベント出店の説明会に行く予定です。福祉施設の主催です。

追記】=午後6時20分
午後3時~、平川にある社会福祉施設「旭ケ丘園」で同園主催の「秋祭り」の説明会と参加事業所の顔合わせ会に行ってきました。谷山を中心に福祉事業に力を注いでおられます。最近、慈眼寺にできた「縁側」も同じ法人が運営、良い評判を耳にします。
祭りの詳細は近く別途にご案内しますが、10月29日(日)午前11時~午後3時の開催です。これまで夏場に開催してきた祭りをずらし、ことしから利用者さんやその家族、地域の皆さんのほかにももっと広く来場してもらいたいとのことで、「秋祭り」として初めて外部の事業所・店舗に出店を呼びかけることにしたそうです。
当店にも声をかけていただきました。コーヒーを中心にしたメニューを考えています。

追記】=午後7時44分
新聞・テレビを観ていて違和感を覚えます。
大義なき解散だと言っていたのに選挙戦に入ると、与党や「右」政党、反動政党が憲法改正の発議ができる議席を確保するだろうとか、改憲反対を唱える政党の中でどこが議席を伸ばし、どこが減らすなどと、世論調査なるものを出してきます。政治記事ではなく、政治業界記事ですね。マスコミがいちばん浮かれているんじゃなかろうかと思います。
ちなみに、共産党を含めた、いわゆる「左」の政党を、きょう昼間にちらっと見てしまった情報番組(自称・報道番組)は「リベラル」派と呼んでいました。いまやリベラルは左翼、共産・社会主義思想を持つ人々を指すようですね。
世論調査で希望が見えなくなった「希望」の小池代表も「リベラルを排除する」と言っていました。
リベラル=左翼となったのですかね。
でも、政治や国家の仕組みを変えていこうと主張しているのは、反動勢力ではないかと思うわけで、社民党などは「護憲」「護憲」とお題目のように唱えており、これはまさに「保守」ではないかと。いまを変えたくないわけですから。
なんだか、私にはリベラルも右も左もごちゃごちゃとし、よく分からなくなってしまいました。

ちなみに私は憲法改正をタブーにするのは、その憲法が保障する思想・信条の自由に反すると思います。また近代国家観から抜け切れない現代の国家がある限り、軍事力(自衛力)はやむをえず必要であり、軍事力の拡大解釈を立法府・行政府が行わないためにも憲法で明確に定めた方が、今後の日本という国家のためにも国民のためにも健全ではないかとも思います。さらに、論議すらタブーというのはおかしい。
論議した上で、国民がどう判断するのか。
ただし、問題はマスコミです。読者、視聴者に迎合するあまり、先の大戦ではミスリードを続けた“前科”があります。大本営発表に至る前にすでに新聞社は日清・日露戦争で稼ぎ、日露の戦後処理で政府批判して、国民を“夜郎自大”化させながら部数を伸ばしたのが、いまの大朝日です。複雑・繊細な政治・外交問題を論理的に理性的に伝えることをせず、一言でばっさりぶった斬る。まるでチャンバラ劇のように国民世論をたきつけ、もう止められない状態の中、関東軍の暴走も起こったのでしょう。
戦争をあおったとの責任で、敗戦後、新聞社の幹部はクビ(追放)になったものの、マスコミ自体の体質は変わっていないのではないか、と危惧します。売れるか、受けるか、と。ニュースは“編集”されているのですから。
マスコミには、「戦争責任」という“前科”があることを肝に銘じ、彼らが盛んに伝えることの裏でなにがあるのか、伝えないことはなんなのかを、別の手法で知ることでバランスを取らなければいけません。
マスコミがボツにした、あるいはベタ記事で伝えたニュースだけを集めた新聞なり雑誌なりサイトなりが“日刊”で出ないか、と期待するほどです。世界の通信社から膨大なニュースが流れ飛び交っているわけで、ニュースにならない(しない)ニュースこそニュースではないか、と思います。
いや、英語をまじめに習得しておけばよかった、と反省。少なくとも、海外から発信されているさまざまな情報の現物に触れる機会が多かったはずです。

気象庁のホームページによると、新燃岳は噴火継続中でこれまでに火口上2000mまで噴煙を上げたとのこと。
Commented by 六条判官 at 2017-10-12 13:47 x
少しお久しぶりです。ここ最近お店に顔を出せなくてすいません。さて以前お聞きしたことで、ちょっと忘れてしまったことが二つあります。一つは陶磁器や茶器などが少しくらいかけていて、左右非対称であることが侘び寂びらしいということです。少し本で宗教家で東京大学名誉教授の中村元さんのブッダ入門でインドやイスラム世界では左右対称が美学とされますが、日本の平等院鳳凰堂は池の方が左右非対称であると書いてありました。この左右非対称は日本独自の美意識なんでしょうか?もう一つは、西郷さんは戊辰戦争だけでなく革命が日本にさらに必要だと唱えたことです。これは後々に玄洋社の頭山満の思想につながっていったのでしょうか?(彼も打倒藩閥政治と掲げていたり大アジア主義者でもありました)やはりフランスのナポレオン一世のようにヨーロッパに革命の波を広げたように、アジアにも革命の波を広げたかったのでしょうか?
Commented by gayacoffee at 2017-10-12 19:13
六条判官さん、ありがとうございます。
最近、店の外にあちこち出たりせざるをえない仕事もあって、ご無沙汰です。お時間があるときまたご来店ください。
さて、書かれていた2件とも、私は専門的知識を持たないため、答えを持ちません。
左右対称よりちょっとくずれたものを好むという傾向は確かにありそうです。利休の逸話で、両耳のある花瓶の片方の耳を壊して良しとしたとあります。ま、でもこの話は私は好きではありませんね。せっかく陶工が造ったものを壊してしまうのは傲慢にも映ります。ま、美意識の違いでしょうが。
完璧・完全を避けるのはひとつの願掛けにもつながるかもしれません。「満れば欠ける」のたとえから、流鏑馬でもわざと1矢を外すとも聞きます。
平等院鳳凰堂の池には私も興味がありました。建物は左右対称なのに、と不思議ですね。
ヨーロッパは少なくとも近世以降、左右対称が好まれて宮殿や庭に顕著に現われていますが、それ以前はどうだったのかは不明です。またイギリスの近世の庭はかなり自然を自然以上に作ることで知られますから、果たして左右非対称を好むのが日本独特の文化かは不明です。
西郷南洲翁は「革命」の本質を唱えていたと知人に聞いたことがあります。江戸を焼き払うとの方針はそのひとつとも言われます(勝と山岡、篤姫らの努力で江戸総攻撃は中止された)し、「まだまだ血が流れないといけない」と言ったともされます。頭山への思想へどうつながったのか、私はまだまだ浅学であり書いたり語るには恥ずかしく、遠慮いたします。
ロシアの南下を非常に恐れていたため、李朝が続いていた朝鮮に、日本のような政治・経済の近代改革を行い、欧米に対抗できるよう勧めようとしたのが、明治政府の岩倉、大久保、井上らのプロパガンダで「征韓論」とされ、いまに曲解されて伝わっているともされます。「遣韓論」であり、さらに武器ひとつ持たず丸裸で自分ひとりででも朝鮮に行って朝鮮王を説得すると言い、政府の誰だったか高官が、「殺されるぞ」と警告すると「それでも良い」と西郷翁は答え、さらに「戦争になるから、(西郷翁の)朝鮮に行くと同時に戦の準備をすべきだ」と言われると、「それは道理が通らない。あくまで自分は説得をしに行くわけであり、その裏で戦の準備をするのはいけない」と説いたとされます。
by gayacoffee | 2017-10-12 12:29 | 焙煎人日記 | Comments(2)

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