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引き続きの秋晴れ、午後から店内飲食のお客様ぽつぽつ

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11月に入って初めての日曜。「文化の日」から3連休だった人もおられたのではないでしょうか。きのうに続き秋晴れとなりました。「日なただとほかほかし、木陰に入ると肌寒い感じですね」と、鹿児島市平川にある錦江湾公園でお子さんと一緒に遊んだ帰りとおっしゃる常連のお客様。バラ園では花が咲いて訪れる人が多かった、とのこと。
日が暮れて静かな店内に戻りました(左写真=午後6時15分ごろ)。昼を回ってからぽつぽつと店内飲食のお客様がご来店くださいました。普段は売り上げベースでみるとコーヒー豆ご購入のお客様が店内飲食の方を上回るのですが、きょうは逆のよう。ありがとうございます。
元同僚Uくんが県外での仕事帰りに寄ってくれました。接客もあってあまり話をすることができませんでしたが、久しぶりにUくんに会えてよかったです。

開店前のコーヒー焙煎は4種類でした。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●ウガンダ・ブルーナイルAA=期間限定豆(深煎り)

午後の休憩時にあす朝に煎るコーヒー生豆のハンドピックを終えました。こんやは閉店後の掃除を済ませたら早めに休めそう。衣替えの作業をゆうべできなかったので、それが宿題です。
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地元紙・南日本新聞の日曜第1面サイドに地元関連で活躍している人たちがつづる「朝の文箱」というエッセー欄があります。けさは環境省奄美野生生物保護センターの希少種保護増殖等専門員の水田拓さんが「ネコブームの陰で」と題し、専門家の目を通した深く鋭い随筆を書いておられました(右写真)。
空前のネコブームが続いている昨今。しかし、「愛らしいネコたちにも、寒さに震える日や不衛生な環境で過ごす日もあるはずだ」とし、「わたしたち人間は、『あまり見たくないもの』は無意識のうちに視野に入れないようにする傾向がある」と指摘。「テレビや写真の中では幸せそうに見えるネコも、本当はつらく悲しい世界を生きているのかもしれない、と想像することは、もし愛するネコのことを十全に理解したいと思うなら、とても大切なことではないだろうか」とした上で、奄美大島では野生化したネコがアマミノクロウサギやネナガネズミ、アマミトゲネズミといった希少な哺乳類を捕食している問題を取り上げ、森の中で見つかるネコのフンから「決して無視できない数の野生動物をネコが食べているのは明らかだ。ネコにとっても、ハブにかまれる危険と隣り合わせで生きているのは過酷なことだろう」と野生化したネコへの思いやりも含んでつづっておられます。
奄美の生態系を守るために、奄美の森にいるネコを捕獲し安楽死も含めた対策を検討している行政など関係者の悩みも記し、「安楽死を含めた対策」への反対署名が4万筆を超えたことについて、「ネコが好きな心優しい人なのだろう。ならば、その優しさを使って少しだけ想像してもらえないだろうか。森の中に、野生動物を襲わずには生きていけない気の毒なネコが確かに存在することを。今この瞬間にも、ネコに食べられている野生動物がいることを。そしてそんなネコも、ハブ咬傷の危険に常にさらされているということを」と書いておられます。とても深い提言として読みました。
by gayacoffee | 2017-11-05 19:49 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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