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鹿児島市、20℃近くまで気温上昇、こんやから雨の予報

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※右写真=午前9時15分ごろの店内。朝日が長~く差している

午後3時を回り、快晴だった空にひつじ雲らしきものが浮いてきました(上写真=午後3時40分、当店前の市道から南の空)。まだ日差しはあります。これから鹿児島市は曇り、そして雨の予報です。
鹿児島市は春の陽気となっています。最高気温19・9℃(アメダス)。ほかほかで、午前中、ゆるめに設定していた暖房を昼、OFFにしました。

昼過ぎ、家族連れなどお客様がほぼ同時にご来店され、休憩中の姪に店に入ってもらいました。駐車スペースがいっぱいとなり、その後に来てくださった方が入店できませんでした。申し訳ありませんでした。お客様が重なるときは不思議と重なるもので、その前後はおおむね静かな当店なのです。
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※左写真=「コロンビア」の中深煎り。ブレンドで隠し味的に使っている。深煎り豆をメーンにしている当店のメニューには出していないが、「酸味のある豆が欲しい」とおっしゃるお客様にお薦めしている。100g360円(ポイントカード会員324円)

開店前のコーヒー焙煎は6種類。
●グアテマラSHB(深煎り)
●ブラジルNo.2(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(中深煎り)
●ペルー・モンテアルトAJSオーガニック=有機栽培豆=インカの香り(深煎り)
●エチオピア・モカ・イリガチェフG2(深煎り)
●タンザニアAA=キリマンジャロ(深煎り)

下写真は当店のコーヒー豆焙煎機の炎。ガスの直火式です。釜に直接炎を当てて煎ることから「直火式」と呼ばれている焙煎機のひとつです。
釜に投入したコーヒー生豆が熱でまず水分が飛び、その後に色づいていきます。熱せされた豆の表皮がはがれ、釜の網目からこぼれてガスの炎の中に落ち、ポッと一瞬で燃えます。それはまるで流れ星のよう。なんとか流星群とでも言いましょうか、表皮が次々と炎で焼かれ、その瞬間に金色に光ります。美しい光景です。
コーヒー焙煎はこんな楽しみもあります。

追記】=午後9時4分
静かな夜の当店でした。
高校生のグループがしばし歓談、午後7時半ごろに帰っていきました。ありがとうございました。
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Rさんからお借りしていた「アジアのなかの戦国大名 西国の群雄と経営戦略」(著者・鹿毛敏夫さん、吉川弘文館=左写真)をようやく読み終えました。
室町期、将軍家が財政逼迫で売りに出した(?)「勘合」を持ち、大友、大内といった守護大名らが将軍家の名代で遣明船を仕立て、中国(皇帝)と交易したそうです。日本からの主な輸出品は硫黄。九重を領内に持つ大友氏、硫黄島を持つ島津氏は要請を受け硫黄採掘にいそしんだとか。松浦、相良といった九州の大名も“遣明船”を仕立て、明側が正式な交易と見なさない場合は、中国南部へ船を回し密貿易。倭寇は決して日本人ばかりではなく、中国人倭寇もいれば、朝鮮倭寇もいて、かなりの活動をしていた、と。
同書のおもしろさは、戦国期にあって日本の大名が皆、天下取りを目指していたわけではないのではないか、との視点です。いや信長の言う「天下」も畿内を指すとの研究もあって、果たして教科書が記述する天下統一へまっしぐら、ではなかったのではと著者は記します。
島津氏が硫黄を集めていたのも大変に興味深い話です。
ただ、刀剣好きの私から言うと、中国、朝鮮への主要な輸出品のひとつであった日本刀の話がほぼ書かれていなかったのが残念でした。日本刀がなぜ中国、朝鮮で売れたのか、疑問が消えなかったからです。

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by gayacoffee | 2018-01-16 16:37 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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