人気ブログランキング | 話題のタグを見る

産まれるときの記憶がある子供

10年ほど前のことですので、正確には覚えていませんが、妻の友人の、当時4歳だった娘さんが、自分が産まれるときのことを覚えているというので、わが家にその親子が遊びにきたとき、娘さんに尋ねてみました。

「〇〇ちゃん、産まれてくるときどんな感じだった?」
「あのね、暗くて狭いところを通ってきたの」
「それで?」
「そしてね明るくなったの」
そう言いながら抱っこしていた人形を持って部屋を駆け回ってしまったので、それ以上くわしくは聞けませんでしたが、妻の話では、自分が産まれるときの記憶を幼児のころまで覚えている子供がときどきいるとのこと。

幼児の記憶に関連して、ちょっと話は変わりますが、「オーラの泉」の影響ではありませんけど、私の周りでは「前世」の話題で盛り上がります。
今日も、スタッフの1人Kさんとご飯を食べながらこの話に。
「私がよく見る夢なんだけど、防空頭巾をかぶって押入れみたいなところに子供を抱いて逃げ込むのね。怖くて怖くて子供が泣き出さないよう口を押さえてじっとしていると、家の戸が開く音がして兵隊さんが入ってくるの。そこでいつも夢は終わるんだけど、きっと前世は戦争中に悲惨な目に遭ったんじゃないか、と思うのよ」

Kさんの話では幼児のころまでは、前世を背負っているとか。
「子供のころの記憶って、ある時期から急に鮮明になるじゃない。きっとそこから今世が始まるんじゃないかな。誰も教えないのに何かに惹かれるってことがあるでしょ。子供なのに着物にすごい興味を持つとか。不思議でしょ、これって」

確かに不思議です。
私は、47歳になって居合という武道をすーっと自然に始めましたが、刀(と言っても未熟者なので模擬刀ですが)を持っているととても心が安らぐんですね。「普通は刀って恐ろしいものよ。あまりそんな話はしないで」と妻には非難されますが、居合の練習をしているとき、私はとても落ち着くのです。
Kさんに、「そう言えば、私は子供のころ段ボールで鎧兜を作って着けて楽しんでいたんだよね。学生時代もあちこち旅に出ると博物館などに行って日本刀を見るのが好きだった。ひき込まれるというか、落ち着くんだよね。城跡、それももう朽ち果てた石垣しかないところとか、ほとんど林の中に埋まってしまった空堀の跡を訪ねたりするのも、昔から好きだった」と言うと、「それも前世の影響よ」とKさん。

果たして「前世」なるものがあるのでしょうか。そして「来世」もあるんでしょうか。科学的に説明できる「肉体」に対し、「魂」って科学的にどう分析されているのでしょうか。興味がわきます。
私も中年真っ盛り。年をとってきたせいか、最近、「魂」の行方が妙に気になります。そして、あの「千の風になって」の歌詞がジーンと心にしみます。
by gayacoffee | 2008-02-16 23:37 | ガヤマスのつぶやき | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee