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2012年は人類の変革の年?!

昨日聞いた話です。

「2012年は大きく変わる年なんですよ」
常連のKさんご夫婦がおっしゃいます。
立ち話だったので、その理由や根拠など詳しくは聞けず、次に来店されたときにうかがおうと思っています。

ただ、おっしゃっていたのが「人々の生き方とか、地球環境とかにしても、今まで通りではうまくいかなくなっているって感じは、もうありますよね。その最後の年が2012年だというんですよね」。

ちょうど北海道では洞爺湖サミットが開催されています。地球温暖化が大きなテーマ、とマスコミは伝えます。
最近、新聞やテレビで、世界規模の砂漠化、森林破壊、食糧危機などが目立って伝えられるようになりました。5年前はこんなに熱心じゃなかったのにどういうことでしょう。いよいよ人類が地球に住まわせてもらえない状態が切実になってきたように感じます。
環境問題は、温暖化による海水面上昇により領土問題に直結するだけに、世界経済を動かす欧米にまたがる巨大財閥にとっても深刻です。
その欧米が進めてきたグローバル化の前には、中東に代表されるナショナリズムが鮮明に立ちふさがろうとしています。

人々の生き方、考え方も少しずつ変化している、と感じます。

「もっと伸びろ、もっとがんばれ」と右肩上がりを「正しい」ことと信じ、なかば強制してきた価値の時代は、自殺者が年間3万人を超え、サラリーマンの過労死の表面化で終焉を告げざるをえなくなっているのではないでしょうか。
企業を眺めると、「一流」と世間で言われるところが偽装問題や談合、汚職などといったマヤカシをし、ウソをつき、テレビカメラにトップが頭を下げ、幹部社員が逮捕されています。一人ひとりは悪人でもなく一生懸命働いた末に手錠をかけられるのです。
大分では、なんと教育行政の幹部らが教員採用で不正を行って恥をさらしています。
国内では、モーレツ社員を自認してきた団塊世代が定年退職し、あとに続くのは私たち「シラケ世代」、そして「新人類世代」「団塊ジュニア」といった物質文明の落とし子たち。
彼らもまた、「正社員」「非正規社員」といった、従来の性差別に替わる新たな雇用格差の中で、平均台から落ちまいと不安を募らせています。

種々のプレッシャーと不安は、信じるものもなく、犯罪をより凶悪化、無軌道化させています。
さまざまな社会の矛盾の蓄積は、宗教・倫理観という浄化作用が働かず、池の底にたまり臭いガスを発散させているのです。

「2012年」とは何か、Kさんご夫婦が次に寄られた際にうかがうとして、地球で暮らす人類が大きな思想の変革(または登場と言っていいのか)のときを迎えていることだけは確かでしょう。
by gayacoffee | 2008-07-07 15:46 | ガヤマスのつぶやき | Comments(0)

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