店休日。思いついて映画「クライマーズ・ハイ」観る
2008年 07月 30日
というのも、昨夜午後11時15分に睡眠薬「ハルシオン」を飲んで横になりました。わずか10分ほどで眠りの中に…。いつもだと、何かの物音、気配で夜中に何度か目が覚めるのですが、朝までぐっすり。
できれば薬など飲まないに越したことはないのですが、体調が悪いときは「便利」です。
昨日夕方、毎月通院している心療内科に出かけ、先生に「夏バテなのか気力が落ちていて、そのくせ夜中焙煎した後、頭の中がカッカとして眠れず、朝がきつくなってきている。(うつ症状がひどかった)以前に戻りそうで」と不安を伝えると、先生は「店を始めてからの疲れと夏の疲れがたまっているんでしょうね。寝るのがいちばんでしょうが、仕事でどうしても早く眠れない場合には薬をしばらく使うのが(改善には)早いですよ」と、いつもの抗うつ剤「トレドミン」と安定剤「デパス」に加え、睡眠薬「ハルシオン」を処方してくれました。酒と一緒に飲むと大変なことになる、という薬です。
前置きが長くなりました。
(写真右は鹿児島中央駅ビルから眺める桜島。最近昭和火口が活発に爆発しています)
今朝、ささっと店内の掃除と「店休日です」の告知をドア前に置いて、午前9時30分坂之上発のJRで鹿児島中央駅へ。
急に思いついて、以前から気になっていた映画「クライマーズ・ハイ」を観に行きました。もちろん1人で。映画は1人で観るもの、が私のポリシーです。
(写真右は現在建設中の南国殖産の新社屋ビル。左が現在の南国ビル)
「クライマーズ・ハイ」については明日にでも書きますが、原作を読んでいないと映画の背景は分かりにくいでしょうが、原作を読んでいると物足りなさが残る、というのが感想です。原作にないストーリーは蛇足に思えました。
2時間ほどの「映画」という特性から言うと、仕方がないのかもしれません。
以前NHKが2夜連続で放映した佐藤浩市さん主演のドラマは、かなり原作に忠実で、個人的にはNHKのドラマの方が良かったと思います。このあたりの話も明日のブログに書きます。
久しぶりの映画でした。天文館で何年か前にマイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバン」を観て以来です。
鹿児島中央駅ビル「ミッテ」で観るのも初めて。
水曜はレディズデーでした。「クライマーズ・ハイ」も女性客で埋まっていました。夏休み中とあって、子供連れで賑やかしい館内でしたが、硬派なテーマだけに、「クライマーズ・ハイ」には子供客が1人もおらず、静かに鑑賞できたのがなにより。
内容はまあまあでも、やはり、大きなスクリーンで観る映画はいいものです。
(写真右は鹿児島中央駅構内。3番ホームに日豊本線の「KIRISHIMA」号が停まっています。鹿児島中央駅は、熊本回りの鹿児島本線と宮崎回りの日豊本線の終着駅。郷愁をそそる駅です)
映画が終わってすぐに坂之上へ帰りました。私の今の暮らしで繁華街に興味をそそるものはありません。書店には昨夜寄りましたし、なにより居合道場のことがあったからです。
帰宅して、妻が「(鹿児島国際)大学の店に行かないといけない」と言うので、車が使えず、今日は居合道場行きを断念。先生に欠席の電話を入れました。
久しぶりの映画鑑賞の疲れも出て、昼間からまたしても「ハルシオン」を飲んで寝てしまいました。
起きたのは夜8時半。「ごはんだよ」の声で目が覚めました。
食事の後、「ガヤ黒熊」作りの練習も兼ねて娘たちに作ってあげると、「もうちょっと甘さがほしい」などの感想が。若い人には甘さが足らないのでしょうけど、私ぐらいの年齢にはほろ苦さと甘さがちょうどいいと思うのですが、ね。
焙煎もなにもしない一日。外の植木の水やりを終え、パソコンに向かいました。
たまにはこんな日もいいでしょう、と納得させつつ今日のブログを終えます。