人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イチロー、8年連続200本安打達成!

インターネットを開くと、「イチロー、8年連続200本安打達成」の速報が流れていました。
200本安打8年連続は、1800年代末の選手と並ぶ記録で、1900年以降は初めてとか。
継続は力なり。すごい人だなあ、と改めて感じます。

イチローを見ていると、毎回の打席に彼なりのテーマがあるようにみえます。
基本的には「来た球を打つ」でしょうが、左中間への流し打ちを、まるでテニスボールを打ち返すように見せてくれたり、あるいはセーフティーバントを決めたり…。何かしら、「この打席、このピッチャー、このタイミングにはこのヒットを狙おう」との決意を感じるのです。
とんでもなくストライクゾーンから外れるボールを、なぜわざわざ打ちにいくのか…。

もちろん所属チームあっての選手ですから、イチローも自分が活躍しても試合に負けると、チームのふがいなさを口に出すこともありますし、実際、チームの勝利を常に意識して打席に立っていることは分かります。
選手はまずチームの勝利のために打席に立ち、出塁し、あるいは守備を固めます。イチローもそうです。
でも、イチローの打席には、ほかの選手にないものを感じるのです。これは彼の守備についても言えることです。
あくまでも、これは私の推論、いや妄想かもしれません。
それでも、彼にはほかの選手とは違うものを感じます。

例えば、この打席で2塁にいるランナーをバックホームさせるヒットを期待されている、とします。で、多くの選手は、狙いをつけていた球を打ち打点を挙げるか、もしくは外れるか。
イチローの場合は、同じく打点に結びつく安打を狙いつつも、いかなる球をピッチャーが投げてきても打ち返してみせよう、という気持ちがあるように思えてならないのです。その球が難しいコースであればあるほどヒットにした達成感を持つような…。
イチローは現代の武芸者なのかもしれません、宮本武蔵のような。
そういえば、「来た球を打つ」と言えば当たり前のように思えますが、「来た打てる球を打つ」ではなく、「来た球」すべてとなると、武芸者でなければできないでしょうね。
by gayacoffee | 2008-09-18 13:24 | ガヤマスのつぶやき | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee