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コーヒーを飲まれるお客様がぽつぽつと

今日も写真のない、文章ばかりの「焙煎日記」となります。

不思議と店内でコーヒーを飲まれるお客様が続く一日でした。
コーヒー店ながら、「不思議と」というのも変ですが、どちらかというとコーヒー豆をご購入される方、スイーツをご注文される方が多い当店です。そこが「喫茶店」と名乗らないゆえんでしょうか。

今日は、ひとつ問題がありました。
鼻炎です。鼻炎の薬を今朝飲んだせいか、味覚が若干変になっています。
お客様にコーヒーをお出しした後、念のために濃淡など自己チェックで、残ったコーヒーを味見しているのですが、味がはっきりしません。
私の鼻炎は花粉症とか、ハウスダストとかではなく、「冷気」です。急激な気温変化に鼻の粘膜が過敏なようで、今朝起きて、すーっと冷たい空気を吸い込んでしまい、くしゃみが続いたため鼻炎薬を飲んでしまいました。
夏場も冷房の風に刺激され、鼻炎が始まることもあります。秋は、急に冷え込むこの時季が、要注意です。

お昼、宅配便でご注文のお客様にコーヒー豆を発送しました。3000円以上お買い上げの場合、送料は無料となります。

昼過ぎ、元同僚のFさんが「近所まで来た」と来店してくれました。
コーヒーよりも日本茶が似合いそうな風貌。思わず「コーヒーでいいですか?」と尋ねてしまいました。携帯電話の操作も不慣れそう。
Fさん「一応携帯も持ってんだけどさ、(着信に)気付かなかったりするんだよね(笑)」
Fさんは学生時代に居合道を修行していた、と聞いていたので、「私も1年前から居合を始めたんですよ」と私が言うと、「へ~、なんでまた」とFさん。いきさつを説明しました。
実は、私が居合道を習いたい、と思い立った際、いちばん初めに浮かんだのがFさんの顔でした。Fさんと知り合っていなければ「居合」という言葉すら頭に浮かばなかったでしょう。居合と私の出合いには、Fさんの存在があったのです。
Fさんは、少々変わった方です。変人というわけではありません。130年ほど前に生まれていれば、しっくり世になじんだろうな、と思わせる、どこか超然とした人物です。
Fさん「以前、真剣(日本刀)を握ったことがあるけど、緊張するよね。昔の人が、滅多やたらと刀を抜かなかった理由が分かるよ。抜くときは命がけだからね」
時代を超えた会話がふっと交わせるところがFさんの魅力。同時に、相手をほっとさせてくれる雰囲気も持っています。「来週また来るから」と次の約束へ向かうFさんでした。

夕方、接客の合間にコーヒー豆のハンドピック、水洗いを4種類。今夜焙煎します。
●グアテマラSHB(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●ブラジルNo.2(深煎り)
●コスタリカ(深煎り)
by gayacoffee | 2008-10-28 19:16 | 焙煎人日記 | Comments(0)

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