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午前中からぽつぽつとお客様。暑い中、感謝!

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店内飲食やコーヒー豆ご購入のお客様がぽつぽつと夕方まで続いてご来店くださり、昼食を摂ったのは午後5時半でした。当店にしては珍しいことです。
日中は暑いほどの陽気となり、「今年最高気温を記録したのでは?」と気象庁のホームページにアクセスすると、鹿児島市が25℃の夏日で5月下旬の気温。大口では27℃を超えたようです。
日傘を差してご来店される方が結構いらっしゃいました。暑い中、ありがとうございました。
当店奥の自宅裏にある畑で、ビワの実が大分育ってきました(右写真)。色はまだ緑々。でも、夏が近づいていることを教えてくれます。

今朝は少々、いつもより早めに起き、明日開催される「てづくりドルフィンマーケット」への出品準備を行いました。昨夜のうちにポップ作成、コーヒー豆の準備は済ませておいたのですが、出力したポップの紙をもっと頑丈にしよう、とラミネート加工したのです。
前にも当ブログで紹介しましたが、同イベントは明日日曜、鹿児島本港区ドルフィンポートの1・2階で開かれます。当店も、ハンドメード作家さんらと一緒にブースを借りて出店しますが、私は当店があるため、ハンドメード作家さんたちに販売をお願いしました。申し訳ありません! Hさん、どうぞよろしくお願いします。

開店1時間前、「ごめんね~、まだだと思ったんだけど豆が切れたのよ」と、常連客のUさんがご来店されました。
「どうぞ、どうぞ。この時間にはもう掃除など始めていますから声を掛けてください」
Uさん「コーヒーがないと、大変よ」
感謝、感謝です。

夕方、コーヒー生豆問屋の方から電話がありました。
そろそろまた、新しいコーヒー豆を探したくなった私が先日、ファクスを送っていたからです。
「1週間ほど出張で出掛けていて、すいませんでした」と問屋さん。
私が興味を持っている豆について尋ねると「バランスがとれたおいしい豆ですよ。ストレートでもブレンドにしてもいい豆で、深煎りするとコクがありますね」とくわしく説明してくださいました。夏向けのコーヒー豆についてもアドバイスをくださいました。
最近のコーヒー豆事情も聞きました。
「コロンビア」の生豆価格がじわじわと上昇しています。しかも日本の商社がこのところ取り引きできない状態、とのこと。「コロンビア」は当店でも、「ブラジル」に次いでよく使っている豆だけに、困った問題です。「エチオピア・モカ」は若干ながら生豆が出てきているため注文をしました。ただ、新しい「モカ」はほとんど日本国内に輸入できないでいます。事態は深刻です。
このように、いろいろ相談したり情報を教えてもらえる取引先があると、本当に助かります。

近ごろ、ノルマに追われているせいで時間がないのか、それとも社の方針なのか、「売るだけ」「注文をとるだけ」という営業担当が少なくなく、がっかりさせられることがここ1年間にも何回かありました。「モカが入荷されていない」という情報は当時いちばん取り引きのあった生豆問屋さんからではなく、インターネットで生豆を販売している東京の問屋さんのホームページでした。
「こりゃあ大変だ」とすぐに、当時取り引きのあった生豆問屋さんに注文を入れたところ、最初は「OK」があり、2日ほどして「モカが入ってきません」との連絡が返ってきてびっくりです。「少量でもなんとかならないか」との私の要請にも「無理です」の一点張り。先の見通しも「分かりません」。もう1社の取り引き先も同様で、そこは在庫のあった「モカ」数kgを売ってくれました。
しかし不思議なもので、これまでのお取り引き先と縁が薄くなるころに新しい出会いがあるものです。
いまかなりの量を取り引きしている前述の生豆問屋さんがそうでした。その出会いで、国内から消えつつある「モカ」も当店では、なんとか切らさずに現在に至っています。
もちろんこれまでの恩は忘れないにせよ、扱っている商品への知識・情報はもちろん、愛情を持っている人とお取り引きをしたくなるものです。
営業マンの仕事は、「売る」ことではなく、自分が扱う商品・サービスをどれだけ愛せるかであり、その熱意が取り引き先の心を揺さぶるのだと思います。
by gayacoffee | 2009-04-18 19:42 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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