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ほかほかとした冬の日差しも、夕方からすっと冷え

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午後2時半を回りました。
穏やかな午後の日差しを浴びながらパソコンに向かっています。

午前中は少々バタバタとしました。
まず寝坊。起床8時45分でした。遅くとも8時15分には起きたいものです。昨夜、というより今朝まで宮城谷昌光さん著「王家の風日」を読みふけってしまいました。読み切って就寝。
開店準備前に郵便局へ行き、昨夜ネットオークションで落札した書籍代を送金、続いて銀行に行き、15日支払いの準備をしました。

銀行に向かおうと店のドアを開けると、ちょうど桜島が爆発したところで、当店から山姿は見えませんが噴煙が家々の背後に上がっていました(左上写真)。
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銀行に行ったついでに桜島を撮ろうとデジカメを首から下げて自転車で出て、少し坂を上がったところで振り返ると噴煙が大隅半島の方向へ流れていました(左写真)。北寄りの風に乗った灰が降っている様子まで観察できます。
あまりの好天に、午前の忙しさを忘れてしまい、そのまま自転車で近所をぐるっと回って、民家の庭に咲く花木にカメラを向けてしまいました。途中で、さらに横へ伸びた桜島の噴煙を撮影(左下写真)。
秋まで鹿児島市側に降っていた灰は、季節の移り変わりとともに方向を変えています。垂水や鹿屋などが灰にまみれているでしょう。眺めるだけなら勇壮な風景ですが、実際に降られると大変に困るのが桜島の灰です。
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銀行から店に戻ると店の前に人影。それとなくうかがうと、「(午前)10時半に店で待ち合わせをしている」とのこと。「うちは11時からのオープンなんですが…」と言いつつも、せっかく来てくださる方を“拒否”するのは良くない、と思い、「できるだけ早く開店準備を済ませますので、もうしばらくお待ちください」とご案内し、それから急いで掃除機をかけ、イス・テーブルを拭き、ケーキを入れ替え、お湯を沸かし…、とバタバタしたのでした。
以前、慈眼寺にある喫茶店「モーリー」のマスターが「(午前)9時ぐらいに来店される方がいらっしゃるから、そのぐらいには開店できるように準備している」と言っておられました。同店も午前11時の開店だったはず。さすが几帳面なマスターです。規則的なリズムが作れない私は毎朝ぎりぎりセーフの日々。
結局、お客様の待ち合わせはお互いすれ違いもあって11時を回ってしまわれ、いつもの開店通りとなりましたが、急いだお蔭で今朝は11時オープンができた、と思うほどギリギリのタイミングでした。

しばらくして“熟年”のご夫婦がご来店。ご主人はキャンピングカーをお持ちだそうです。
この秋には耶馬渓の紅葉、国東の石仏などめぐってこられたとか。「今度は日本一周だ」とにこやかです。
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「憧れますね、キャンピングカーには。男のロマンですよ」
ご主人「燃費はリッター9kmぐらいなんだけど、その分宿泊代が浮くでしょう。道の駅なんかに停めて休むんだよ。温泉付きの道の駅なんかは助かるよね。道の駅で、同じようにキャンピングカーを停める人は結構多くてね。仲良くなって。ブログとか作っている人もいて、面白いよ」
聞くと、一人旅とか。ますます憧れます。
奥様「好きなことをやっているのよ。男は気楽でいいわよね」
ご主人「一度っきりの人生だからね、楽しまなきゃ」
「そうですよ。でも、奥様とご一緒には回らないんですか?」
ご主人「別の趣味があるんだよ、妻は。教室を持っていてね、留守ができない。別の趣味をそれぞれ楽しんで、いいんじゃないかな」
奥様「そうね。やりたいことを我慢して不機嫌な顔をされるよりはずっといいわよ」
春に向けて、旅の計画を練っておられるそうです。
お話を聞いているだけで私も元気が出てくるようなご夫婦でした。
※右上写真は「坂之上駅前公園」のモミジ。まだ紅葉中です。耶馬渓の紅葉どころか慈眼寺のそれも見に行きませんでした。今日が私の紅葉狩りでした

追記】=午後5時7分
今夜は焙煎なしの予定。今日焼かないと明日以降に集中する可能性もありますが、経済効率からみると集中して焼いた方がよく、明日以降に延ばすことにしました。
ハンドピックだけは進めておきます。

日がかげって、気温がすーっと下がってきました。それにしても暖かい日が続きます。今日午後2時の鹿児島市の気温は17・3℃(アメダス)と観測されています。

追記】=午後7時19分
冷えてきました。午後7時に暖房をオンへ。

一応今夜は「赤穂浪士討ち入り」の日となっています。
「一応」とは、新暦(太陽暦)と旧暦の食い違いがあるからです。調べてみると、赤穂四十七士が本所松坂町の吉良邸に討ち入ったのは、旧暦の元禄15年12月14日で、これを西洋の暦、キリスト教ベースの新暦に直すと1703年1月30日に当たるようです。
で、今日は旧暦にすると10月28日となります。

赤穂浪士は旧暦15日午前0時、九つの鐘を合図に江戸市中3カ所に集合、本所松坂町の吉良邸へと向かった、とされます。そして討ち入りは現在の時刻で同日午前4時ごろで、実際には雪は降っていなかったそうです。
討ち入りを「14日」としている理由は、江戸時代、日の出の明け六つ鐘が1日の区切りとされていたため、とか。

追記】=午後8時57分
間もなく閉店の時刻です。焙煎済みの豆を見ると、やはり焼いておいた方が良さそうな豆種があります。
明朝焙煎することにします。日課の運動、笑顔の練習を早めにし、早めに休みます。
少し時間があるとYou tubeなど観てしまいがち。パソコンも早めにオフにします。

静かな夜が過ぎていきます。
明日から気温が大分下がる見込み。特に日中の気温が上がりません。明日の鹿児島市の最高気温は、今日に比べ6℃も低くなる予報です。

追記】=15日午前0時17分
結局、閉店時刻を過ぎてようやくコーヒー生豆のハンドピックを終え、夕食を摂って、久しぶりに湯船に浸って体を温めてから店内の掃除をし、明朝の焙煎に向けて、生豆の水洗いをしていたら日付が変わっていました。
夜の時間は短いですね。
これからようやく日課の運動です。これだけは欠かさないように踏ん張っています。
Commented by もあい平吉 at 2009-12-14 17:46 x
宮城谷昌光といえば、孟嘗君を大学生のときに読みました。血湧き肉踊るって感じです。食客をいっぱい抱えてみたいです。
Commented by gayacoffee at 2009-12-14 18:20
もあい平吉さん、ありがとうございます。
私は読み始めたばかりですが、宮城谷さんの文章は普段使わないような漢字が多いため濃厚ですね。その分、読みごたえもあありますが。端切れのよい文体がなかなか好きです。
by gayacoffee | 2009-12-14 14:48 | 焙煎人日記 | Comments(2)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee