穏やかな土曜、お客様が夕方まで続き感謝!
2010年 02月 06日
日差しが店内に柔らかく差し込むほかほかとした穏やかな土曜も、間もなく閉店の時刻を迎えます。
開店時刻にコーヒー豆をいつも買ってくださるお客様がドアの外で一瞬立ち止まっておられました。
「あっ、またやった」
そうです。ドア横に下げている札がまだ「準備中」のままだったのです。
私「すいません。『営業中』にしていませんでした」
お客様「よかったですか?」
私「どうぞ、どうぞ。申し訳ありません」
「準備中」「営業中」の札もおろそかにできません。
先日の定休日のこと。休みの日には「本日は定休日です」と入り口横の窓に内側から貼り紙をしていますが、コーヒー豆を買いに来てくださった方が、「『定休日』って書いてあるけど、こっちには『準備中』ってあるから、どっちなのかなと迷ってしまったわ」とおっしゃいます。
ごもっともです。言葉は大切です。今後、気を付けるようにいたします。
当店のジンクス通り、コーヒー豆を買ってくださったお客様に続いて、ウオーキング途中で寄ってくださったお客様はじめ、夕方までぽつぽつとご来店をいただきました。
感謝、感謝です。
確定申告に向けて、昨年の売上、経費を計算していますが、売上は2年目の目標幅の下のラインをぎりぎりでセーフとなりそうです。ささやかな目標額だけに自慢しているわけではありません。
当店もお客様に支えられて、今年4月からの3年目をなんとか迎えられます。そのことをお客様に心より感謝申し上げます。
思うに、店を開くということは継続する責任を持つことでもあるのではないか、と。
定期的に当店のコーヒー豆を買ってくださる方、飲食やおしゃべり、あるいは一人ぼーっとするために来られる方に、明日も手を抜かずに店を開けます、という気持ちを日々持つことが大切ではないか、と考えます。特にコーヒー豆は嗜好品だけに、わざわざ当店の豆をお選びいただけるのはありがたい、と同時に次回も同様、いやよりおいしい豆をご用意いたします、という心構えを店主が持たないといけないと感じます。
先日、当店の看板コーヒーである「ガヤブレンド」がどうも焦げたような味がして、気付いてすぐに廃棄し、新しくブレンドし直しました。体調不良のせいかな、とも思いましたが、2日ほど経ってからサンプルで残しておいたものを飲んでみてもやはり焦げた味がしました。
すでに2、3人のお客様に販売してしまった後だったのがとても悔まれます。
原因はひとつ思い当たることがあります。ベースとなる「ブラジル」の煎りに問題があったのではないかと。焙煎法をいろいろ試すことがあって、たまたま試飲せずに店頭に並べてしまったようです。
ミスはほとんどの場合は、やるべきことをせず結果的に手抜きとなったときに起こります。
今夜も焙煎します。基本を忘れずに焼きます。
※右上・左上写真は夜の当店。営業しているのか分かりづらいとのご指摘もいただいています。今年の課題としています
【追記】=7日午前1時5分
焙煎終了が午後11時半、それから店内の掃除をし、明朝焙煎するコーヒー生豆2種類のハンドピックを済ませ、「Gaya通信」2月号の刷り増しのため近所のコンビニへ行って、いま帰ってきました。あっという間に午前1時です。夜は過ぎるのが早いですね。
今夜の焙煎は4種類。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●ブラジルNo.2(中深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
昨夜はレンタルしてきたDVD「北北西へ進路を取れ」を観ようと思いながら、ちびちびと日本酒を飲んで本を読んで午前3時でした。
焙煎を終えるのがすでに夜中だけに、それからすぐ眠りにつけるものではありません。半分眠いのに、もう半分の頭がギンギンに覚めています。今夜もそう。日課の運動でくたくたになって頭と体のバランスを取ることにします。