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蒸し暑い一日。夕方に爆睡、夜焙煎します

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台風4号の影響がまだ残っているのでしょうか、西からの風が強く、そしてとても蒸し暑い一日です。この時刻(午後7時40分)になっても外はむわーっとしています。
空にダイナミックな雲が浮かんで姿を変え、そしてまた大きな固まりが流れてきました(右写真=午後4時半ごろ、南西方向)。

定休日の翌朝は、2日分のほこりなどが床やイス・テーブルに薄~く落ちていて、日ごろの開店準備の倍の時間を費やします。昨日は奥のスペースのワックスがけや壁拭きなどしたものの、それはそれで、毎朝の掃除は手を抜けません。コーヒー豆の補充、ケーキの入れ替えなども日課です。
今朝は午前11時を15分過ぎての開店となってしまいました。
「遅刻」は良くないと思いながらも、掃除が行き届かないまま開店する気になれずにいます。私の心がますます偏屈化しています。
お昼過ぎまでに店内飲食、コーヒー豆ご購入のお客様がぽつぽつと続いてご来店くださいました。
近く熊本に行かれるというお客様が「熊本の水を容器に詰めて帰ってコーヒーを点ててみます」とおっしゃっておられました。阿蘇の伏流水に恵まれた熊本は水がおいしいことで有名です。

夕方近く、遅めの昼食を摂りながら夏の甲子園、「履正社」(大阪)対「天理」(奈良)の試合を見ているうちに、またもや昨夜というか、今朝に及ぶ夜更かしがたたり、極度の眠気に襲われ横になった途端寝入ってしまいました。気が付くと外がうす暗くなっていました。爆睡です。
2時間以上も寝てしまいました。「参ったなあ」とつい独り言。店を頼んだ妻にまたも“借り”を作ってしまった気分です。弱みというか…。

玄関をのぞき、伏せたまま顔を向けている老犬「ペル」に声をかけると、むくっと起き上がって2度に分けて水をたっぷり飲みました。エサは相変わらず摂れませんが、私を見てしっぽを振ってくれます。
動物病院に入院するころは目に力がなくなっていたのですが、1週間ほど病院で点滴など受け、やや元気を取り戻しました。しかし、肝臓の腫瘍が大きく手の施しようがないとのことで、自宅で最期を、と連れて戻ってきた「ペル」です。エサを口にしなくなり、病院を出て栄養剤も摂らなくなっても、水だけでまだ立ち上がって歩く力があることに驚きます。
ただ日に日に痩せてきており、背中や頭の後ろ、首筋などなでると骨が浮いてきているのが分かります。痛みがないようなのが救いです。
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店に戻ると妻が「KさんとTさんが来られたよ」。
あらま! 先日ご来店のときも私の爆睡で失礼してしまったKさんでしたが、またも失礼してしまいました。積もる話が根雪のように固まりそうです。こりずにまたご来店ください、Kさん。
Tさんとはかの愛刀家Tさん。差し入れをいただいたそう。お世話になっているのはこちらです。
感謝、感謝。

暗くなった窓の外に下がっているヘチマを見て妻が「もう食べないと…」というので、採りました(左上写真)。測ると40cmを超えていました。昨日あたりが食べごろだったでしょうか?

今夜は3種類のコーヒー焙煎を予定しています。
そろそろハンドピック済みの生豆を水洗いし始めることにします。

追記】=午後11時49分
焙煎を終え、店内の掃除も済ませました。
予定通り3種類のコーヒー豆を焙煎。
●ブラジルNo.2(中深煎り)
●ドミニカAA=カリブ海の風(深煎り)
●エチオピア・モカ・シダモG2(深煎り)

夏場はコーヒー豆の売上が落ちる、と言われます。確かにコーヒーは涼しい、あるいは寒い季節に体と心を温めてくれる飲み物のイメージが強いのですが、2年半当店をささやかに営んできて、コーヒー好きな方は夏も冬も春も秋もないなあ、と感じます。私もそうですが、いくら暑い日でもコーヒー1杯に一日が始まり、締めくくりもやはり点てたばかりの香り高いコーヒーだなあ、と。
暑い日中にはどうしても清涼飲料水やミネラルウオーターに手が伸びてしまいがちながら、コーヒーは暮らしに欠かせない必需品と言えます。嗜好品でありながら必需品でもある-そういう、不思議な魅力ある飲み物です。

さて、私の夜はもう少し続きます。寝るまでの間に、もう2、3杯は飲むことになるでしょう。
その1杯目はすでにパソコンの横でカップに入っています。
居合の形稽古に入る前に、点てることにします。
by gayacoffee | 2010-08-12 20:30 | 焙煎人日記 | Comments(0)

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