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早朝の雨も上がり、穏やかな小春日和です

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早朝雨が降ったようで、店の前の市道が濡れていました。
開店準備を始めるころには東の空にたちこめていた雲が切れ朝日が顔を出し(左写真=午前8時半ごろ)、開店の午前11時には上空も晴れてきました。ただすっきりとした青空ではなく、雲の多いもやっとした天気です。

起床午前8時。アラームを何度か止めた記憶があります。冷え込んだり暖かくなったりで、どうも体がついていけず、ずるずると布団をはい出ました。朝刊を広げたものの、1面の見出しをちらっと見てそれ以上読む気にもなれず、「さて、こうしてはいられない!」と店内の掃除に移りました。ショーケースのケーキも入れ替えて、店の入り口の札を「OPEN」にしました。
まずは、昨夜焼いた豆の試飲を兼ねてコーヒーを点て、ひと口、ふた口。じわーっと体にカフェインがしみてきます。静かにジャズピアノの曲が流れ、窓からは緩やかに入るさやわかな風。眠気の残る頭をコーヒーが少しずつ刺激しています。

「眠気さす 小春日和の ジャズピアノ」
ちょっと説明の要る句ですね。いまひとつです。
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お客様とお隣からいただきました。

沖縄に行ってこられた常連の方から「どうぞ」といただいたのは「ちょっちゅね」というピーナッツを黒糖で絡め巻いたお菓子(右写真)。ネーミングで元プロボクシングの有名チャンピオンの顔が浮かびます。
鹿児島県内でもサトウキビを栽培している奄美や種子島にも同じようなお菓子があります。奄美だと「ガジャ豆」、種子島は「衛星りんかけ」などなど。気候・土壌、製法の違いからか、それぞれに個性があります。いただいた「ちょっちゅね」はなんとサンゴカルシウム配合とか。カリッとしたピーナッツとほどよい甘さの黒砂糖がとてもおいしいですね。食べ始めると無くなるまで止まらないお菓子です。お客様、ありがとうございました。
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お隣さんからいただいたのはパッと見、なんだろうと思わせる果実。ニワトリの卵をひと回り小さくした大きさです。
「食べてちょうだい」と持ってきてくださったOさんに、「なんという果物ですか?」と不躾にも聞いてしまいました。
Oさん「それがね~、私もいただき物で、名前を聞いたんだけど忘れちゃったわ」
手に取って鼻に当ててみました。ん~ん、甘い南方系の果実です。かいだことがあるなあ、と灰色の脳細胞を働かせても記憶の奥に沈んでいるようで、思い出せません。
Oさん「半分に切ってスプーンですくって食べるといいわよ」
早速半分に切って(右下写真)、食べてみました。淡いピンクがかったクリーム色の果肉です。ん~ん? この味と香りには確かに覚えがある、そう思いながらぺろっと4個。自分だけ食べるのも気が引け、居間にいた家族に残りを渡しました。妻も「なんだっけ、それ」。
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翌日来られた左隣のYさんが「グアバだよ」。
ああ、そうです。グアバの味です。以前ちょっとハマったグアバジュースの味、香りが記憶によみがえってきました。
ジュースは飲んでも実物を見たのは初めてでした。
Oさん、ありがとうございました。

追記】=13日午前1時5分
今日は午後からお客様が続けてご来店くださり、ひとりでばたばたとしていました。
久しぶりのコーヒー店らしい風景でした。
ありがたいことです。
グループでお見えになるお客様が続いたため、しばらくご提供が遅くなったり、途中、コーヒー豆をご購入で来店された方に待っていただいたり、とご不便もおかけしました。
また、ちょうどメニューが混み合っているときにお持ち帰りを希望されたお客様に対応できず、大変失礼しました。心よりお詫び申し上げます。

焙煎は明朝行います。運動して休みます。
by gayacoffee | 2010-11-12 11:58 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee