今日も冬晴れ。夜に焙煎を予定しています |


今朝もよく晴れています。起床午前8時。シャワーを浴び、店に出ると南から東の空にはまだ雲がありました(上写真)が、西からすっきりと晴れてきました(左写真)。
雲があったお蔭か、冷え込みもなく、長袖シャツを腕まくりして開店準備を始めています。
今朝焙煎しようかと思っていました。なんとか一日持ちそうなので気が変わって、その分、朝刊をじっくり読みました。
・阿久根市長のリコール投票僅差で現職・竹原氏の失職確定(南日本新聞)
・博多駅周辺がチャイナタウン化しつつあるとのリポート(読売新聞)
阿久根市のリコールは、賛成票がリコール請求時(1万197人)より3000票も下がった点に注目。過半数といっても398票という僅差。竹原市長への批判とほぼ同数の支持数があるという市民の現実目線を、新聞は素直に伝えてほしいと感じます。専決処分の連発、市議会を招集しないといった異端の行動をとった竹原市長を7145人の有権者が支持しているのです。
過激な言動で不可解とみられる竹原市長を背景で支えているのは、議会の機能への疑問でしょう。
議会は基本的に“承認機関”です。議会は、行政が策定した議案を審議し可決あるいは否決します。行政と議会がなれあいとなったら、議会は住民から離れた存在になっていきます。
これは阿久根市に限りません。名古屋市でも市長自らが議会解散の運動を起こしました。
景気の良かった時代は両者のなれあいは問題として表に出にくかったでしょうが、暮らしが厳しくなるにつれ、なれあいに「ノー」を突き付ける人が首長になるケースが出てきました。論議を呼んだ元長野県知事・田中康夫代議士もそうでした。そして、議会との対立が始まるのです。
議員の皆さんも住民から選ばれた人々。どちらが正しい、悪いとも言えません。ただ、首長も議会も住民にとっての利益、幸福のために働いてもらわなければいけません。それも「一部の住民の」ではいけません。
阿久根市長のリコールは、一地方の問題にとどまりません。
焙煎は夜行います。
さ、開店に向けて掃除など準備を急ぎます。
【追記】=午後0時35分
ほかほかと柔らかな日が窓からたっぷりと差し込んできます。
コーヒー豆をお買い上げの方、店内飲食の方が開店前からお越しくださいました。ありがとうございます。
就職活動中の学生さんも寄ってくださいました。若者の内定率が低いままです。
入社試験が思うようにうまくいかなかった、と肩を落とします。真面目そうな学生さんです。
「うちの娘もね…」と、1年以上就職活動で苦しんだ娘の話をちょっとだけしました。そして、「新卒で社会に出るときはとても厳しく狭き門だと思うけど、実際の社会はいろいろ広いものですよ。人生は始まったばかり、これから長いです。きっと自分に合う仕事が見つかりますよ」と、この私が偉そうにアドバイスをしてしまいました。
恥ずかしながら、私ができるのはこのくらいです。
【追記】=午後2時53分
夏場は太陽が空高くを通るので、日中窓から日がほとんど差し込みません。冬になると斜めから差し込んで、ちょうどお昼を過ぎたころからカウンター内に、排煙窓から日が飛び込んできます。
寒い日ならともかく、今日のように、春のような陽気だと、暑いくらいです。
「日だまりと 言うには暑い 温暖化?」
ケーキを焼きにきているスタッフYさんが「暑いね~、今日は」。
今夜焙煎予定の生豆は昨日のうちにハンドピック済みです。閉店1時間前に水洗いを始めるとちょうどいい具合です。
さきほどまでお客様がぽつぽつとご来店くださっていました。いまは静か。この時間を使って明日以降焙煎するコーヒー生豆のハンドピックをすることにします。
スピーカーから流れる有線放送にクリスマスソングが交じるようになりました。
「小春日の クリスマスソング 店内に」
【追記】=午後11時33分

いま焙煎作業がすべて終了しました。4種類を焼きました。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●エチオピア・モカ・カファG2(深煎り)
●タンザニアAA=キリマンジャロ(深煎り)
●ペルー・モンテアルトJASオーガニック=インカの香り(深煎り)
焙煎を始める前に、焙煎機のえんとつの掃除をしました。筒を取り外すと内側に1cm以上のすすがびっしりとこびりついていました(右写真)。
少し前からそろそろ掃除をしなければ、と思いつつ延び延びにしており、「よし、今夜やろう」とそれこそ腕をまくって30分ほどブラシでえんとつの内側をごしごしとこすって落とし、すっきりとした気分で今夜は焙煎に臨みました。
暖かい夜です。ビーチサンダルをはいて作業をしています。
「暖かき 夜の焙煎 ビーサンで」
「ビーサン」と私は呼びますが、一般的なのか不明。ひとひねり欲しいところですが、どうもなかなか頭に浮かびません。思いついた勢いの愚作です。恐縮。
明日の鹿児島の天気はおおむね晴れながら、夜になって下り坂の予報です。この暖かさは雨の予兆でしょうか。
さて、閉店後の掃除を済ませたらコンビニに行って、「オレンジページ」を買ってきます。発売日から4日過ぎてしまいました。当店は女性客、特に主婦の皆さんが圧倒的に多いので女性誌をブックスタンドに置いています。定期的にそろえる雑誌を、と探していますが、いまのところ「オレンジページ」しか思い浮かびません。女性誌は読者層を年齢で細かに分けているため、迷うのです。その点、男性は趣味・嗜好で別れていて、分かりやすいと感じます。買いたいほどのテーマにぶつからないのと、コンビニに置いてある男性誌に私自身が興味を抱かないので、とりあえず「オレンジページ」という消去法での購入です。
インターネットを見ていたら、200円台のたばこが売り上げを伸ばしている、との情報がありました。
記事を一部引用します。
「かつて無いほどの大幅な値上げがされた煙草。そんな最中、いわゆる『旧三級品』と呼ばれる製品=『わかば』『エコー』等の安価な煙草を購入する喫煙者が増えているようである。(後略)」
そうでしょう、そうでしょう。
私も値上げと同時に「エコー」に変えました。値上げ前1箱180円だったのが現在240円です。それまで吸っていた「キャスター・マイルド」に比べニコチン・タールとも倍以上のヘビーさです。味も苦味が強いものの、慣れると気にならなくなるものです。