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平成23年、仕事初め。静か~にスタート

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平成23年の仕事初めです。
雲の多い空です(左写真=午前11時)。時折新春の日が差して店内がパーッと輝きます。
さっ、今年はどんな年になるのでしょう。

まずは相変わらず寝坊から始まりました。
起床午前9時半。昨夜、というか今朝2時半までレンタル中のDVDを観てしまい、寝付けないので睡眠薬をその時刻に飲んだのがいけませんでした。何度も繰り返す過ち。それでもやってしまいます。
DVDは映画「笑いの大学」。三谷幸喜さん脚本です。10年以上前に上映され当時話題となった映画でしたが、映画もDVDも観る余裕がなく、年末にレンタルビデオ店でふっと見つけて借りました。
前から興味はありました。「笑い」と「国家権力」の関係です。
舞台は昭和15年。翌年暮れに日米開戦を迎えますが、設定の時代は日中戦争で日本軍が、「遅かりし植民地政策」を「大東亜共栄圏」「八紘一宇」の名のもとに手を広げていたころです。戦時下ということで、思想・言論が厳しく国家によって制限され始め、出版物に国による検閲が行われています。
「一億火の玉」にふさわしくない思想・言論は「危険」とみなされ、悪法・治安維持法で国・国体を批判する発言や執筆した者は逮捕され拷問など受けた時代です。私のようなへそまがりのブログなど当の昔に「不許可」となったでしょう。
映画では、SMAPの稲垣吾郎さんが舞台脚本家役、役所広司さんが検閲官役を演じています。
稲垣さん演じる脚本家は大衆演劇の脚本から演出までを担当し、「いかにお客さんを笑わせるか」ばかりを考えています。一方の役所さん演じる検閲官は「まだ一度も笑ったことがない」という人物。
2人のやりとりの中から「笑い」、あるいは「国家」が思想・言論いや「笑い」までも取り締るということの意味などが浮かびあがってきます。ラストシーンがなかなかに印象的。三谷さんのメッセージでしょう。
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前述の通り10年以上も前の映画で、ラジオドラマにも舞台にもなった作品なので、今更と思われる方も少なからずおられるでしょうが、なかなかに秀作で一気に観てしまいました。役所さんはともかくとして稲垣さんの好演も評価できます。

そんなわけで、DVDに夢中になり、仕事初めの日から寝坊しました。

静かな午後を迎えました。
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追記】=午後0時47分
屋外に出ると風がまだ冷たいですね。
銀行の担当者が新年のあいさつにご来店。「坂之上はまだあちこち雪が残っていますね」と言います。鹿児島市の平地では昨日、車で出てみてほとんど解けていました。坂之上は、当店前に雪だるまの残骸があり(右上写真)、わが家の裏の家庭菜園にもまだ少し雪が残っています(右写真)。
開店から軽く暖房を入れていたのですが、暖まらないので1℃上げました。

静かな午後が続きます。この時間を使って、コーヒーかわら版「Gaya通信」1月号の準備を始めます。
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追記】=午後7時9分
「静か~に」スタートした当店の仕事初めですが、5日支払いの準備で昼過ぎ、妻に店を頼んで銀行回りなどしている間に、お客様が続けてご来店くださったようで、店に戻るとちょうどお客様として来店中のスタッフYさんが厨房に入って手伝ってくれていました。
妻「同じぐらいの時間帯に(お客様が)重なった」
そうなんです。不思議とお客様は重なるものです。
ともあれ、お蔭さまで1日の売上目標のうち“ノルマ”的数字を初日から達成できました。
感謝、感謝です。

今年最初のお客様は常連Kさんでした。昨年もお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
※右写真は坂之上の残雪。日陰の道路脇などにまだあちこちで残っています=午後2時40分ごろ

「道脇に 残る雪の たくましさ」

追記】=午後8時11分
犬の散歩の途中で時々いらっしゃるお客様がご来店くださいました。
犬を連れているとのことで、いつも屋外のテーブルでコーヒーを飲んでいかれます。今夜も冷蔵庫のように冷える中、屋外の席に。
「今年もどうぞよろしくお願いします」
お互いにごあいさつを交わしました。
寒空の中、ありがとうございました。

週間天気予報をみると、鹿児島の週末は晴天のよう。「雨」マークはないですね。冷え込む日が続きそうです。
それにしても、年末年始の天気予報がほぼぴったりと当たったのには驚きました。鹿児島の降雪は週間予報で出ていましたからね。最初に「雪」の予報をみたときは、「本当かな~」と思ったほどでした。
普通の日ならともかく、帰省、旅行、初詣をする人、年末商戦に初商いなどなど天候が大きく影響するだけに、大みそかに大荒れの予報を出すには気象庁はじめ気象予報会社など相当な勇気が必要だったでしょう。もし1日でも予報とずれたら大問題だったでしょう。
近年はコンピューターによる予報がかなり精度を高めているとはいえ、よりによって大みそかから正月にかけて、ですからね。気象情報を最終的に出すのは人間。見事な判断力、そして分析力だった、と感心しました。
大雪には困りましたが、関係者はほっとしておられるでしょう。
ただ、気象予報は自然相手。刻一刻と状況が変化していくものだけに、「当たるのが当然」となってしまうと気象関係者はつらいでしょう。あくまでも「予報」ですからね。

追記】=午後10時28分
閉店後の床掃除を終えました。
昼過ぎにホームセンター「ナフコ」で床掃除用のモップを購入しました。
正月休み中にできなかった店内のタイル敷きのスペースを、明日の定休日に水拭きしようとイス・テーブルを片方に寄せました。

さて、運動に移ります。
by gayacoffee | 2011-01-04 12:03 | 焙煎人日記 | Comments(0)

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