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沖永良部・徳之島でコーヒー栽培~南日本新聞

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鹿児島の地方紙、南日本新聞21日付けの地域総合面に「沖永良部産コーヒー 父娘の夢」「隼人で焙煎 評判上々」の記事が載っています(右写真)。
奄美諸島で奄美大島より南に位置する沖永良部島でコーヒーを栽培している元農協職員の東政次さんが今年、赤土育ちのコーヒー豆100kgを、娘さんで霧島市隼人の「カフェのあ」を営む三舩さつきさんへ出荷、近く同店で提供を始める、という記事です。
記事によると、三舩さんは県内産の食材を使った料理を出すカフェを開いており、コーヒー豆は外国産がほとんど。国内産を探しているうちに「なければ作ろう。故郷の沖永良部なら可能では」と思いつき、頼りにしたのが農協で35年間技術指導を続けた父親・政次さんでした。
2008年5月に、種苗会社を通じ取り寄せたアラビカ種のコーヒーの苗を和泊町の800㎡の農園に植え、試行錯誤しながらも苗は高さ約1・4mに伸び、昨年5月に白い花を付けて秋には赤い実がなり始めた、とか。今年の販売用の豆はすでに予約で完売、店内では1杯550円で飲めるそうです。
◆同店ホームページ=http://www.cafe-noah.com/

また、大島郡伊仙町(徳之島)で1月18日に開かれたコーヒー栽培農家募集説明会の様子を伝える記事もあります。県内外から42人が参加。2月下旬には栽培希望農家を集め生産組織を発足する予定だそうです。奄美がコーヒー露地栽培の北限とか。
同町は沖縄県内の生産地を視察し苗木を購入、旧徳之島農業高校のハウスで約6000本の苗を育てています。同町で29年間コーヒーを栽培している吉玉誠一さんは「収獲できるまで4~5年かかるが、その後は40年以上収獲を続けられる」と話した、と伝えています。

南北約600kmに及ぶ鹿児島県ならではの取り組みですね。「地域総合面」よりも「経済面」で掲載してもよい記事では?
by gayacoffee | 2011-01-21 20:46 | コーヒー㊙㊕情報 | Comments(0)

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