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桜島の降灰で開店が遅れました。午後「書道教室」

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よく晴れた朝です(左写真)。
ただ桜島の降灰で、開店準備に時間を取られ、開店が10分ほど遅れました。別カテゴリで紹介したように水をまいて灰を洗い流す作業があったからです。

「また灰ですね。昨日家の周りをきれいにしたのに、残念!」
「おとといは霧島からも灰が飛んできましたね。この季節にこちらに灰が降るのは珍しいですね」
お客様が口々に降灰の話をされます。
特に主婦の方々にとって、頻繁に掃除しなければならず洗濯物も屋外に干せなかったりで、困りものです。
でも、「霧島の周辺の人たちに比べれば大したことはないですね」との声も。さすが鹿児島人です。

灰まみれの風景よりも花の写真を、と今日もトップに自宅裏で咲く梅を持ってきました(上写真)。青空に映えますね。

コーヒー豆をご購入のお客様がぽつぽつとご来店くださっていますが、お昼を過ぎぴたっと静かになりました。

一昨日、九州新幹線の全線開業に合わせ3月12日から運行するJR指宿枕崎線の観光特急「指宿のたまて箱」の車両が福岡でマスコミに公開された、と地元民放局南日本放送のホームページにありました。
車両外装は海側が白、山側が黒の配色で、ドアが開くと「たまて箱」を開けたようにドア上部から煙に見立てた霧がでる仕掛けもあるとか。チーク材が使われ落ち着いた雰囲気の一号車は海に面したカウンターの前に回転式のイスが置かれ、指宿に関する書籍を集めた本棚も設置。2号車は、南九州産の杉をふんだんに使い明るい内装で、錦江湾をゆっくり眺められるようソファーシートが設けられ、子ども向けの小さいイスやカウンター、絵本コーナーも設置されているとのこと。
「指宿のたまて箱」はお客様の間でも話題になっており、「一度は乗ってみたいね」とおっしゃる方が結構いらっしゃいます。停車駅は鹿児島中央-喜入-指宿の3駅。残念ながら坂之上駅は素通りです。

今日は午後3時から「書道教室」があります。
私は夕方の休憩時間を利用して、心療内科クリニックへ通院の予定です。JRに乗るのは好きですが、人の多い場所へ行くのが億劫です。

追記】=午後1時58分
慈眼寺にお住まいのお客様が店に入ってこられるなり、「まだ降っているのかしら」。
桜島の灰のことです。
お客様「今朝8時ごろがひどかったわね。手の平を広げているとぱらぱらとあっという間に胡椒を巻いたようになった」
天気がいいのに布団も干せない、と空を見ながら店内で飲食していかれました。

追記】=午後4時3分
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今日は「降灰日記」です。
さきほど取引先の方が来店、「お昼ごろにひどく降っていましたよ。バイクを止めて2、3分で座席に積もるほど」とか。
私も昼過ぎに、店の出入り口に薄く積もった灰を掃きました。

活発に噴煙を上げている桜島について、地元紙・南日本新聞が2月17日付けの第3面で「桜島 マグマ蓄積止まらず 100年で大正噴火の9割」との見出しを立てて、桜島の地下にあるマグマ溜まりに大正大噴火の約9割のマグマ量が蓄積されている、と伝えています(右上写真)。専門家は、マグマ量が今後20年以内に大正噴火直前のレベルまで達する恐れを指摘しています。同紙の高田記者のレポートです。
京都大学防災研究所火山活動研究センターによると、マグマ溜まりは2カ所。桜島の北8km・地下10kmと直下約3kmにあるそうです。マグマ溜まりの量は、周辺の水準測量の観測で隆起・沈降から計算されます。マグマ溜まりの西縁、鹿児島市吉野町の大崎鼻では昨年、大正噴火後の比較し約70cmの隆起していることから、大正噴火時の約9割近いマグマ量が蓄積されていると推測。
桜島の昭和火口は58年ぶりに活動を再開し以後活発に噴火・爆発を繰り返しています。霧島・新燃岳も活動を再開、諏訪之瀬島も活発に噴煙を上げています。
同記事で注目した一文です。
「大正噴火時には霧島連山の御鉢や諏訪之瀬島(十島村)が活発化している」。
過去から学ぶことが多いです。

いま「書道教室」の最中です。ちょっとコーヒータイムに入り、飲み物のご注文をいただきました。

追記】=午後8時33分
静かな夜です。もうすぐ当店の1週間の終わりです。
焙煎済みの豆をチェックしたところ、3種類ほど不足気味。明日は定休日ですが、焙煎をします。
今夜やればよいのですが、まだ生豆のハンドピックもしていません。焼き始めが夜更けになるとご近所にご迷惑をかけます。
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ハンドピックが進まなかったのは夕方にうつの治療で通っている心療内科クリニックへ行ってきたせいです。
※左写真は鹿児島中央駅の新幹線改札口。来月12日に九州新幹線が全線開業。駅構内に新幹線がらみの旅行キャンペーンなどのパンフレットが並んでいる

JR指宿枕崎線で鹿児島中央駅へと向かう途中、街並みが灰色でした。桜島の灰が鹿児島市内をおおったようです。中央駅付近も歩道、ベンチなどに薄っすらと灰が積もっています。桜島に近い分、灰の粒が坂之上のそれよりも大きめです。
中央駅から駅ビルへつながっている通路から見える桜島はどうもだらだらと煙を吐いているようでした(下写真)。

心療内科クリニックの先生に「最近調子はどうですか?」と尋ねられ、「体のどこが悪いわけではなさそうですが、最近だるくて仕方がありません」と答えました。
先生「眠れていますか?」
「睡眠薬を飲んで寝ています。寝ても寝ても寝足りない気がします」
先生「食欲はどうですか?」
「あります。あり過ぎて最近食べ過ぎています」
先生「仕事はどうですか?」
「まあまあ、なんとか食べていけている感じです」
先生「それは良いですね。いちばんの基本ですからね」
「ありがとうございます」
先生「だるさっていうのはどんな感じですか? 仕事に差し支えが出るくらいですか?」
「仕事には影響が出ないよう、ほかのことを一切しないようにしています」
先生「まず食べていくことがいちばんですから、仕事がやれればいいですよ。仕事だけでも十分ですよ」
「それはそうなんですが、やろうと思っている居合もなかなか道場に通う元気が出ないですし、同じ年ぐらいの友人や知人の元気さを思うと情けないというか。休日も寝てばかりですし…」
先生「まずは仕事ができて良しとしましょうよ。ほかのことはもう少し余裕が出てからでいいじゃないですか」
「なんか、こんなことでいいのか、と思ってしまってですね…。仕事で精いっぱいっていうのも残念というか」
先生「私もそうですが、50を超えると若いころのような元気は出ないものですよ」
と、いうわけで、あれしたい、これしたいと思いつつもできない自分を情けなく感じるよりも、仕事に精を出せる健康をありがたく思うよう、気持ちを切り替えることにします。それでも、居合道場へは行きたいなあ、と思うのです。
先生「ゴルフとおんなじで、少し間が空くとなかなか行けなくなるものですよ。思い切って行くとまた面白くなって続くんですよ」

追記】=午後10時1分
閉店後の掃除、食器洗いなどを終えました。
明日の焙煎に備えて、焼く豆を準備し、少しハンドピックをしてから休みます。

友人が今日手術をしたはずです。どうだったでしょうか。

1週間ありがとうございました。
明日の鹿児島市は「晴れのち雨」の予報です。
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by gayacoffee | 2011-02-22 12:43 | 焙煎人日記 | Comments(0)

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