梅雨の曇り空。夜焙煎を予定するも明朝へ |


昨日のブログとほぼ同じアングルで撮影した、当店前の市道から南側、JR坂之上駅方向の午前9時半ごろの写真を上にアップしました。JR指宿線を走っているのは「NANOHANA」号。上り列車か、それとも下り列車か…まるで心理テストのようですが、指宿方面行きの下りです。後ろ姿を撮影しました。
左上写真も毎度の当店と鹿児島市坂之上の空。あまり外出しない私だけに、定点観測的な写真ということでご勘弁ください。

開店準備をしているとぽつりぽつりと小雨が落ちてきました。屋外に置いていた木のイスや下に敷いているレンガに雨粒が斑点を作ります(右写真)。ほどなく止んだものの、どんよりとした梅雨空が広がっています。
大雨が続いたせいで、自宅裏の家庭菜園横のビワの実がたくさん地面に落ちてしまいました(右下写真)。毎年たくさんの実をつけ、ご近所に配ったり鹿児島国際大学内の支店でランチに添えたりしますが、今年は私もまだ数個しか食べていません。木の高いところに少し残っているものの、雨が続いた後の実は水っぽくて梅雨の中休みに残っていれば採って食べたいと思っています。

今朝アラームを止めてしまい寝坊しました。前夜遅くまで焙煎すると翌朝起きるのがつらい。おまけに今朝は夢見が悪かったですね。
今朝の夢は長尺でした。短編の夢のストーリーが関連があって、長い物語に感じたのです。
悪夢は見ません。これまでも見た記憶がありません。空を飛ぶ夢も見ませんね。
その代わり、多いのが日常をそのまま映したような夢で、これがまったく面白くないのです。編集記者時代は締め切りに間に合わない夢、誤植を印刷後に見付ける夢などを何度も見て目が覚めるものでした。ん~、悪夢といえば悪夢かもしれませんね。朝目覚めると拳を強く握り締めて爪の跡が手のひらに残っていることもたびたびありました。
いまコーヒー店を営んでいるのに、夢ではかつて勤めた会社や仕事が舞台となることが圧倒的に多く、今朝は10数年前に勤務した出版社の社内が出てきました。
なぜか私が宿直で、朝か昼か夜か分からない時刻に入口を閉めようとしたら、お客さんらしい若い男性3人がやってきて、これもなぜか社内をうろうろするので、怪しいと感じた私は3人に出て行ってもらおうとやんわりと声を掛けても、3人は今度はバラバラに社内をうろつき机の上のものまで触り始めました。仕方なく、「じゃあ日本刀を見せましょう」とまたまたなぜか私が旧海軍式らしきの拵えに入った軍刀をゆっくりと抜くと刀身が大きなカマキリの鎌になっていて、「あれ?」と驚いている間に怪しい3人はいなくなっており、同僚がやってきて一緒に屋上へ上がりました。目の前に大きな鉱山が見え、夕日に映える中、機械が動き労働者が働く姿に見とれ、「カメラを取ってくる」と私が下の階に下り、再び屋上に出ると、すでに鉱山は姿を消し、ただの小山となっていました。

ここで目が覚めました。なんとも面白みのない夢です。アクションシーンでもあればいいのに、淡々と過ぎていくのです。
【追記】=午後1時27分
ぽつぽつと開店時からお客様がご来店くださっています。店内飲食の方がきょうは比較的多め。多め、といっても当店のことですからおおむね静かです。風もぴたっと止んでいるためか、より静けさを感じる月曜です。
開店前に自宅裏のビワを見に行った際、どうしたことか果樹が植えてある一画に白い小さな花が密集して咲いていました(右上写真)。娘たちが子供のころ「アッカンベー花」と呼んで遊んでいた花だと思います。正式名は、浅学のため知りません。
今朝の寝坊でコーヒー焙煎ができず、今夜に伸びました。1種類追加しこれからハンドピックに入ります。
【追記】=午後7時26分

先日、アマゾンで注文した本が昨日届きました。書名は「小笠原流礼法で強くなる日本人の身体(からだ)」(右写真)。礼法で有名な小笠原流は古くから特に室町以降武家の正式作法として採用され今日にも伝わっています。
書名にひかれ購入しました。「強くなる日本人の身体」。なになに「強くなる」? と。
私が末席を汚している居合道の無双直伝英信流の宗家の書かれた「遊剣録」(一)(二)に小笠原流礼法のことが出てくるのです。
小笠原流は弓術、馬術、礼法の流派です。単に小むずかしい礼儀作法ではなく、武術が背景にあるというわけで、著者の小笠原清忠さんは弓馬術礼法小笠原教場31世。江戸期は諸大名・上級武士の殿中での作法を指導する宗家とし、旗本(平兵衛家、500石)として幕府に仕えていたようです。武家の作法ということで、基本的に殿様を守るため日ごろの立ち居振る舞いから身体を鍛える方法でもあった、と同書にあります。「座る」「立つ」「歩く」などといった日常の振る舞いに呼吸や筋肉などの合理的・効率的な活用法が組み込まれ、それゆえに見ても美しい姿勢、振る舞いとなるというわけです。
まだ読み始めたばかりですが、居合道の所作と共通するところが大きいようで、読み進むのが楽しみです。
日が暮れ始めました。夕方までぽつぽつとお客様がご来店くださり、いま静かな店内に戻っています。
空は薄曇りです。
【追記】=午後10時5分
いま閉店後の掃除を終え、インターネットを開いたところ訃報です。
自民党・谷垣総裁の夫人、佳子さんがきょう未明、都内の病院で亡くなられたとのこと。読売新聞(電子版)によると、谷垣総裁は病院で夫人をみとり、その後は公務を取りやめて葬儀の準備などに追われたとのことです。夫人は数年前から体調を崩しており、谷垣総裁は深夜に及ぶ酒席をできるだけ控えて看病の時間をつくるようにしていた、と同紙は伝えています。ご冥福をお祈りいたします。
さて、今夜焙煎の予定でハンドピックまで済ませていましたが、薬を飲んでも肩コリ、頭痛がとれず、明朝に延ばすことにしました。ちょっと睡眠不足が表に出てきたようです。睡眠導入剤を飲み早めに休みます。

いきなり鹿児島市中心街、それもビジネス街へのセブンイレブンの進出ですね。結構目立つ場所です。市内1号店の立地選定は象徴的な場所となりましたね。貴重な情報ありがとうございました。