おおむね静かな薄曇りの月曜。ザクロ1個実る |

すでに日が暮れています。
ブログのアップが遅くなりました。
忙しさのあまりブログを書く時間がなかった、というわけではありません。
おおむね静かな、薄曇りの月曜で(右写真=午後1時50分ごろ)、静かながらも、コーヒー豆をご購入のお客様がぽつりぽつりとご来店くださっています。ありがとうございます。
昨夜、今朝ともコーヒー豆の焙煎はなく、比較的ゆっくりとしていました。
ゆっくりしながらきょうは開店前に銀行や郵便局回りをし、開店がぎりぎりとなり、開店してからも常連のお客様をおしゃべりをしているうちにいつの間にか夕方となり、遅めの昼食兼夕食兼休憩に入って、録画しておいたテレビ番組「開運なんでも鑑定団」を観ているうちにうとうとしていました。
午前11時の開店なので、あっという間にお昼になり、3、4人の常連のお客様とお話していると午後がどんどん過ぎていきます。か、といって基本的にひとりで店を切り盛りすると開店準備に1時間半はかかるため午前10時開店とはなかなかいきません。夜は夜で、焙煎や焙煎準備などあって、午後9時に店を閉めた後も2、3時間の仕事があります。
「もう少し早く店を開けてほしい」「夜11時まで(店が)開いていたらいいけど」とのご意見もいただきますが、無理せずに店を続けるにはいまのところ現状の営業時間が精一杯です。
常連Kさんがお昼におみえになり、「こつこつと長く自営していくのがいちばんいいよ」と励ましてくださいました。Kさんは定年退職まで3年弱。長いサラリーマン人生を振り返って、「とにかく我慢のひと言だったよね。楽しいことなど仕事にはほとんどなかった。何度辞めようかと思ったことか。でも家族のことを思ったり自分の持病のことを思うと、ね」「で、もうすぐ定年だよね。これからだなあ、人生をもうちょっとおもしろくしたいと思っている。仕事を通じて知り合った若い人を応援しながら自分のいままでの経験が生かされることを考えていきたいね。これがいまの自分のいちばんの楽しみだね」などとおっしゃいます。
「先が見えない時代だからね。会社に依存していたらとんでもないことになるよ」とも。

年金も支給額や支給年齢がどんどん不透明になっていきます(左上写真=10月12日付け「読売」西部版)。52歳になる私などの世代は「70歳」支給…いやそれすらも分かりませんね。政府・省庁、財界の“露払い”化している新聞は、消費税率についても最近になって「2、3%増」などと書き、既成事実化の手伝いをしている有様。
Kさん「無茶苦茶だよね、政府なんて。年金をいままでかけさせておいて、払うのをどんどん渋っている。本音は早く死んでくれたら払わずに済ませられるのに、という感じじゃないの? そのくせ、いまやたらお金を使っているよ。国家予算なんか、どんと削らないと、子供や孫の世代に大借金を残してしまう。どうするんだろうね」
おっしゃる通りです。
「老後」という言葉に少しずつ現実感を覚え始めた私など、すでに定年の退職金もなく、年金も当てにできないので、こつこつとコーヒー店を続けているのみ。この、「続ける」ということがいかに大変か、をも感じています。

自宅裏のザクロの実が1個赤く熟しました(右写真)。もう少し割れてからちぎろうと思っていたのですが、気の早い次女が「なっていたよ」と持ってきました。
今年は、花はたくさん咲いたものの実を結ばず、あと1個だけ枝に下がっているだけです。
ちぎったザクロはNさんに差し上げよう、と店に置いています。
【追記】=午後11時54分
常連のお客様とさきほどまで話をしていました。
これから閉店後の掃除を行います。コーヒー焙煎は明朝の予定です。
ゆうべは元同僚Tくんと話し込み、日付が変わってから「あっ、(レンタル中の)DVDの返却日が16日までだった」と思い出し、夜中1時を回ってからレンタルDVD店へ。すでに17日になっていましたが、「大丈夫ですよ」と店員さんに言われ、ほっとしました。返却日を越して延滞料金を払うのには抵抗があります。延滞する方がいけないわけですが、1週間のレンタル料よりも延滞料が高いためか、とても悔しい思いがします。
ほっとする自分もちょっと情けない気がします。
きのうはお昼から日置市東市来にある居合道場の稽古に行きました。
連盟の鹿児島支部であった居合の基本についての研修で、いつもより1時間長い特訓でした。
先生は、斬り下ろし=素振りに居合のすべての基本がある、とのこと。
柄の持ち方(手の内)、振りかぶり、斬り下ろしなど、先生お手製の資料を見ながら再度検証、そして実践でした。
刀は「物打ち」で斬ります。ひとり稽古をしていると、ついそれを忘れがちになります。敵との間合い、切っ先の伸びなどの重要性を改めて感じました。
さ、掃除に入ります。