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快晴の朝、暖かな秋。開店前に2種類焙煎

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快晴の朝です。焙煎を始めた午前8時過ぎにはうろこ雲が空に広がっていました(左写真)。
当店の前を、JR指宿枕崎線・観光特急「指宿のたまて箱」(愛称・いぶたま)が通っていったこの時刻にはすっかり雲がなくなっています。
天気予報では、鹿児島市は午後から「曇り」となっています。店内に差し込んでいる日もお昼からなくなり、あすは「雨」マークです。今年の11月は気温が高く、そのためかコーヒー豆の動きがやや鈍いようです。
真夏でもホットコーヒーという“ハードボイルド”派はそう多くはなく、昨日もアイスコーヒー系のご注文が半数。そんな中で、「いつものコーヒーを」と頑固に濃いめに点てたブラックをご注文くださるお客様がぽつり、ぽつり。「おっ」と私も気を引き締める瞬間です。

開店前に2種類のコーヒー豆を焙煎しました。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●ウガンダ・ブギス・プレミアムAA=アフリカの真珠(深煎り)
「ウガンダ」は昨夜の閉店近くになって品切れとなり、急きょ焙煎となりました。豆の準備が開店に間に合ってほっとひと息です。

朝のシャワーを浴びて開店準備の続きです。午前10時の段階で掃除のほとんどが終わっていると、順調な朝、といった気分で、余裕ができます。

追記】=午後1時34分
天気予報の通り、お昼を回って雲が出てきたと思ったら見る見る間に広がり、日差しが消えました。空気が少し重くなってきています。

女子学生のグループの皆さんが来店中です。ケーキを囲んで笑い声が絶えません。箸が転がってもおかしい年頃といいますが、女性はよく笑いますね。女性同士で来店されるとコロコロと話が弾み笑っておられます。聞くでもなく聞こえてくる笑い声に、カウンター、厨房の中にいる私もつられて楽しくなります。
男女だと、交際間もないカップルはよく笑い、付き合いが長くなると真顔でいろいろと話をしておられるか、“永い春”ともなるとそれぞれ別々に雑誌を読んだりして話も笑いも少なくなります。ま、ふたりきりの部屋でゆっくり話しておられるのでしょうが。
これが夫婦となるともっと両極端になりますね。
それでも、一緒にコーヒー店にいらしてくださるだけでもすばらしいと思います。

追記】=午後3時58分
薄曇りの午後です。
コーヒー豆の常連のお客様がぽつぽつとご来店くださっています。
ありがとうございます。

昼過ぎのこと、店の奥の倉庫でコーヒー生豆の袋を整理していたら店の電話が鳴っていることに気付き、急いで店に戻って受話器を取った瞬間に切れました。
どういうわけか、電話の呼び出し音が切れるタイミングというのは、受話器を取る瞬間と重なりますね。
電話にすぐに出ることができず、失礼しました。

追記】=午後8時57分
閉店時刻が近づいてきました。
静かな夜ですが、コーヒー豆を買いに来てくださるお客様もさきほどまであって、ありがたく思います。

焙煎する豆の量がやや多いので、今夜遅くまで焼くとあすがまた大寝坊の定休日となりそうなので、あすに焙煎を延ばし、できれば午前中から焙煎作業に入ろうと思っています。
天気が良いと、ふらっと原付スクーターで坂之上周辺を走り、当ブログ・カテゴリ「谷山散策」ネタを探したくなりますが、あすの鹿児島市は早ければお昼から「雨」の見通し。店内にこもって、日ごろできない仕事をこそこそとやるにはいい休日でしょう。

このところ、気持ちの上で余裕がなくなっています。
やるべき仕事・作業がたまってしまい、それをこなしていけない自分が腹立たしくもあり、やるべきことはどうしてもいつかはやらないといけない分、追い詰められて、バタバタとして、これがまた情けない。
「あまりにも予定を立てすぎて、それを完全にやろうと思ってしまうんじゃない?」
「ああ、これがやれたって思えばいいじゃない。あれもできない、これもやれていないと思うとつらくなるよ」
そう妻がアドバイスをします。
確かに、そういう気持ちの切り替え、発想の転換が前向きに変えてくれる、と頭では分かっていても、長年のサラリーマン編集記者暮らしのくせが染みついていて、仕事を前にスケジュールを立て、あるいは随時組み替えたり優先順位を変更したりしつつ、なにがなんでも“締め切り厳守”しないと気が済まなくなっています。一定水準を超えないと商業紙・誌として「売れない」わけで、「このくらいできれば十分」と自分をなぐさめたり誉めたりする思考はライター、エディターにはありません。「良かったよ」という評価は読者からもらうもの-。
仕事に向かい始めると、つい、そんな数年前までやってきたビジネスモードに頭のスイッチが切り替わってしまいます。自営業だから自分でペースをつくっていけばいいのでしょうが。「こうあるべきだ」という自己規律を設ける割に処理能力が伴わないという、ひとり芝居を演じています。追い込まないと仕事をしないぐうたら人間、というのが自分の本性ということもあります。
ま、これも自営をしていく上でのひとつの壁でしょう。

追記】=午後10時7分
閉店後の掃除、食器洗いなどを終えました。
焙煎をしない分、日課の運動を少し長めにやって休むことにします。

外は、急にひんやりしてきたようです。
閉店間際にご来店くださったお客様が「あすの朝はちょっと冷えるようですよ」と教えてくださいました。
それにしても暖かな11月です。

当店の一週間が終わりました。今週もありがとうございました。
Commented by 常連のNです at 2011-11-08 19:10 x
JR谷山駅に、全国の指定席券が発売できるマルス端末が導入されたようで、谷山駅に限れば、日本全国のJRの切符の発売と、JR九州のネット割引切符の受取りもできるようになったようです。鹿児島中央駅の「みどりの窓口」にある端末と同じ端末が入った、ということです。JR九州のネット割引の発行の利用者が多いでしょう。。
 坂之上駅や慈眼寺駅にも、「みどりの窓口」のシールが貼っていますが、厳密に言えば、「みどりの窓口」とは言えないんです。坂之上駅や慈眼寺駅の端末は、九州内の列車の指定席券と新幹線で新大阪か、せいぜい東京までしか発売できません。いわば、簡易型の端末です。また、JR九州のネット割引の切符の発行も出来ません。
 鹿児島中央駅まで行かないと、買えなかったり、発行できなかった切符が谷山駅でも、できるようになったということです。谷山地区の住民にとっては、ちょっとした朗報だと思いまして、お知らせしました。
Commented by gayacoffee at 2011-11-08 21:12
常連のNさん、ありがとうございます。
そう言えば、坂之上駅に「みどりの窓口」ってありますね。いままで中央駅の「みどりの窓口」を使っていたので、あまり意識しませんでした。鹿児島市南部に開発が向かっているので谷山駅に本格的な「みどりの窓口」がつくられたのでしょうか。
いずれにせよ、谷山方面の人間にはとても良いサービス充実です。
by gayacoffee | 2011-11-08 10:21 | 焙煎人日記 | Comments(2)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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