「ドルフィンマーケット」はあいにくの天気。朝焙煎 |


午前11時、当店のオープン時刻です。
雨が降っています。鹿児島本港区ドルフィンポートではすでに「ドルフィンマーケット」がスタートしているはず。当店も出店しています。あいにくの雨天となりました。前線の通過で鹿児島市の降水確率は午前・午後とも50%を超えています。
午前9時、開店前にコーヒー焙煎をしているさなかのことです。薄い雲と濃い雲の境目がくっきりと現れました(上・左上写真)。これが前線の雲ではないだろうか、と撮影しました。いずれも当店の前の市道から写したものです。なんだか不気味な雲ですね。
開店まもないいまは、少し空が明るくなってきています。
今朝の焙煎は3種類でした。
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●マンデリンG1=ライトマンデリン(中深煎り)
●ウガンダ・ブギス・プレミアムAA=アフリカの真珠(深煎り)
【追記】=午前11時32分
静かな午前です。
先日、コーヒー豆を県外からご注文くださるお客様から「(豆の)表面に油が浮いていますが、古い豆なんじゃないですか? いつ焙煎した豆ですか?」との問い合わせを電話でいただきました。
油が浮くと古い豆……。そうではありません。当店のコーヒー豆のほとんどが深煎り(フレンチロースト)です。豆を煎る際に、じわっと豆の表面に油がにじむぐらいを目安に煎り止めています。焙煎時から油が出ている豆なのです。
確かに、豆の表面に油が浮いていないはずの浅煎り、中煎り、中深煎りといった豆に油がにじむと、焙煎から時間が経ったものとみてもいいかもしれませんが、深煎りは新鮮でも油が出ています。
豆の状態で保存方法をしっかりとすれば焙煎から3週間は味・香りともおいしく飲めるものです。
当店の深煎りコーヒーは焙煎時にすでに油がにじんでいることを、お電話くださったお客様に説明をし、納得していただきました。

新鮮な豆か否かを判断するひとつの方法としては、ドリップ式で点ててお湯を注いだときに泡立つか、そうでないか、があります(右写真=ポットでゆっくり滴を落とすとコーヒー粉が泡立つ)。
焙煎はコーヒー豆の炭化作業です。豆の中に木炭のように極細の穴がたくさんできます。そこには炭酸ガスがつまっています。コーヒーを点てるときに出る泡はそのガスです。炭酸ガスは時間とともに豆から抜けていきます。ゆえに、お湯を注いで泡立たない、それどころか逆にへこんでしまうようなコーヒー豆は焙煎から時間が経っているといえます。
ただ、焙煎直後の豆はあまりにガスを含み過ぎており、舌にわずかながら刺激があります。せめて1日置いて落ち着かせてから点てた方がおいしい、といわれますし、私もそう思います。コーヒー専門の本には焙煎から3、4日経った豆がいちばんおいしい、と書いてあります。
ちなみにお問い合わせくださったお客様の豆は、宛先到着の4日前に煎ったものでした。
【追記】=午後0時31分
いま薄日が店内に差してきました。どうやら天気は回復しつつあるようで、「ドルフィンマーケット」もにぎわうよう祈りたいものです。
坂之上の本店も、お昼前からぽつりぽつりとお客様がご来店くださっています。
学生時代によく当店を利用してくれたHくんも、きょうは仕事が休みのようで遠方から来てくれています。
感謝、感謝。
【追記】=午後2時35分
正午過ぎに薄日が差してきたので晴れてくるか、と期待しましたが、どんよりとした曇り空に戻っています。雨は降っていません。坂之上と、「ドルフィンマーケット」の会場である鹿児島本港区は10km以上の距離があり、現場の空模様は不明です。
異動の内示が始まっています。
当店の常連のお客様でもこの春から新しい土地に移られる方もおられるようです。お世話になりました、というには少し早いものの、本当にありがとうございました。コーヒー豆ご購入でお使いいただいた「ポイントカード」、ならびに200gで1枚プレゼントしている「コーヒー1杯無料券」(試飲券)に有効期限はありません。近くに来られることがあれば、ぜひご利用ください。
この春も何人かのお客様をお見送りすると思うと、さびしくもあります。でも、お客様にとっては新たな暮らしのスタートです。どうぞ健康第一で。
【追記】=午後4時47分

夕方が近づくにつれ空が明るくなってきました。店内に再び日が入ってきました(左写真)。今度こそ天候が回復してきているようで、あすの鹿児島市は晴れ時々曇りの予報です。
午前中に「ドルフィンマーケット」に行ってこられた、とおっしゃるお客様が「朝は雨が降っていたのに思ったより人出がありましたよ」と教えてくださいました。
お客様「『ガヤ』がどこに出店しているかと探したんですけど分からずに、ところが子供は見付けていたらしく、帰りに駐車場で車に乗った後からそう言うじゃありませんか…」
私「そうでしたか。ありがとうございます」
もうこの時刻(午後4時40分)だとイベントも終わって、後片付けの最中でしょうか。

薄日が差し、日が当たる場所にある電柱や向かいの建物がまるで照明を浴びて浮き上がって見えます。自宅裏で野イチゴの花が咲いています(右写真)。
【追記】=午後9時23分
閉店しました。静かな夜でした。
「ドルフィンマーケット」は、予想に反しコーヒー豆の方がお客様の反応があった、と妻が言います。
売り上げはもちろん欲しいものの、今回の出店は当店のPRがメーンだったので、まあまあ、ぼちぼちといったところでしょうか。
当店は広告らしいものをしていません。鹿児島国際大学の学生さんから依頼される大学祭などのプログラムと常連のお客様から依頼される学校行事パンフレットなどへ広告出稿しているぐらいです。それゆえ、イベントへの参加は店を広く知っていただく良い機会といえます。
「ドルフィンマーケット」に参加できたことに意味がありました。
さて、閉店後の掃除に移ります。明朝、焙煎を予定しています。

1袋120円のドリップコーヒーも、手軽に買えて、いいPRになると思います。

\(^^)/
カフェモカとても美味しかったです♪
また寄らせて頂きまーす
(*^^*)
こうしたイベントへは参加することに意味があると思っています。
ぜひまたご来店ください。