人気ブログランキング | 話題のタグを見る

曇天の土曜、午後から集成学舎で居合の稽古

曇天の土曜、午後から集成学舎で居合の稽古_e0130185_11245419.jpg
早朝に小雨が降ったようで、昨夜というよりもきょう未明に、店先に出しておいた観葉植物の土がたっぷりと水を含んでいました。開店のころの鹿児島市坂之上は雨が止み、曇り空です(左写真)。

けさのコーヒー焙煎は3種類でした。
●グアテマラSHB(深煎り)
●ブラジルNo.2(深煎り)
●ペルー・モンテアルトJASオーガニック=インカの香り(深煎り)

きょうは午後から加治屋町の集成学舎に行く予定です。
毎週土曜の午後2時~6時に、集成学舎で居合道鹿児島県支部の稽古があるのです。私は、支部に所属しながら、東市来の道場「鶴信館」に入門しており、そちらに通って稽古をしています。あすの日曜に「鶴信館」に行くつもりでしたが、鹿児島国際大学がオープンキャンパスとかで同大学内にある支店「図書館ガヤカフェ」を開ける、と妻が言います。もう少し早く言ってくれよ、と腹の中で思いつつ、困ったのが道場稽古のことでした。日曜の稽古のときは、坂之上駅近くの当店(本店)を妻に任せて出ます。日曜に妻の予定が入るときは道場に行きません。店を休むわけにはいきません。定休日は水曜と決めています。
水曜に稽古に行けば、と妻が言いますが、定休日は私が日ごろできない仕事をする日でもあり、短くても5、6時間は仕事をします。
そんなことを考えていると、多くの人もそうでしょうが、「忙しい、忙しい」で何もできなくなります。で、きょう土曜に支店をスタッフさんでやりくりしてもらい、当店を妻に頼んで、JRで鹿児島中央駅へ出て、歩いて加治屋町に行き、支部の稽古に参加させてもらおうと思っています。

追記】=午後7時47分
日が暮れました。午後から空の雲が少しずつ薄くなってきています。
曇天の土曜、午後から集成学舎で居合の稽古_e0130185_19225181.jpg
お昼1時過ぎのJR指宿枕崎線・上り列車で鹿児島中央駅へ。居合の稽古で、加治屋町にある集成学舎(右写真)へ行ってきました。前述しましたが、鹿児島支部の稽古場はここです。毎週土曜の午後にあります。私は「鶴信館」でずっと稽古をしてきて、集成学舎での稽古は初めてでした。入口がどこか迷いましたが、幼稚園の出入口横に階段を見付けて上っていくと、先輩Kさんの声が聞こえてきました。3階が広い板間となっています。すでにT先生らがストレッチを始めておられました。急いで袴に着替えました。
集成学舎はその名の通り、江戸期の郷中教育の場「学舎」の伝統をいまに伝える法人です。そして幼稚園を経営しています。荒田のある「研明舎」と同じです。
3階の廊下には、昭和2年に撮影した「学舎」の二才(にせ)・稚児衆の妙円寺詣りの写真などが飾ってあります。甲冑に身を包み、いかめしい姿です。
集成学舎のある一帯は幕末に偉人を輩出した郷中あるいは方限(ほうぎり)です。道路を隔てた西千石町は、千石というだけに千石取りの上級武士の屋敷町でした。加治屋町は下級武士の屋敷町といわれます。
集成学舎の古い写真は、往時の気風を残しています。
居合の稽古は午後2時から1時間が、初心者の自主練習の時間で、3時~6時が正式な稽古とのこと。
「正座の部」1本目から直近で教わった「立膝の部」6本目「岩浪」までを、先生や高段の先輩に指導を受けながらじっくりと繰り返しました。
きょうは、おそらく自己流になってきつつある「岩浪」を先生に見ていただこうと思っていました。立膝の座りからすっと腰を上げつつ刀を抜いた途端に「違うなあ~」と先生から注意を受けました。やはり自己流になっていました。数カ所の修正をいただき、来週までの「宿題」となりました。
店の仕事の都合で、午後5時に稽古を終え、先に失礼し、再び歩いて鹿児島中央駅へ急ぎました。タイミングよく午後5時29分発喜入行きの普通列車に乗り、寄り道せずに坂之上へ戻ってきました。シャワーを浴び、軽く食事を摂って店に出てきました。静かな土曜の夜です。
※鹿児島中央駅への往復は、カテゴリ「鹿児島のご案内」で写真で紹介
Commented by 常連のNです at 2012-07-21 22:10 x
 土曜日に奥さんに本店に入ってもらって、スタッフさんに図書館ガヤカフェを任せられて、奥さんは多少ご機嫌斜めかもしれませんが、それでも理解してもらって、居合道場へ行かれたことは何よりです。そもそも、日曜日にキャンパス見学会があるからですが。以前は、土曜日だったはずで、土曜日の方が喜ばれるような気がします。日曜日潰されるのは、高校生も嫌がるような気がするからです。
 明日の昼食時、図書館ガヤカフェを開店する理由が、4月から大学内の給食事情が変わったようですから、あったかどうか微妙なところですね。私がまだ勤めていたら、間違いなく、「開けてください」とはお願いしたとは思いますが。人間とは勝手なものです。
Commented by gayacoffee at 2012-07-22 11:44
常連のNさん、ありがとうございます。
私も妻もお互い様なので、譲り合うべきはそうしないといけませんが、それぞれの予定がぶつかることがあります。居合は、妻をはじめほかの人間からみるとただの趣味でしょうが、私にはこれからの人生でやろうと絞った数少ないテーマです。仕事と同等です。
妻の理解が得られたのは喜ばしいことでした。
家人に自分がやりたいことを反対されることほど、力を落とすことはありません。精神的にも弱ります。経済的に迷惑をかけない範囲であれば、家族の楽しみに嫌な顔をするのは絶対に止めるべきですね。私も家人のことにああだこうだは言いません。
by gayacoffee | 2012-07-21 11:40 | 焙煎人日記 | Comments(2)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee