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店内飲食のお客様ぽつぽつ続く木曜。バザー準備も

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ブログをアップしないまま閉店時刻となりました。

定休日の翌朝は、丸一日分のほこり・ごみを掃除するため、特にばたばたとします。乾燥した風があると、細かな桜島の灰が舞い上がります。コーヒー焙煎はきのうの休みにけさの分も行っていたので、ホースで店の周囲に水をまきました。ぎりぎり午前11時に開店しました。
鹿児島市は秋晴れ(左写真=午前11時)。昼過ぎに少し雲が出ましたが、おおむね穏やかな天候でした。

お昼から店内飲食のお客様がぽつぽつとご来店くださり、夕方の休憩まで立ちっぱなしでした。ありがたいことです。
コーヒーを単品でご注文くださる方が多いのは珍しいことです。コーヒー店なのに変な話ですが、店内飲食でも、当店は女性のお客様が7割ほどを占めるせいか、トーストとのセット、あるいはケーキ類とのセットでコーヒーをご注文いただく傾向にあります。しかも、「キャラメル・ラテ」などアレンジコーヒーのご注文が少なくありません。
きょうは男性客がやや多めだったでしょうか。女性のお客様もブレンドコーヒーやストレートコーヒーをご注文くださいました。コーヒー屋のおやじとしては、やはりその方がうれしいものです。

あす、近くの和田中学校でPTA主催のよるバザーが開かれます。当店のコーヒー豆を使ったコーヒーも提供されるとのことで、ご注文いただいた量のコーヒー豆を準備、業務用のコーヒーメーカー、小型の業務用ミルを貸し出しました。関係者の皆さん、がんばってください!
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お隣のOさんから「伊集院まんじゅう」をいただきました(右写真)。素朴な味です。
丸に十の字の、島津家の家紋がデザインされています。伊集院(現日置市伊集院町)は、戦国期に薩摩・大隅・日向(の一部)を実質的に支配することができた島津日新(忠良)の子・貴久、その子の義久・義弘兄弟ゆかりの地です。貴久の代に、宣教師ザビエルが鹿児島に来て、当時の居城であった伊集院の一宇治城で会っています。なかでも有名なのが「妙円寺詣り」。関ヶ原の戦いで西軍についた島津勢約1000は、結局小池の陣を動かず、勝敗が決した直後に、故郷・鹿児島に帰参するにあたり、家康本陣前を突っ切って伊勢路を駆け抜けます。大将・義弘を守ろうと、「すてがまり」という戦法で、追ってくる井伊・本多勢を待ち伏せし斬り結びます。1000の軍勢のうち鹿児島に戻ったのは約70人ともいわれます。
世にいう「敵中突破」。この苦労と心意気、忠義の精神を伝えんと、江戸期に始まったのが「妙円寺詣り」です。
妙円寺は義久をとむらった寺院です。関ヶ原の戦いがあった旧暦9月14日、各郷中から夜を徹して徒歩で寺を目指しました。いまも盛んです。甲冑姿の大人、紙で手作りした鎧をまとった子供たちも大勢集まります。昔と違い、ほとんどの人は朝方から歩き始め、明治初年の廃仏毀釈で「徳重神社」に変わった“妙円寺”に参ります。ウオーキング大会のかたちで参加する人も多いようです。
ことしは10月28日(日)に開催されます。
伊集院は、一年中「丸に十の字」のノボリなどが商店街に立っています。そんな土地柄の「まんじゅう」です。

週末にかけて鹿児島市は天気が下り坂となります。あすは曇りの予報。
by gayacoffee | 2012-10-25 21:05 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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