「テンプテーション」を気に入っています~パイプ
2012年 11月 19日
たばこ嫌いな方には申し訳ありませんが、パイプたばこの話です。
たばこ嫌いな方は読まないでください。
このところ気に入っているのが「テンプテーション」(右写真)です。ドイツのダンパイプ製。50g入りで1800円、とやや高め。
あれこれパイプたばこを試しているうちに、自分の好みが非着香系あるいは香り・甘味の弱いものだと分かってきました。「テンプテーション」は、「若干塩っぽさを感じる」とネットに解説があったため興味がわき、試しました。ラタキアの入ったたばこは塩味を少し感じますが、ラタキアなしのたばこでは珍しいと思ったのです。妖艶な女性が流し眼を送っているパッケージもなかなかです。
缶を開けて、かすかに甘い香りが漂いました。なにかリキュール系の香りのような…。やや乾き目の細かに刻まれた葉です。葉の色に驚きました。真っ黒に近いこげ茶です。「これは味がきつそうだなあ」と思いつつ、パイプに詰めて着火。なんとも控えめな味ではありませんか。パッケージの女性の絵からは意外でした。「塩っぽい」とまではいかないまでも、塩甘い感覚でしょうか。辛みなし。
火付きがとてもよく、火持ちも良好で、初心者の私でもストレスなしにじっくり吸えます。灰が真っ白になるほどによく燃える(左写真)ので、ふかし過ぎるとパイプが焼けるでしょう。
ネットで調べると、バージニアとブラックキャベンディッシュがベース、とあります。
個人の好みもありますが、常喫向きのたばこです。
ちなみに、ラタキア入りでは「飛鳥」(JT・マクバレン委託)、コーヒー系の香りのする「No.13」(ドイツ)、オレンジの香りと味がさわやかな「オレンジ・ドリーム」(ドイツ)、そして非着香系の「バージニアNo.1」(デンマーク)をいまは中心に吸っています。
常連のお客様が吸っておられる「ダンヒル・アーリー・モーニング」「ダンヒル・マイミックスチュア965」にも興味があります。定番中の定番ですからね。「バルカンブレンド」も試してみたい、と思っています。
仕事を終え自室にこもって、寝るまでのパイプの一服が、なんとも幸せなひとときです。