そぼそぼと冷たい雨の降る日曜、居合道場へ |

鹿児島市は冷たい雨がぼそぼそと降り続いています。朝8時半、店に出て外を見ると、店の駐車スペースとコンクリート床に雨粒がシミを作り始めたところでした。開店のころには本降りとなり、夜になって小降りとなってきました。店の入口横にある屋外喫煙席も寒そうです(右写真)。先々で、このスペースをテラスのようにもっと整備したいと思っています。
朝のコーヒー焙煎、開店準備を済ませてから、妻が店に入ってくれました。自宅居間でコーヒーかわら版「G
aya通信」12月号の制作準備。まだ制作作業まで至っていません。A4の表裏という小さな紙面ながら、ある程度の情報量を詰め込みたい、とネタをあれこれと考えています。バックナンバーを調べ、ネタの重複がないかをチェックしました。
今月号も遅れております。いましばらくお待ちください。
開店前のコーヒーを焙煎は2種類でした。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●ペルー・モンテアルトJASオーガニック=インカの香り(深煎り)
居合道場での稽古のため、午後2時に出発、道場「鶴信館」のある日置市東市来を目指しました。久しぶりの道場稽古でした。
私は車の運転が苦手です。運転が嫌い、と言った方が正確です。移動のためにただひたすらハンドルを握り前方そして後方、左右に注意を払わなければいけません。実に面倒で時間がもったいない。JRなら移動中に本が読めます。車はせいぜい音楽、ラジオを聴くぐらいです。ことに雨の日は視界が悪く、気を抜けません。
居合道場は駅前にあるので、JR列車のアクセスが良さそうですが、鹿児島本線が問題です。鹿児島中央―伊集院間はまだ列車の本数があります。伊集院から先、熊本方面へがぐっと減り、1時間に1本あるかないかぐらいです。指宿枕崎線で中央駅へ出て乗り換える時間など含めると片道1時間半以上かかってしまいます。しかも片道の料金が約900円。頑張って車で往復せざるをえません。
道場ではきょう昼の部に6人の門下生が稽古。真剣または居合用模擬刀を各人が振りつつ前後左右に活発に動くため、地域の公民館より広めの道場も狭く感じました。
きょうは素振り(斬り下ろし)、柄の持ち方(手の内)の稽古が重点的にありました。基本中の基本である抜き付け・1本目「前」もじっくり指導を受けました。刀は肘(ひじ)を使って抜くこと、肘を緩めると全身から力が抜けることなどの指導もありました。
午後6時すぎに帰宅。
きょう12月2日は、「ニイタカヤマノボレ1208」発令の日です。昭和16年のきょう、ハワイに向かっていた旧日本海軍の連合艦隊に対し、山本十五六連合艦隊司令長官が前述の暗号を発信、8日早朝に真珠湾攻撃となりました。この奇襲攻撃にアメリカの世論が一転、ルーズベルト大統領は参戦に踏み切ることができました。「リメンバー・パールハーバー」が合い言葉となります。
最近では、日本とアメリカがかつて悲惨な戦争をしたことを知らない大学生もいる、と聞いたことがあります。ベトナム戦争すら知らない若者もいるそうです。
歴史を学ぶことは、未来を想定することなのですが…。

やはり、時折でも、稽古に行かれると、励みや気分転換にもなるでしょうから、ご無理のない程度で行かれてください。お仕事の兼ね合いで、全然無理と思えるときはもちろん行かない、行けるときは行く、迷うときは行くと決めておけば、迷いそうになったとき、割と判断が楽かもしれません。
稽古に行きたい、行くべきと思いつつ行かずにいる日は落ち込みます。無理してでも行けば良かったと。
行くと気分が良いものです。汗もかきますし、達成感があります。稽古の中身は反省のオンパレードですが、階段をゆっくりでも昇っている気になります。