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昼前が坂之上で8℃、冬日続く。小沢昭一さん逝く

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きょうも冷えます。当店のある鹿児島市坂之上の外気温を測ると午前11時50分現在、8℃でした。
宅配便の担当の方が、集荷に来店。「寒いですね、きょうも」と私が言うと、「ここのところ寒い日が続きますよね。きのうより(きょうの寒さは)いいです。きのうは寒かったです」と担当の方。
空がどんよりしているせいか、店内にいるときょうの方が寒々と感じます(左写真)。

福井県にある日本原子力発電(原電)敦賀原発の敷地内の断層を調査している原子力規制委員会の調査団はきのう評価会合を開き、2号機の原子炉建屋直下を通る破砕帯について「活断層の可能性が高い」と結論付けた、と朝刊が1面で伝えています(右下写真)。これを受け、規制委の田中俊一委員長は「いまのままでは再稼働に向けた安全審査はとてもできない」と述べました。規制委はあす12日に調査団の報告を受け、近く正式な見解を出すそうです。
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原電およびその周囲の学者は、一部学者による「活断層」の指摘を否定してきましたが、2010年に旧経済産業省原子力安全・保安院の専門家会合で、敷地内の破砕帯が「浦底断層」と連動して動く可能性が指摘されています。昨年11月、東日本大震災などを受け保安院は原電に調査を指示、ことし4月に専門家を交えて現地調査、活断層の疑いが浮上していました。
紙面の小見出しには、「再稼働認めず」「再稼働困難」、さらに「廃炉」の文字も見えます。
廃炉ともなると、“寿命”を待たずに巨額の投資がどぶに消えます。低コストが原発の“売り”だったはずですが、途中廃炉だと中長期的にはコスト高になります。また、ほかの原発の安全性の見直しにも影響しますから、もはや電力会社の「原発を再稼働させないから電気料金を値上げせざるをえない」という論が難しくなります。当然、組織解体、リセットでリストラするしかないでしょう。
無責任時代を代表する電力会社。少なくとも東京電力に関しては、けじめとしても一度倒産させるべきでした。日本航空のように再構築するのが、公共性の高い企業のあるべき姿です。

読売新聞(西部版)の1面の左を見ると、俳優の小沢昭一さんが10日未明、前立腺がんのため東京都内の自宅で死去した、との記事。享年83歳。サラリーマン時代、移動中の車内で聴くラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」が私の大きな楽しみでした。同番組は1973年にスタート、ことし9月の入院まで1万回を超える放送回数をほこったそうです。「あしたも△△のこころだ~!」で終わる名調子がもう聴けません。「宮坂お父さん」ももう出演しません。ご冥福をお祈りします。

開店前のコーヒー焙煎は4種類でした。
●ブラジルNo.2(中深煎り)
●ブラジルNo.2(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●マンデリン・トバコG1(深煎り)
by gayacoffee | 2012-12-11 12:56 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee