人気ブログランキング | 話題のタグを見る

引き続き快晴ながら冷たい「初午」です。朝焙煎、夜ジャズ生演奏

引き続き快晴ながら冷たい「初午」です。朝焙煎、夜ジャズ生演奏_e0130185_16442976.jpg

引き続き快晴ながら冷たい「初午」です。朝焙煎、夜ジャズ生演奏_e0130185_1645195.jpg
きょうも鹿児島市は快晴です。きのうほどはありませんが、冷たい風の吹いています。日が傾き始めたこの時刻(午後4時52分)、暖房を入れている店内もすっと気温が下がってきました。
自宅梅の花が大分散ってきました(上写真)。まだ花見ができる間は写真をアップします。

開店前のコーヒー焙煎は3種類でした。
●グアテマラSHB(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●ブラジルNo.2(深煎り)

ストレート豆でいちばん人気の「グアテマラ」の煎りたてを試飲しました。
右上写真は「蒸らし」です。ドリップ式でコーヒーを点てる際は、いきなりコーヒーの粉にドボドボとお湯を注がず、まず全体を湿らせるよう、ポトポトとドリッパーの真ん中あたりにお湯を落とします。点滴のように落とすのがコツです。ちょっと練習する必要があります。
お湯がコーヒーの粉全体にじわっと染みるまで20秒ほど待ちます。「蒸らし」の最中です。
引き続き快晴ながら冷たい「初午」です。朝焙煎、夜ジャズ生演奏_e0130185_1722763.jpg
続いて第1投。本格的にお湯を注ぎます。ここでもドボドボと手荒くせずに、お湯をコーヒーの粉に乗せる感じで真ん中からゆっくりと「の」の字を書くように外へ向かって回す感覚で注ぎましょう。できるだけ細くお湯が注げるような口をしたポットを使うとうまくいきます。
「の」の字を描くようにしながらも、お湯がペーパーにかからないように気をつけます。外までいったら、今度は内側に向かって、お湯を注ぎ続けます(右写真)。真ん中まできたら一旦お湯を注ぐのを止めます。
泡立ちがよいコーヒー豆は新鮮さの印です。
人数分のコーヒーが抽出されるまで、同じことを繰り返します。

「グアテマラ」は花の香りのする豆種です。元々酸味成分をたくさん含んでいますが、深煎りに焼くと苦味より甘味が強く感じられます。タイミングよく焼けるとまるで上質のチョコレートのような味になります。

「焙煎人日記」なのにコーヒーの点て方の紹介になりました。
引き続き快晴ながら冷たい「初午」です。朝焙煎、夜ジャズ生演奏_e0130185_17902.jpg
昼過ぎに高校時代の同級生Yくんが家族で来店してくれました。姶良市に在住で、来店のたびに「アイラベア」というラスク菓子を持ってきてくれます。きょうも「同級生にも分けてくれ」と何箱が入った袋を渡されました。
「アイラベア」は地元のパンメーカー・イケダパンが製造しています。きょうもらったラスクは、チョコやホワイトチョコがたっぷりかかった種類ではなく、「黒糖」バージョンです(左上写真)。早速食べました。甘さもほどほどで、ふっと黒糖の香りがしました。大人向けでしょうか。
Yくん、いつもありがとうございます。旧姓Tさんの帰省を機会に元同級生ら女子5人が昨年末に来店した様子を話しそびれました。またの機会ということで。

きのうのブログで告知したように、今夜は7時からジャズピアノ生演奏があります。お気軽にお越しください。

追記】=午後7時21分
引き続き快晴ながら冷たい「初午」です。朝焙煎、夜ジャズ生演奏_e0130185_19153987.jpg
鹿児島市在住のピアニスト新屋満規さん(左写真)によるジャズピアノ生演奏が始まっています。
今夜はまだ静かな客席です。
店内に軽やかなスタンダードジャズの名曲が流れ、曲の合間に奥のスペースのお客様と新屋さんがおしゃべりをしておられます。

追記】=午後9時41分
閉店しました。
ジャズピアノ生演奏は、8時を回り第2部に入ったころには客席の約8割が埋まっていました。出足がゆっくりとした夜でした。
新屋さん、ありがとうございます。

閉店後の掃除に移ります。
Commented by 常連のNです at 2013-02-10 10:53 x
 そういえば、グァテマラはストレートで飲んだことが確かなかったような気がします。ひょっとしたら、そちらに在住時、試飲券で一度試飲したことがあったかもしれませんが、記憶に残っていません。今度、通販で購入する際、グァテマラも入れてみます。
 甘味のあるコーヒー度だと、砂糖を入れなくてもいいと余計に思えるようなることは確かですね。苦みが強いコーヒーだと、飲めないから、砂糖入れるという感じですね。
Commented by gayacoffee at 2013-02-10 20:10
常連のNさん、ありがとうございます。
コーヒーをブラックで飲む地域は意外と少なく、ヨーロッパや南米、東南アジアでも砂糖入りが当たり前のようです。エスプレッソで知られるイタリアも砂糖を入れるのが伝統と聞きますし、フランスなどはミルク入り。煎りはいずれも深めです。世界第1位のコーヒー生産国ブラジルもたっぷりと砂糖を入れる、と以前、ブラジルで暮らした人から聞きました。ベトナムはロブスタ種という臭みのある豆を使ったベトナムコーヒーがあり、カップにコンデンスミルクを入れておき、上からコーヒーを落とします。アメリカは俗に「アメリカン」と(日本人が)呼ぶ浅煎りコーヒーが長く飲まれましたが、独立戦争で紅茶が入らなくなった代わりだったから、という説もあります。薄めで大きなカップにがぶがぶ飲むのはアメリカの貧しい食文化のせい、とする辛い批評もあります。
日本のコーヒー店がブラック志向にあるのは、想像ながらお茶の文化ゆえではないでしょうか。玉露などは上品な苦味と甘味が絶妙です。上質のお茶は甘いのです。その背景にはお米のほのかな甘さを私たちは愛するからではないか、と想像します。
by gayacoffee | 2013-02-09 17:12 | 焙煎人日記 | Comments(2)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


by gayacoffee