突然、鹿児島市は春ド真ん中の陽気に! 黄砂で窓開ける気になれず |

晴れの日が続いている鹿児島市。ゆうべから気温が上がり、きょうは春真っ盛り、ド真ん中の陽気となっています。午前11時半現在、坂之上の外気温は19℃、店内は21℃あります。換気扇を回して空気を循環させていますが、黄砂が流れてきているようで(上写真=開店前、店の前の市道からJR坂之上駅方向を撮影。背後の山々が煙ったよう)、窓を大きく開けられません。桜島の灰は店内、家の中がザラつくので降ったら窓を閉めます。黄砂は量は大したことのないほこりのようなものながら、なんだか汚染物質がくっついているようで窓を閉めます。1カ所だけ小さく窓を開けて、外気を店内に入れています。

けさもコーヒー焙煎なし。定休日に結構多めに焙煎したお蔭で、窓の高いところを雑巾がけしたり、と余裕をもって開店準備ができました。焙煎済みの豆の在庫を見ると、あす朝は豆焼きの必要があるようです。
※左写真=分かりにくいでしょうが、東を向いた店のドアと窓をおおうテント式の日避けをのばしました。寒い間は朝の日差しが心地よかったのですが、けさは暑さすら感じました
【追記】=午後3時43分
おおむね静かな午後です。
金融機関の担当者がさきほど営業で来店。私が「鹿児島の景気はどうなんですか?」と尋ねると、「公共工事が出ているんでしょうか、建設業が少しずつ仕事が回ってきたみたいですね。建築の方も消費増税を前にした駆け込み需要が出てきているって感じです」とのこと。「お年寄りのたん笥預金が、ですね~」とこぼします。せめて、金融機関に預けてくれるとお金が動き始めるんですが、と続きます。
私「お年寄りの人たちって、そんなに現金を持っているんですか?」
営業マン「持っておられると思いますよ」
私「使わないで?」
営業マン「はい。万が一のためと」
私「まあ、いざというときはやっぱり現金があると安心感はあるからなあ」
営業マン「せめて現金じゃなく、金融機関に預けてくださると、お金が回り始めるんですけど」
私「現金で手元に、って物騒でしょうに。その心理はなんだろう。銀行に預けると不都合があるんだろうか?」
先日、当ブログで、私があと20年生きたとして自分の趣味・道楽で使ってもせいぜい総額1000万円ぐらいのもの、と書いたところ、知人から「1000万円持ってんの?」と問われ、「まさか。あるわけないじゃないですか。仮に、打ち出の小づちがあったとして、ですよ」と答えました。小心者の私は自分の道楽ですら1億円どころか、5000万、3000万の“夢”すら持っていない、そういうことを夢見ることもなくなったという話です。
そりゃあ、好きな刀の世界で、重要刀剣の最高クラスを2、3振り買えば、2000万円とか3000万円とかいくでしょう。でも、私なんぞが手にする刀ではありません。持つべき人が持ってこその名刀。それは茶道具にしろ、車にしろ、通じるものがあると考えます。
特に、古くから伝わったものは、いまの瞬間だけ自分が預かっているだけであり、次の世代の価値が分かる人、持ってふさわしい人に伝えるべき文化財、国の宝です。例えば、信長が所持した刀が市場に出たとします。お金があるから、といって誰もが買えるでしょうか?
私は自分の「分」を考えたとき、とてもとても名刀とされる刀は持つべきでないし、まず持つこと自体が世間様に対し恥ずかしい。若いころなら、青雲の志で勢い余って、ということもあるでしょう。40になっても随分と迷っていた私ですが、50を超え、天命というより、ようやく己の「分」に気付くことができました。
【追記】=午後8時41分
夕方、ぽつぽつとお客様がご来店くださいました。常連のIさんとHさんがおみえになりましたが、ちょうど遅めの昼食兼休憩時間で私は自宅へと引っ込みました。失礼しました。
静かな夜です。
久しぶりに「お気に入り」に入れているホームページ、ブログをさきほどまであれこれと見ていました。時間を忘れます。あっという間に30分が経過。首、肩が凝ってしまいました。いつの間にか猫背になっています。パソコンは便利ながら、健康には良くないしろものです。
あすは朝に焙煎し、お昼は長い休憩をとって、居合稽古で加治屋町の集成学舎へ行く予定にしています。
きょうの鹿児島市の最高気温は22・7℃(アメダス)、あすの最高気温は23℃の予想。